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【自分スタイル起業】“やりたいこと”を見つける思考とは

起業を考え始めた時、「自分にとって、本当にやりたいことって何だろう」と思ったことはありませんか?

何を今さら、そんなこと。やりたいことを実現するのが起業でしょう、なんて思うかもしれませんね。

でも、答えられない人が多いんです。

起業準備を始めると最初にすることが「ご自分の経験を棚卸しすること」です。すると、あれもやりたいこと! ひょっとするとこれではないか? と頭の中がドッ散らかって「やりたいことの方向性」が定まらなくなってしまうことがあります。

方向性をつかむためにはチョットしたコツがあります。人は風呂敷を広げることは得意ですが畳むことが苦手なんですね。と言うことで、「減らす思考」を持つことが大切になります。

今日は、やりたいことを見つけるには「選択肢を減らす」について、お伝えしたいと思います。

【目次】

選択肢を減らす起業準備の思考

起業の第一ステージはコンセプトを固めることです。誰に、どんな価値を、あなたの独自性で、選ばれる理由をつくります。起業の土台を固めていくことになります。経験に学んだことを、一旦、書き出し、拡散します。その後、選び、比較し、言語化して収束させます。この独自性を創っていくことが必要なステップとなります。しかしながら、この収束させることが上手く行きません。

例えば、旅行支度をしている場面を想像して下さい。私は、どちらかと言えば用意周到派ですが、以前、那覇でセミナーを開くために支度をしていました。下着、靴下、シャツは大目に入れて、雨に降られた時の変えズボン、カメラに三脚、PCに資料、電源2つと、えーっと、それからハンカチ、胃腸薬。はたまた、飛行機の中では退屈だなと3冊くらい本でも持っていこう。なんて具合です。

あれも、これも、ひょっとしたら必要かもと考えて、気が付いたら週末青空市場の露店状態。ドッ散らかりですね。うーん、アカン。これじゃ、那覇に着く前に疲れる、こんな状態でした。

この「ひょっとしたら必要かも」これがいけません。大阪勤務の会社員時代、毎月半分は出張だったことを思いだしました。ひょっとしたら使うかもしれないは「99%使わない」保険みたいなものです。持っていく理由を考えたら、どんどん減って行きます。

●何のために那覇に行くか?
●であるなら必要なものはなに?
●それはセミナー開催のため!!
●本当に必要な物は、ほんの少し!!

そう考えると持っていくのに不必要なものばかりです。その時、必要だと感じたら現地で買えば良いと思いませんか。その方が身軽でずっと楽しいですよね。

結局のところ「ひょっとしたら」は役に立ちません。そればかりか、荷物の重さが苦痛になります。移動に疲れるだけです。最低限必要なものを残せばイイんです。ずっと道程を楽しめます。

選択肢が多いと不安の連鎖が始まる

起業を考え始めた時、自分に何ができるのかなぁ?何を手始めにやれば良いかなぁ?と思った方もいらっしゃると思います。その気持ちが心のどこかにあると、資格を取ってみようかなと思ったりもします。

会社員で居るうちにこの資格を取っておけば役に立つかもしれない。そして勉強を始め、セミナーや講座に参加したりする。そうすると、あの時講師が言っていた〇〇も気になる、念のために勉強しておこうと思います。インターネットを検索しては、やっぱりこれも必要?と勉強する。

でも、なにかが違う、前に進んでいる実感がない。選択し過ぎてどれも中途半端な気持ちだけが残ってしまいます。

例えば、コンセプトが定まっていないのに商品のつくり方を学んでも意味がありません。あなたのコンセプトが反映されるものが商品だからですね。しかしながら、必要だなんてセミナー通いをしてしまいます。あれも、これも必要と考え始めて、選択肢が増える。不安の連鎖が始まってしまいます。

ご自身のステージをきちんと知り、今必要なものは何か、それを選択して行きましょう。

思い切って捨てる、捨てたら迷わない

起業準備と旅行準備は似ています。不安になると選択肢が増え始めるものです。荷物が増えて、どうしていいかわからない。これではせっかくの「やる気」が残念です。それって、保険の掛け過ぎですね。

一概に保険が悪い訳ではありません。将来が不安だから保険に入るのは当たり前のことです。それがいけないのではなくて、何が不安だからその保険に入るのか?ということを考えることが大切です。選択肢が増えても、中途半端なままで成果が見えないことは辛いだけです。

選択肢が増え過ぎた時には「本当にやりたいことはなんだろうか」「どうして、それがやりたいことなのか」と言うことを念頭に置き、不必要なものは思い切って捨ててしまいましょう。そして決めたら迷わないことです。

大概の場合、ほとんどの方の選択肢は1つか2つくらいしか残らないと思います。それが「本当にやりたいこと」につながっていくものです。ひょっとすると全て捨てることになるかもしれません。でも、思い切って引き返すことも選択肢ということがわかります。最後に、こうではなかったと思うよりもずっと良いかと思います。

まとめ

起業準備は「必要かもしれない選択肢」は捨てることです。中途半端に必要なものを背負いこむと「気持ちが重く」なります。本当に必要だと決めたら迷わない。そうすると「身体も気持ちも身軽」になります。この選択肢が「やりたいことにつながる」と思えれば俄然気持ちも前に向きます。

不安はあるでしょうが「思い切って捨てる」と言う選択をしてみてください。必要な選択肢を残し、集中して取り組めば、やりたいことは見えてくるものです。

それでは、「楽しむ」を大切に

 

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