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転職?起業? 悩んだ時は「第三の選択肢」を検討してみよう!

今の会社に居ても自分の未来が見えない。「辞めよう」と考えたことはありませんか? 頭の中には「転職」や「起業」の文字が浮かんでくるものですね。

「変わりたい」とは言え、なかなか判断できません。気が付けば、”もう半年過ぎてしまった”、なんてことは良くある話ではないでしょうか。

自分はどっちに向いているのだろう? こんな疑問や迷いが出てくるかと思います。

今日は、転職なのか、起業なのか、悩んだ時の選択肢を決める基準についてお話ししたいと思います。

【目次】

「辞めたい理由」が働き方の進路を決める

起業? 転職? と迷っている時は「辞めたい理由」を書き出すことが有効です。自分が「どっちに向いているのか」、進む方向性が見えてきます。

例えば、次のような理由があれば、

・今の仕事にやりがいを感じない
・降格人事に納得がいかない
・他にやりたいと思うことがある
・人間関係が上手くいかない
・給料が少なく収入に不満
・家族や自分の時間が持てない

「今の仕事にやりがいを感じない」は、業種・業態を変えて転職することで解決する可能性があります。でも、「降格人事に納得がいかない」場合は転職しても降格はあり得ます。転職では要望は満たせません。

「他にやりたいと思うことがある」これは、転職すれば満足できるかと言えば、そうはなりません。「やりたいこと=転職後の働き方」にはならない場合が少なくありません。「やりたいこと」を仕事にするには、起業の方が気持ちは満たされます。

「人間関係が上手く行かない」は転職しても組織で働く以上、人間関係はついて回りますね。転職したから改善されるとは限りません。そもそも、組織の枠が自分には合わないと感じるのであれば、起業が選択肢として有効になります。

「給料が少なく収入に不満」は、転職すれば収入が増えるかと言えば、ほぼありません。むしろ下がることが多いものです。

「家族や自分の時間が持てない」から転職しても定時で帰ることができる、転職前よりも残業が減る、という保証はありません。

これらは、雇われている以上、仕方のないことです。会社員が抱える普遍的な悩みとなります。経済的にも、時間的にも満たされたいのであれば、多少のリスクがあっても起業を志すという選択肢が大きくなります。

起業・転職に迷った時は「辞めたい理由」を考えてみましょう。その理由を客観的に見ることで「自分はどっちに向いているのだろう?」が見えてくるものです。

転職と起業のメリット・デメリットを考える

起業は収入が確保できる保証はありません。反対に転職は安定収入が得られます。ただ、これだけでは一方的な見方となってしまいます。双方のメリットとデメリットを知ることが進路を決めるうえで大切です。

【起業・転職のメリットとデメリットの比較】

【起業】

メリット
 ☑ やりたいことを仕事にできる
 ☑ 時間と場所に縛られない(自分評価で決める)
 ☑ 高収入を得られる可能性がある

デメリット
 ☑ 収入は保証されない
 ☑ 社会的な信用が得にくい
 ☑ 社会保険費用は全額自己負担

【転職】

メリット
 ☑ 安定した収入が得られる
 ☑ 社会的信用が得られる
 ☑ 社会保険費用は半額会社負担

デメリット
 ☑ 大きな収入増は見込めない
 ☑ 組織に縛られる働き方(他人評価で決まる)
 ☑ 人間関係のストレスは変わらない

それぞれ3つの項目の中で「強く魅かれる項目はどれ?」、「これだけは避けたいと思う項目どれ?」で、ある程度の方向性を知ることができます。起業に向いているのか、転職に向いているのか、がイメージできます。

例えば、役職もあり、収入にも不満はない。でも、どうしても「やりたいこと」が他にある、そのような想いであれば起業が向いています。働き方に「やりがい」が生まれてきます。

上司の評価に納得できない。周りとの人間関係も上手く行かない。これが辞めたい理由であれば、転職を検討してみましょう。そこで働く限り、四六時中気持ちが休まることはありません。「今の環境を変える」という意味では大切な選択肢です。

組織で働く以上、同じことが起きるという可能性もありますが、自分を変えていく機会になるのも事実です。

前述した「辞める理由」と「メリット・デメリット」を組み合わせれば、さらに「自分はどちらに向いているのか」を絞り込むことができます。

第三の選択肢を検討する

会社を辞める気持ちは固めても、実際のところ、起業か? 転職か? なかなか結論はだせないものですね。起業したい想いはあれども「人に自慢できるような強みもない」「自分に何ができるのか」と考え始める、とネガティブな気持ちになってきます。やっぱり転職かな? とも思ってしまいます。

