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【50代の起業準備】不安の壁を乗り越える目標づくりの方法 PARTⅡ

やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。

以前のコラムで、50代からの起業準備、「不安の壁」を超える方法ということで、3つの大切なことを書いてみました。

◆あなたの思い込みをなくす
◆とにかく書き出してみる
◆目標を定めてみる

今日は、その後にくるものということでPARTⅡです。あなたは、自分の価値観を大事に目標が定まりました。それは、「生き方」ということでしたね。これは、働き方の原点、起業の土台となるものです。

では、次に必要な事はなんでしょうね。

それは、「生き方」を目指して”どのように働くか”、ビジネスモデルをつくることですね。今日は、そのために3つのこと考えてみましょう。

自分の価値をカタチに変えて起業するコツ

◆ 可能性を引き出す
前回のコラムを例にとります。あなたの価値観は「自然に囲まれた生活」や「楽しめる場づくり」「食」でした。この3つを掛け合わせると、何が出てくるでしょうか。思いつくまま書き出してみましょう。30個書き出してみて下さい。

(例として)
※田舎暮らしの体験セミナー
※キャンプを楽しむための食事レシピ講座
※食べられる野草ガイドツアー(野草料理体験付き)

10個ぐらいは、自分でも書き出せると思います。ここからは、足踏みしてしまいます。そんなときは、仲間や会社の同僚などに聞いてみて下さい。30個書き出せたら、こんなことを自分に質問してみて下さい。

次は、このように考えてみましょう。

◆ 4象限で考えてみる
働き方とは4つに分類できます。それが以下となります。機会を売るとは”場”を売ることですね。コミュニティと考えればわかりやすいですね。技術を売るとは車のメーカーをイメージしてください。これは技術を売っています。車そのものはディーラーと言うことになります。知識を売るとは先生です。○○講座やセミナーで知識を教えて対価を得ることです。モノを売るとは、読んで字のごとくです。仕入れて売る、作って売るの2つのカタチがあります。

① 機会を売る
② 技術を売る
③ 知識を売る
④ モノを売る

書き出した30個の可能性を4象限に入れてみます。自分判断で結構です。どこの象限に一番多く集まっているかを考えます。その中で特にしっくりくるものを3つ選んでください。次に、選んだ象限以外で特にやってみたい事を2つ選んでください。合計で5つです。

◆お客様を考える
あなたの書き出した可能性に集まってくる人は、どのような人かを書き出してみます。その人達は、どんな思いで来られるのか、と言うことになります。

・どんな悩みを解消したいか?
・どうなりたいのか?

ということです。2つのことを考えることで、お客様がイメージできたと思います。働き方とお客様が5つ選ばれました。それが、あなたの「自分価値」です。起業の軸となるものです。

私自身、思いも寄らぬ出来事に「今のままで良いのだろうか」と「やりがい」を探し続けました。でも、その経験は、「不安な毎日」を「充実した時間」変えてくれました。その経験こそが「不安の壁を超える」起業手順だったんです。在りたい未来を描き、自分の価値を見つけて、ビジネスモデルを創ることでした。

自分の価値が伝われば稼ぐ力は手に入ります。ゼロからでも仕事は創り出せます。50代からの人生後半こそが本番、「あなたが主役の人生」を創り出しましょう。

それでは「楽しむ」を大切に