あなたは起業プロフィールを軽く考えていませんか?
起業に大事なものは何ですか?と聞かれれば、商品づくり・集客・セールスなど、ノウハウと答える個人事業主は多いものです。そんな中にあって、あまり気に掛けないのがプロフィールとなります。
ところが、プロフィールは重要な役割をもっているんです。起業後に、「あなたが選ばれるための大切なツール」の一つとなります。
ひょっとして、あまり、意識していなかったのではありませんか?
ビジネスをする上で、とっても大切になるものなんです。
今日は「起業プロフィールを軽く考えていませんか?」というお話です。プロフィールの重要性について知っておいて欲しいと思います。
目次
プロフィールづくりに大切な要素
一般的にプロフィールは「資格・実績」など、まず、それが強みであることを知ってもらいたい。プラスの材料を書くことで「自分はどのような仕事をする人」だと伝えることだと思っている人が多いかと思います。
「もし、何か困りごとを抱えていて、解決につながればとインターネットを検索。いくつか気になるサイトを見つけた。記事を読んでは頷くことしきり。興味関心が湧いてきた。」のであれば、
次は、何を見ようとしますか?
たぶん、プロフィールではないでしょうか。記事を書いている人は「どんな人だろうか」と気になるものです。
でも、そこに「私はこんなことが出来ます」と、ダラダラ書いてある。読み手のあなたにとって、なんとなく自慢ばかりのように思えるとしたら、そのあとが続きませんね。
良く言う3秒ルールで、そこから離脱となります。そうならないためには、あなた自身に関心を持っていただくことが必要です。
資格や実績ばかりでは、まるで、無機質な履歴書みたいに感じてしまいます。就活では良いかもしれませんが、起業となるといけません。
起業プロフィールはプラス要素だけでは片手落ちです。マイナス要素を加えて「どうして起業に至ったのか」「なぜ、その仕事をしているのか」、その理由を書いていくことが大切になります。
プロフィールはあなたの起業物語
起業プロフィールには、マイナス経験の自己開示が大切です。「どうして?」とお思いかもしれませんね。
そのわけは「共感」が生まれるからです。プラスの出来事、マイナスの出来事が、その人の「物語」を創り出すからです。
この物語がプロフィールには大切になります。
例えば、あなたが映画を見ている場面を想像してください。少し前なら”ボヘミンラプソディー”あたり。そこには主人公フレディの人生の山と谷が映し出されています。余談ですが、私は2回も見ちゃいました^^
失敗と成功です。この失敗があるから成功が引き立ちます。絶頂から真っ逆さまに落ちて、また這い上がっていく。そこに共感が生まれ、感動します。
起業に必要なプロフィールも同じです。
ご自分が、こんなマイナス状態から、このようになることが出来た。だから、この仕事をしているとお伝えすることで「アッ、私のこと」、でも「乗り越えてきたんだ」と共感してもらえるのです。
きっと、そこには、あなた自身の想いが重なっています。
実際のところ、こんなことが起きました。講座も終盤に入り受講生がトライアルイベントをインターネットで募集。その後、プロフィール作成の型をセッションでお伝えしました。
「その通りに作成し、プロフィールを置き換えたら1時間後に申し込みが入った」と連絡を頂きました。あまりの早い効果にビックリしましたが、これがプロフィールの力です。
起業プロフィールを書くコツは「今の仕事をするに至ったターニングポイント」の表現です。そして、あなたが思う「倍の力を集中」させて書くことが大切になります。
起業プロフィールは○○と紐づいている
起業プロフィールはコンセプトと紐づいているものです。「あなたの提供する価値は何ですか?」「誰のお役に立てるのですか?」を言葉にすることになります。
それは、「どうして、その仕事をしているのか」の答えでもあります。つまり、コンセプトとプロフィールは一体になっていると言うことですね。
働き方のブレない軸となるコンセプトが固まれば、プロフィールもできようになります。
今すぐ、プロフィールを見直そう
起業すれば、ビジネス交流会などの集まりに出向くことがあるものです。当然ながら、初めてお会いする人にはご挨拶をしますし、名刺交換をしますね。
ところが、プロフィールをしっかり整備している人は少ないものです。
・○○の資格があります
そんな口調の人が多く見受けられます。
すると、同じようなコーチ、コンサルタント、セラピストに見えてくるものです。後日になって、「あれ、どんな人だったのかなぁ」と特徴や顔が思い出せません。
例えば、自己紹介で「私は、静岡で起業コンサルタントをやっています」と話す場合と、「私は、自分を売り出す言葉の力で、集客を安定させたい個人起業家のためのコンセプトプロデューサーです」と話す場合では、
どちらが相手の印象が頭に残るでしょうか?
きっと、後者です。あなたは何者なのか、を思い出してもらえるかと思います。プロフィールを整えておくことで、自己紹介も変わって来るものです。何より、興味関心が持たれるようになります。
起業プロフィールとは「相手と価値観のキャッチボールをすること」なんです。
まとめ
起業には、プロフィールは大切なツールとなります。大切なことは「物語」を創り出すことです。あなたの「人となり」を伝えることになります。
「なぜ、その仕事がしたいのですか?」「あなたの提供する価値は何ですか?」、そこに至った強い想いを書いていくことが必要です。
起業すれば、少しずつ実績も積み重なってきます。そして、プロフィールは厚みを増していきます。「共感」が「安心」へ、そして「信頼」へと変化していきます。
プロフィールは軽く考えない。あなたのエネルギーをプロフィールに詰め込むくらいの気持ちを大切にしていきましょうね。
それでは、「楽しむ」を大切に
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