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【50代からの起業】本当にやりたいことを仕事にする5つのヒント

50代になって仕事を変えてみたいと思ったことがありますか?とお聞きすれば、きっと「一度は考えたことがある」がお答えのように思います。

それでは、「今の仕事は本当にやりたいことですか」とお聞きした場合は、いかがでしょうか?

たぶん、「はい」とはならないのではないでしょうか。

50代に入ると、会社人生の先にあるものが見え始めますね。漠然とした将来の不安が顔を出すものです。

今のまま仕事を続けて良いのかな
仕事一筋できたけど、何も残っていない
ストレスは感じてもやりがいは感じない
自分や家族の健康が心配
生涯現役で働いていたい
こらからは好きや得意なことで仕事をしたい

でも、なかなか最初の一歩が踏み出せない。変わりたいけど、壊したくない。そんな気持ちがブレーキをかけてしまいます。会社では経験豊富なナイスミドルでも、モヤモヤした気持ちの中にいる場合が多いものです。

今日は、好きなこと、やりたいことを仕事にする50代からの起業についてのお話しです。

50代からの起業で大切にして欲しいこと

50代からの起業で、最初に知っておいて欲しいことがあります。それは「自分を変えられるのは自分だけ」というを強い気持ちです。

「エッ、なに、その観念的なもの・・・」って、言われそうですが、このマインドがとても重要となります。

50代ともなれば、仕事でもプライベートでも多くの経験を持っています。それは宝物なのですが、その豊富な経験が思い込みの壁をつくってしまうことにもなります。

「やりもしないで決めつける」、これが豊富な経験の裏返しです。

どんな小さなことでも、やってみないとわかりません

50代になると、頭の中で「これはイイとか」「あれはダメとか」と判断する傾向にあります。でもね、それは想像であって結果ではありません。

50代からの起業に大事なことは「行動する習慣」です。やってみるから良いも悪いも結果がわかる。だから、前に進めるということです。

アッ、・・・と思うことがあれば、注意しましょうね。

自分を変えられるのは自分だけです。想像しても、考えていても、何も変化はありません。そのためには「強い気持ち」で思い込みの壁を乗り越えることが大切になります。

これが50代からの起業はマインドが大切ということです。あなたの豊富な経験を活かすも殺すもあなたの気持ち次第なんです。

50代で起業する特権

50代からの起業だからこそ、「あなたが本当にやりたいことは何か?」、この答えを見つけていきましょう。培ってきた経験こそが50代で起業する特権です。

楽しかったこと、辛かったこと、好きで得意なこと、人とのつながり、たくさんの経験がありますね。その中にある一つひとつが可能性であり、強みであり、やりたいことの素材です。

自分の経験や知識なんて大したことはない。そもそも強みと呼べるものなんてない。と考えてしまう50代は多いのですが、強みって、あなたの当たり前の中にあるんですよ。

そのためには、50代経験を掘り下げていく必要があります。

「今の仕事のどこが好きなのか?」「嫌いなところはどこなのか?」「何が得意で出来るのか?」など、掘り下げていくということです。

好きなこと(情熱)
得意なこと(知識・スキル・資格)     
大事にしていること(価値観)

例えば、”営業が得意”ということではありません。そこを掘り下げるということになります。

・コミュニケーションをとるのが上手い
・プレゼンテーションが得意
・提案書をつくることは苦手
・上司との人間関係が良くない
・新しい企画をつくることが好き
・業績のわりに給与が低い

のように分解していきます。そして、それらを統合していくことで「やりたいことを仕事にするアイデア」が見えてくるものです。

この3つが交わったところに、あなたの「本当にやりたい仕事」があります。「やりたい」は情熱と経験・スキルの交わったところです。価値観を加えることで「本当にやりたい」となります。ここが抜け落ちると、やりたいなことでも、しっくりこない、満たされない気持ちになるものです。起業した後に迷いが出てきます。

何が自分にとって好きなことなのか、何が得意で出来るのか、その起業アイデアはしっくりくるのか、を判断してみましょう。

起業は相手目線で考える

起業は「相手目線」で考えることが大事です。あなたが、どんなにやりたいことでも「相手に感謝される」ことがなければ「単なるお節介」です。つまり、喜んでもらえる人がいなければ「自己満足」となってしまいます。

相手が喜んでくれなければ価値は生まれない
働き方とは誰かに感謝されて対価を得ること

50代で起業して、気持ち豊かに生涯現役で仕事をするには、徹底して2つのことを大切にしていきましょう。

誰のために仕事をしているのですか?

