「スゴい人」にならなくたって起業は上手く行く!
起業すれば、誰しも成果を上げたい。あの人のように売れるようになりたい、と思いますよね。特に起業初年度ともなれば、とにかく頑張るものです。
でもね、着飾った姿を見せなくたって、スゴイ人にならなくたって、自分が思っている小さな成功を積み重ねていくことで稼ぐ力は手に入ります。
起業して自分のお仕事を創るって、”資格をとらなきゃ”とか、”スキルに固執する”とか、あまり関係ないんです。
それは、誰でも経験の中に強みを持っているからです。それを見つけて伝えることができれば、ゼロからでも仕事は創り出せます。
大事なものは「自分の強みを伝える力」です。
今日は、「スゴい人にならなくたって起業は上手く行く」ということをお伝えしたいと思います。
目次
起業に特別なスキルは必要ない訳
起業すれば、自分で判断し行動しなくてはなりませんね。ところが、いざとなると、「これで売れるだろうか?」「お客様は満足してくれるだろうか?」「他の人はどう思うのかな?」と、不安なままに手が止まってしまう人は少なくありません。
だからといって、売れるノウハウばかりを追っかけて、無理やり自分をはめ込まなくたってイイんです。と言うのも、人それぞれ経験したことは違います。10人いれば、10通り、あなたと他の人の経験には必ず違いがあるものです。
「こんな当り前のことじゃダメ」だと思っていても、それを知りたいという人は、必ずいます。つまり、その経験の差分こそが価値になるわけです。
ビジネスって、「自分がどう思うか」ではありません。「相手がどう思うか」です。ここを勘違いしないようにしましょうね。
もう一つ言うと、あなたが「毎月30人集客できる起業ノウハウ」を学んだとしても、相手に伝わらなくては興味関心は持たれませんよね。
大事なことは、「あなたの価値を伝える言葉の力」ということです。
起業を軌道に乗せる重要な3つのこと
どんなお仕事でをするにしても、起業はピーター・ドラッカーの言葉にもあるように「何事も強みの上に築け」です。そこが、お仕事を創るためのスタートとなります。
● それを、どのようにカタチにするか
● それを、どのように伝えるのか
ということが大切になります。
スキル・ノウハウを追っかけて、誰かが決めた「成功ルール」みたいなものに当てはめる起業も、自分の価値観に沿った働き方を伝える起業も、それはそれでいいのかもしれません。
数字に追われながらも派手に生きて行く。時間を大切にしながら地味に生きて行く。どちらも、「自分らしさ」の表れです。
しかし、どちらの場合も「伝えること」が出来なくては、お仕事は始まりませんし、軌道に乗せることもできません。
“自分らしさ”が言葉に出来たとき強みは価値となります。それが起業を軌道に乗せる土台となるものです。
起業に「誰もがコレって言う成功」なんてない
会社員時代の私はというと、出世レースに参戦し、昇進することがサラリーマンのあり方と思っていたものです。でもね、30年かけてハシゴを登ってみれば、それは大きな勘違いだったとわかりました。
そこにあったのは、他人評価に踊った人生です(苦笑)
人生の四分の一は働いている時間ですね。遅まきながら、家族や仲間、自分のための時間の方が大事であることを痛感。ちょっと、気付くのが遅かったのですが「働き方が生き方につながることが大切」と気付いたわけです(汗)
そして、自分で舵とる人生に換えたいと起業を志したのですが、スマホで検索すれば「こんな姿が幸せ」「こんな生活ができますよ」みたいなことが溢れていたものです。
その時は、自分だって頑張れば、
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・仕事や人間関係が両立してそうな人
・幸せな生活しているように見える人
・大人気で多くの人が集まってくる人
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に、なれるかもしれない。
なんだか「スゴそうな人になれる」と、気持ちが動いていました。今思えば、起業初年度って、会社員時代の自分と何も変わっていなかったわけです。
結果はと言うと、売れるノウハウみたいなものに固執して撃沈しました(苦笑)
上手く行かなくて気付いたことは、人それぞれ価値観が違う、誰もが言う成功なんてない。自分サイズの幸せをつかむことが成功だということでした。
自分の価値が伝われば稼ぐ力は手に入る
起業は、他の人達がどう思おうが、同じような価値観を持った人が集まれば回り始めるものです。それは、仕事の大小ではありません。小さくたって十分なビジネスになるものです。
私自身、これから個人事業主として活躍したい人たちが集まれる場があったらいいな、とゼロイチ起業サロンを始めました。その人達が自分の価値観を大切に、自分スタイルで起業するための「小さなコミュニティ」です。
今では安定した講座ビジネスにまで成長しました。だからね、「自分を知っておくこと」はとても大事なことだと思っています。
● 何を求めているのか
● 誰の役に立ちたいと思っているのか
● 何に満たされていると楽しいのか
そのために、自分の価値を言葉にして、しっかりと把握しておくことが必要になります。
これが成功ルール!!みたいなものに縛られなくても、自分を大きく見せようとしなくても等身大の自分を見せればイイわけです。
自分の価値が伝われば、ゼロからでも仕事は創り出せます。スゴい人にならなくたって、自分の経験の中に、すでにあるものが強みであり武器になります。だから、稼ぐ力は手に入るんです。
まとめ
起業して自分でビジネスを始めるのであれば「何事も強みの上に築け」です。大切にして欲しいことは3つのことになります。
どんなビジネスでも、「どのように見つけて(強み)」「どのようにカタチにするか(提供する価値)」「どのように伝えるのか(言葉)」ということが、大切になります。
自分らしさが言葉に出来たとき、それは最大の武器になるものです。
それでは「楽しむ」を大切に
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