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起業には「歓喜の種」を見つけることが必要

やりがいスイッチナビゲーターの相曽 尚人です。

片岡鶴太郎さんのインタビュー記事を読んだ。40代・50代、ミドルエイジの起業準備を支援をしている僕にとって、まさに直球を投げ込まれた感があった。そのタイトルは「定年後に遊ぶのでは遅すぎる」というもの。題名とは別に世代を超えて共感するものだと感じた。まさに、起業の在り方、そのものだと感じました。何がそんなに共感したのか?是非、あなたにも知ってもらいたい。

起業に必要なものは、あなたの体験である理由

それは「体験こそが共感を生む」ということです。鶴太郎さんは、インタビューにこんなふうに応えている。毎朝、起きるのが楽しみでしょうがありません。そのときどきの境遇に安住することなく、新しいことにチャレンジしてきた結果、62歳になる今も「毎朝、起きるのが楽しみだ」と断言できる人生を歩むことができているのです。不遇な時代もあったそうです。それでもチャレンジし続けて今があると言っています。

続けて、このように話しています。新しいことにチャレンジすることはエネルギーがいりますし、時には悩んだり苦しんだりすることもあります。でも、その先には大いなるギフト(贈り物)が待っています。その贈り物とは「魂の歓喜」です。この「魂の歓喜」が大事なことです。僕は、自分価値でビジネスモデルを創る起業準備の専門家です。

大切なことは「夢中になれる生き方」を創ること、だと伝えています。起業は手段です。目的は人生を創ることです。「魂の歓喜」を引き起こす「種」こそ、起業の源泉です。そして鶴太郎さんは、このように続けています。

あなたの体験は、可能性と言う宝物

誰もが心の中に、自分の魂を歓喜させるシード(種)を育んでいます。ただその存在に気づいていないだけ、あるいは気づこうとしていないだけです。まさしく、多くの方は、今最善と自分に言い聞かせて過ごして行きます。起業も同じことです。この「魂を歓喜させる種」を見つけることから始まります。

僕は、それを「経験の中にある宝物」だと書いてきました。あなたの「可能性」です。可能性を「自分価値」に変えて起業することで、魂が歓喜します。夢中になれる生き方です。さらに鶴太郎さんは、こう言っています。

調子がよくてイケイケのときほど、そういうものに目が行かないものです。がむしゃらに働く20代、30代を過ぎて、少し余裕が出てくる頃こそチャンスではないでしょうか。それはある意味、神様からのプレゼントだと思うのです。30代後半ですべてをなくした孤独感、無力感、焦燥感がなければ、気づかなかったでしょう。

僕もがむしゃらに走って事業部長までなった。しかし、降格左遷で山頂から転げ落ちた。他人評価に踊った人生に空しさを感じ、やりがいとは何だと探し続けた。そして、自分で舵取る人生を見つけた。この経験がなければ、今の働き方にたどり着くことはありませんでした。

起業は「生き方」を描き「働き方」をつくること

漠然と起業を考えた時、自分は何が出来るのか? どうすれば良いのか? 資格も才能もないと悩むミドルエイジが多く見られます。自分一人では、可能性(魂を歓喜させる種)に気付くことは中々、出来ません。50代の起業には時間が大切だと言いました。ともすると、気付かないまま過ごしてしまいます。僕は、遠回りすることなく、夢中になれる生き方を創って欲しい、との想いで起業しました。

起業には正しい手順と自分価値を知らずに進むと、あらぬ方向に進んでしまいます。気が付くとまた、悩みを抱えてしまいます。起業するには5つのことが必要です。

◆世の中の現状と向き合う
◆起業手順を知る
◆可能性を自分価値に変える
◆ビジネスモデルを創る
◆在りたい未来へ行動し続ける

片岡鶴太郎さんインタビュー記事を読み、僕の働き方は間違っていないと確信しました。これからも50代・ミドルエイジの起業準備をサポートして行きます。最後に、鶴太郎さんは、こう言っています。

【自分の魂が歓喜するシード(種)は、自分の中に必ずあって、自分にしか気づくことはできません。もしも小さなシードの存在に気づいたら、水をやり、声をかけ、慈しんで育ててください。失敗してもめげず、周りの人が何と言おうと振り回されずに。

最後に私の大好きな言葉を記します。汝の立つところ深く掘れ、そこに必ず泉あり】早速、著書『50代から本気で遊べば人生は愉しくなる』オーダーしました。届くのが楽しみです。

「楽しむ」を大切に