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ひとり起業して上手く行かない時ほど選択してしまうNGな行動

世の中は在宅ワークも定着し、ひとり起業する人が増えてきていますね。きっと、その傾向は、2023年も変わらないように思います。

とは言え、ひとりでビジネスを始めれば上手く行くことばかりではありません。むしろ、そうでないことの方が多いものです。

「平常心を、どう保つのか?」、自分のペースって、つかみづらいように思います。

例えば、勉強会やセミナーを企画しても、人が集まる時もあれば、そうでない時もあります。時間をかけてシナリオを作りこんでも、その通りに話せない時だってあります。

すると、「自分が決めたビジネスを疑う」という行動をしてしまう人は少なくありません。

今日は、そうならないために知っておいて欲しい、「ひとり起業して上手く行かない時ほど選択してしまうNGな行動 」についてお伝えしたいと思います。

ひとりビジネスが停滞してしまう大きな要因

特に気を付けて欲しいのは、ひとりビジネスを始めた起業初年度です。ビジネスの免疫みたいなものがありません。失敗が続くと、さらに悪くなる選択をしてしまう傾向があるということです。

「あれがダメだったのかなぁ」=>「やっぱり、これかもしれない」=>「何を、どうすれば良いの」=>結果、「この仕事で良かったのかなぁ」、なんて具合です。

次第にモチベーションは下がり、「ビジネスの方向性を間違えた?」という答えを出して、ひとり起業の手が止まってしまいます。

こうなってしまう要因は何だと思いますか?

スキルが足りない?とか、知識不足?とか、ではありませんよ。それは、「自分が決めたコンセプトがダメなんじゃないか?」という「勝手な思い込み」です。

こうなってしまうと大変で、ブログやSNSにしても、セミナー・お茶会なども、まとまりがつかずに、ひとり起業は停滞の一途をたどってしまいます。

コンセプトとは
「あなたの提供する価値は何か?」「それは、誰の役に立つのか?」「なぜ、その仕事がしたいのか?」、3つの質問に対する答えを、わかりやすく言葉にしたものとなります。働き方のブレない軸となるものです。

自分のビジネスを疑う前に考えて欲しいこと

自由を求めて、ひとり起業しても良いことばかりではありません。上手く行かないことは、多々出てきます。「コンセプトがダメなんじゃないか?」という思い込みは「負の連鎖」につながるだけです。

頭の中はトッ散らかったまま、何をやっても「なんでこうなるの?」みたいに思えてきて、疑心暗鬼になってしまいます。

私自身、50代半ばで、ひとり起業して成功もあれば失敗もあります。なので言えることは、自分が決めたビジネスの方向性を疑う前に、あなたの伝えたいことが「ちゃんと相手に届いているのか?」「表現できているのか?」ということです。

まずは、そこを疑ってみましょうね。

ひとり起業してビジネスに迷いが出る瞬間

ひとり起業すれば、特に1年目、2年目はビジネスに迷いが出やすい時です。上手く行かないことが続くと成果を上げていく人を横目で見ながら、「本当にこれで良いのかなぁ?」という気持ちになってしまいます。

でもね、知っておいて欲しいことは、「売れて行く人は、あなたより多くの失敗を経験している人」だということです。

なぜ、失敗してもモチベーション保ちながら前に進んで行けるのか?

「売れて行く人」と「そうでない人」の違いを紐解きながらお話しをしたいと思います。

迷いが出る瞬間(1)

迷いが出る瞬間は、商品サービスをリリースしようと考えた時に顔を出す場合が多いものです。

例えば、売れない人は、時間をかけてセミナー、お茶会、勉強会などの商品をつくっても、

この中身で喜んでもらえるだろうか?
中身の濃いものにしなくてはいけない!

「質」を上げるために、「このままじゃ、イマイチだなぁ」と考えてしまう傾向があります。もう少し、もう少しと勉強を続け、なかなかリリースしないものです。

しかしながら、売れて行く人は、中身の評価はお客様が決めるものと考えているものです。だから、早く評価を得るために早くリリースすることに集中しています。

評価が良ければ、さらに伸ばす    
評価が悪ければ、改善する

判断できるから前に進んで行ける。だから、質も上がる、という考え方です。何もやっていないのに、評価を気にしていても始まりませんよね。

ひとりで起業するって、試して、改善の繰り返しなんです。まずは、「やってみる」というマインドを大切にしましょう。

迷いが出る瞬間(2)

もう一つの迷いが出る瞬間は、先ほどの逆となります。商品サービスをリリースしたけども「お客様の反応がゼロ」が続いた時です。

例えば、売れない人は、セミナー、お茶会、勉強会などに人が集まらないと、「才能ないのかなぁ」「向いてないのかなぁ」と自信を無くして、閉じこもりがちです。

でもね、「お客様にも購入のタイミング」があります。「商品タイトルが興味関心を引かない」ものになっているかもしれません。告知の露出が少ない場合だってあります。

なのに、都合のイイ理由をつけて「コレじゃない」と逃げてしまうのですね。不安な気持ちを正当化するような理屈をつけるから、どんどんややこしくなって、頭の中はこんがらがってしまいます。

考え抜いて定めたコンセプト(自分軸)が大きく揺らぐことは、そうそうありません。迷いが生まれる原因ってね、「不安」になっているだけです。

「成功も失敗も、どちらも立派な成果」と考えて進んで行きましょう。

ひとり起業してビジネスに迷った時は原点回帰

ひとり起業して、自分のビジネスに迷いが出た時は原点回帰、コンセプトに立ち戻ることが大切です。

・自分と真剣に向き合い経験を掘りおこして、誰の役に立てるのだろう?  

・その人をサポートするには、自分のリソースで何が役に立つのだろう?

「だれが、どうなる、何の専門家なのか?」、それを考え抜いて言葉にしたものがコンセプトです。

もし、「これじゃ、上手くいかないよなぁ」と手が止まっても、「商品を売る前から方向性を変えてみよう」なんて思わないことです。そこから生まれた商品であれば、そうそうブレることはありません。

売れて行く人って、自分のペースを変えません。着々と進めて行きます。それを支えているものが、働き方の軸となるコンセプトです。

ひとり起業の迷いの壁を乗り越える方法

ひとりで起業すれば、何をするでも新しいこと連続です。自分のペースがつかめずに右往左往することは、必ず出てきます。そんな時に有効な方法は、たった一つしかないと、私は思っています。

それは「場数」を踏むことです。

怖いと思って、避けていれば「安心」は得られます。でも、それは同時に、「何も変化のない自分」になることです。

ありたい未来に向かって起業したのに「変化のないまま自分」で、良いのでしょうか?

場数を踏むことで自分のペースがわかってきます。ひとり起業には、そんな心の持ち様こそ、一番大事なことなんです。

私自身、ビジネスが安定するのに2年かかりました。まっ、のろまな亀ですからね。良く言えば、地味コツな性格です(笑)

まとめ

ひとり起業に大事なことは「気持ちの迷いで決めつけない」ことです。時間をかけて「誰のための、何をサポートするビジネス」と考え抜いたコンセプトです。

迷いが出たら原点回帰してみましょう。コンセプトとは拠り所になるものです。なので、「ノウハウに走る」「方向性を変える」「商品を変える」とかの前に、あなたが発信するメッセージの「伝え方」を見直していきましょう。

言葉に変化が起きると、結果は変わって来るものです。

それでは「楽しむ」を大切に

    

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