サイト名

起業を軌道に乗せるには言葉の力を磨くことから始まる訳

街を歩けば、たくさんの広告が目に付きますよね。毎日の通勤電車やバスの中、いたるところにあります。実は、その広告を意識して見ることが起業準備には、とても役に立つのです。

理由は書いてあるキャッチコピーを意識すると、伝える力が自然と身に付くからです。

起業してビジネスを始めれば、「私は何者?」と魅力を言葉にして伝えなくてはなりません。広告のキャッチコピーから、その型を学べるということです。

今日は、起業を軌道に乗せるために必要な「伝える力」を磨く思考法というお話です。

起業を軌道に乗せるものは言葉の力

起業すると重要なことは、自分のことを、自分の商品サービスを知ってもらうことが重要です。そのためは「私は、誰の、何に、役立つ専門家」を言葉に変えて伝えることが大切です。

きっと、あなたも「頭の片隅にでも残っているフレーズ」「ふと頭に浮かぶような言葉」があるのではないでしょうか?

起業を軌道に乗せるには「頭に残る」「興味関心をそそる」「自分に刺さる」と言った、あなたのお仕事や商品サービスを印象づけることがスタートです。それがキャッチコピー「言葉の力」です。

例えば、「そうだ、京都に行こう」、このJRのキャッチコピーを知らない人はいないかと思います。たった10文字でどれだけの人が京都を訪れたでしょうか。この言葉がスゴイところは、潜在意識に働きかけて「想像させる力」「行動させる力」があるからです。

どこか旅行したいな、でも、これから旅行先を探そうと考えている方に京都と言う場所を強く印象付けます。歴史、文化、食と言った想像をかき立ててくれます。そうだ!京都があるじゃないかと肯定し、行こう!と背中を押します。楽しみを想像させ、行動させてくれます。それを同時に表現している秀逸な言葉だと言えます。

「自分にとって、どんな良いことがあるのか」を想像させることで、行動を促すことが起業には大切です。ビジネスをする上での初歩となります。

言葉の力を磨く「毎日たった5分」で出来る方法

起業準備中に、誰でも、簡単にできることは、キャッチコピーをスマホで写真にとることです。そして自宅に帰ったら「どうして、そのキャッチコピーが自分に響いたのか」を書き出してみて下さい。たくさん溜まってくると共通点が見つかるものです。

並べてみると「自分の価値観」に基づいていることに気付きます。あなたの「興味関心」「好き」という感情が言葉に反応しているのですね。そして、それは、あなたの解決したい「欲求」かもしれません。裏返せば「困りごと」となります。

ビジネスとは「誰か」の「困りごと」を「解決」し対価を得ます。つまり、ビジネスに必要な「強み」に気付くヒントになるということです。さらに、知らず知らずに「困りごとを解消する言葉の型」も頭に入ります。一石二鳥です。

起業準備を始めれば「あなたの強み」を言葉にしなくてはなりません。そんな時、書き留めたキャッチコピーが役に立つのです。視点が広がり、あなたの強みを表現するヒントになるはずです。

自分ならこんな言葉を選ぶなぁ、こんなふうに伝えたいなとか、自然と言葉が浮かびます。伝える力が身に付いているものです。

起業準備とは、「強み」を言葉に換えて「コンセプト」を固め、「商品サービス」を組み立て、それを伝えることで「集客」し、「セールス」することで成約となります。

起業準備のスタートである「あなたの強み」を表現するヒントをくれるものがポスター、看板です。キャッチコピーを目にしない1日なんてありません。自宅でTVを見ながらでも、街を歩けば至るところで目にします。

少し視点を変えれば、誰でも、どこでも、時間を掛けずに、強みを言葉できます。伝える力を身に着けて行けるものです。

それでは、「楽しむ」を大切に


 

自分ビジネスの作り方|メールマガジン