行動できないまま時間だけが過ぎていきます。自分の向き不向きは、ハッキリ言い切れません。

3つのステップで働き方を考える

そこで転職や起業を選択肢として考えず、「やりたいこと」を働き方としてゴールするまでの過程として捉える選択となります。

▼ 自分が目指す働き方の方向性を定める
▼ 実現に向けて役立つ働き方で“転職”する
▼ 安定収入を確保し“副業”しながら「起業」する

「3ステップ起業」となります。例えば、「好きなDIYを働き方の軸にしたい」のであれば、ホームセンターへ転職する。そして副業しながら起業する、という具合です。

3ステップ起業で得られること

一番のメリットは、ご自身の夢をあきらめないで居られることです。合わせて安定収入が得られます。さらに、本業で知識や知見を深めながら副業できることです。加えて起業後につながる人脈が得られます。

自分のペースでゴールを目指して進むことが可能となります。

3ステップ起業の注意点

最近、副業解禁とは言うものの、社外で働くことに規定を設けている会社は少なくありません。それによって不利益を被る場合も出てきます。

例えば、副業ではビジネスネームを使う。上司はもちろんのこと、同僚に何でもかんでも話して良いというものではありません。注意が必要です。

ゴールに向けて副業に力を入れることは大切です。夢をつなげるためとなります。とは言え、Wワークになることは事実です。一生懸命に取り組むあまり、体調を崩しては元も子もありません。何をするにしても身体が資本です。

もう一つ言うと、本業が疎かになってはいけません。評価に影響が出ないよう気をつかってください。本業ありきですからね。

正社員でなくても良い

転職と言うと、どうしても正社員と考えてしまうものです。この3ステップ起業には、そこは関係ありません。正社員でなくても、契約社員として働くことも選択肢です。

正社員ばかりを考えていると間口が狭まってしまいます。この会社に!! と考えても正社員募集がない場合も出てきます。

さらには、副業するわけですから、正社員のような社内規定に縛られないことは有利となるものです。注意して欲しいことは、社会保険制度が適用されるか否かということになります。最近では、正社員と変わらない待遇である場合が多いものです。とは言え、健康保険、厚生年金は働く限りは重要です。

時間軸を決める

3ステップ起業は、時間軸を決めておくことは欠かせません。転職して正社員になることがゴールではありません。自分スタイルの働き方を創ること、起業することがゴールです。

期限があると逆算思考で「いつまでに、なにをする」と行動が明確になってきます。逆に期限がないと曖昧となります。子供の頃の夏休みを思い出してみてください。最初は友達と遊ぶことに夢中。でも、期限があるから必死に宿題をやったかと思います。

副業中は、上手く行くこともあれば、そうでないことも出てきます。モチベーションを維持することは重要です。時間軸があれば進んでいる実感を持つことができます。チェックすることで気持ちが前を向きます。モチベーションを維持するためにも時間軸を決めましょう。

小さくコツコツ成果を出す

最初から大きな成果を上げようと考えないことが大切です。早くゴールしたいと気持ちが先走ると方法論ばかりに目が向いてしまいます。ネットによくある「あなたも、たった3ケ月で50万稼ぐ○○な方法」みたいなヤツです。

最初にやることは、「あなたのやりたい」を具体化することです。誰に伝えたいのか、なにを提供してあげられるのか、それを見えるようにカタチにしていくことです。そして、それを知ってもらうことが先です。

最初は、1000円でも、3000円でも、あなたの価値を感じてもらいましょう。一人、二人とお客様が増えるに従い、質も上がっていきます。商品サービスはカタチを変えながら、成果も大きくなるものです。

まとめ

今の会社にはいたくない。でも、転職なのか? 起業なのか? と悩んでいるなら、3ステップ起業を選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。やってみたいと思うことを定め「転職」し「副業」しながら「起業」を目指すという考え方です。

収入がゼロになる心配はありません。そして、過度な投資をすることなく、地道にコツコツ努力するということになります。

「小さく初めて、大きく育てる」、この考え方が大切です。

ご自分のペースで、自分の価値観に沿った働き方を創っていくことができます。その先にあるのは、「自分スタイルの幸せ」ではないでしょうか。

それでは、「楽しむ」を大切に

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私が、あなたに何かお伝えできるとすれば、それは「自分スタイルの幸せを手に入れる」起業の考え方・方法だと思います。

自分スタイルの働き方が実現できれば、自分で時間をコントロールし、働き方を楽しみながら人生は豊かになっていくものです。私自身、好きな沖縄に、好きな時に行けますし、好きな人達に囲まれて、毎日が比較的ストレスフリーで幸せです。

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独立起業を考え始めたあなたにとって、どんな情報が必要でしょうか?ここをキチント知らないままで踏み出すとモヤモヤの堂々めぐりになるように思います。

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大事なことは「正しい手順」を知り、行動を起こせば成果は出るということです。稼ぐ力」は手に入ります。

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