起業初心者だからこそ間違ってはいけない差別化のポイント

起業でも、副業でも、個人でビジネスを始める上で大事なことは何だと思いますか?
それは「選ばれること」です。中でも、コーチやカウンセラー、コンサルタントやセラピストなど、見えない商品サービスでサポートをするお仕事であれば、尚更のこととなります。
売れて行くためには、「あなたから買いたい」と思われるような特徴やメリットが伝えられなくてはいけません。
すると、なぜか、起業初心者の方は(準備中の人も)、あれこれと新しいスキルを身に付けようとします。そうすることで、他との違いを生み出そうとする人は多いものです。
でもね、実は、そこが問題なんです。
今日は、「起業初心者だからこそ間違ってはいけない差別化のポイント」について、お伝えしたいと思います。
目次
起業副業に必要な差別化のポイント

一人ビジネスで商品サービスや集客の仕組みをつくる場合、すでに持っている経験やスキルを軸にしてコンセプトを考えていきます。
ところが、軸になっているスキル以外のスキルも「ごちゃまぜ」にして、コンセプトを作ってしまう人が多いものです。
問題は、軸になっているスキル以外で差別化を図ろうとすることです。
起業に重要な差別化って何だと思いますか?
同業と違うやり方をする。新しいスキルをつけて違いを見せる。では、ありません。もっと、シンプルなことです。差別化ってね、「やらないことを決めること」なんです。是非、覚えておいてくださいね^^
例えば、コーチングスキルを持っている人が、ウェブデザインを教えるようなコンセプトを作ったりします。
きっとね、本人からすればコーチングを広めるにはウェブの利用は欠かせない。見込み客も必要になるはず。他のコーチングを教える人とは一味違ったもの。差別化につながる。
筋の通っているコンセプトだと思ってしまうのですが、私には、なにか、釈然としない、他の人も言っているようなフレーズのように感じてしまいます。
「やらないこと」を決めれば差別化になる訳

自分決めた働き方の軸になっているスキルに、余計なスキルが入ったコンセプトは、見込み客は欲しがらないものです。これが、差別化に重要なポイントになります。
例えば、自動販売機を前にして、今、ビールを飲みたい人が日本酒は買いませんよね。お仕事も同じことです。まぁ、中には、両方って人もいるでしょうが、そのような人は「あなたが本当にサポートしたいお客様ではない」ということです。
それに、やっていて楽しいでしょうか?
詰まるところ、差別化できずに、レッドオーシャンの海で溺れてしまう。具体的に言うと、価格で選ばれる状態になってしまいます。
そんな状態にならないためにやることは、やっぱり「やらないことを決めておく」です。
私自身、起業当初は、アレもコレとやってはみたものの、まったく売れずに閉店寸前でした。業績が一転したのは「言葉の力にフォーカスしたこと」なんですね。「選ばれるためのコンセプトづくりを軸」と定めたことが転機となりました。
今では、自分を売り出す言葉の力で、売上を安定させたい一人起業家ためのコンセプトマーケティング講座をやっています。自分価値が伝われば、ゼロからだって仕事は創り出せますし、稼ぐ力は手に入るものです。
差別化とは「〇〇の専門家」になること

一人起業は、「なぜ、やらないことを決めておくことが大事になるのか?」というと、それは、「あなたは何の専門家なのか明確になる」からです。
これに尽きるのではないでしょうか!
もし、あなたが焼肉を食べに行って、魚が泳ぐ大きな水槽があったら、えっ、と思いますよね。「ここは何屋さんなの?」って、考えてしまいます。
あなたの軸となるスキル以外のスキルを詰め込むほどに、「あなたの軸となるスキルは伝わりづらくなる」ものです。
軸となるスキルはブレない働き方の原点。あなたが持っている最高のスキルです。それ以外は、軸となるスキルほど、好きや得意ではありませんよね。
その道の専門家に比べれば、弱かったりすることが多いはずです。さらに余分なところに、時間と労力をとられてしまいます。
もし、どうしても加えたいのであれば、そこは、アウトソースしたりして、軸となるスキルに集中して、「お客様に手厚いサポートをするべき」と私は思います。
満足度も上がるでしょうし、あなた自身のブランド化にもつながります。
起業初心者がやってしまうもう一つの勘違い
あれこれと新たな商品サービスを追加すれば、他者との違いが明確なっていくと思っている人も少なくありません。が、しかし、やっぱり差別化にはなりません。
と言うのは、差別化って、「お客さんに自分ためのサービス」思ってもらうことだからです。サービスを追加すればするほど、他との違いが判らなくなるわけです。
まとめ
起業する上で大切な差別化とは「やらないことを決めること」です。ついつい、「何か新しいスキルを身に付けて・・・」と考えがちですが、そうではありません。
しっかりと軸となるスキルを中心におくことです。そうすることで、「あなたは何の専門家なのか?」明確になります。「アッ、私のこと」と伝わりやすくなっていくものです。
最後に、もう一つ大切なことをお伝えしますね。それは「あなたの強い想い」です^^
・なぜ、あなたがその商品サービスを提供するのか?
・なぜ、そのお客様の悩みを解決したいのか?
この2つ質問の答えを言葉にして、しっかり伝えることができれば、他社ではなく、あなたにお願いしたくなります。それが、働き方のブレない軸であり、あなたの売れるコンセプトになるからです。
それでは「楽しむ」を大切に
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