与えられた仕事をやり続けていると、「誰のために」仕事をしているのか?となってくるものですね。

起業相談に来られた50代男性、中堅企業営業管理職の方からこんなお話をいただきました
若い頃は会社から与えられた仕事をやっていてもがむしゃらに出来た。でも、今は充実感も成長感もない。「だれの役に立っているのか?わからなくなった」。自分のやりがいが消えてしまっているように感じる。何も決まっていないのですが大丈夫でしょうか?

会社人生の先にあるものが見えてくると不安になってきます。「このままで良いのかな」って感じですね。

そんな時こそ、今までの経験を振り返り、誰に喜んでもらえたのか、その人はどんな人なのか、この視点で考えてみることが大切になります。

どんな小さなことでもいいんです。「誰のための、どんなこと」を考えると、そこに「達成感」や「充実感」があったことに気が付きます。

それが、50代からの起業の方向性をつくるものです。

50代の経験を活かして「やりたいことのアイデア」が見つかったのであれば、それが「どのような人のお役に立てるのか」、をマッチングさせていきましょう。

会社員でいるうちにトライアル

50代からの起業はリスクを背負う必要はありません。とは言え、踏み出してみないと成果が見えないことも事実です。だからこそ、会社員でいるうちに準備して小さなトライを繰り返す。とっても大事なことです。

例えば、「10年の海外赴任で身に付いたビジネス英語を教えたい」のであれば、勉強会やセミナーを開いてみる。そこにお客様の喜ぶ顔が見えた時、自分に達成感や充実感はあるのか?続けていきたいと思えるのか?を試してみることです。

会社員であれば、稼がなくてはいけないと言うプレッシャーを感じずに済みます。情熱を持ち続けられるかどうかも見極められます。

ところが、いざ、やろうと思っても「私のつたない知識で大丈夫かな?」となってしまう50代は少なくありません。つまり、「もっと学ばなきゃ」となってやらないわけです。

でもね、あなたの50点は、相手の80点かもしれません。やって初めてわかることです。

やらないことで安心感は得られても、決めたゴールまでの距離は縮まりません。「自分を変えられるのは自分だけ」、やってみるマインドが重要になって来るわけです。

好きでやりたいことであれば背中を押してくれます。行動に移すことも自然とできるようになるものです。自分のペースでトライアルに望めます。なので、臆することなく、やってみましょうね。

必要になるお金を意識しておこう

50代からの起業は「好き×得意」で、やりたいこと仕事にする。大切なことは、経験を活かし生涯現役でいられる働き方をつくることです。

しかし、意外にも抜け落ちてしまいがちなことがあります。それは「どんなところにお金が必要になるか」この視点です。

好きなこと、やりたいことで生計を立てるために必要になる金銭的な視点を考えておきましょう。

・起業準備にかかる費用ってどれくらい?
・起業の初期費用ってどれくらいかかるの?
・毎月の経費って、どんなものがあるの?
・集客のために必要な費用はどの程度?

事前に知っておくことで、現実的な思考ができます。起業したけれど、「シマッタ」ということが無いように意識しておきましょう。

起業でも、副業でも、すぐに収入があるなんてことは、ほぼありません。それは、あなた自身やあなたの商品サービスを「誰も知らないから」です。

知ってもらわなければ、売ることもできませんよね。なので、「宣伝」することが必要となります。ただ、50代の一人起業に必要な宣伝とは、お金を潤沢にかけてWeb広告を載せることではありません。

意識することはブログを書いて知ってもらう。フェイスブックやインスタなどのSNSを使って知ってもらうことです。リスクを減らして「知ってもらうためのお金の使い方」が大切です。

例えば、興味関心事をスマホやPCで検索したらブログが出てきた。読んでみたら、とても参考になった。そこから勉強会にたどり着いた。フェイスブックを見ていたら興味のあるコミュニティを見つけて参加した。良くある話ですね。

ひっくり返せば、あなたも情報発信できるということです。大事なことは「情報を発信し続けること」です。それが、あなたを見つけてもらう確率を上げることになります。

ビジネスは確率論と言われる通り、「どれだけの人に知ってもらい」「どれだけの人に興味関心を持っもらい」「どれだけの人があなたの商品サービスを購入していただけるのか」を考えなくてはいけません。

好きで、やりたいことが見つかったら「知ってもらうためのお金の使い方」を頭に入れて置くようにしましょう。

まとめ

50代からの起業だから、豊富な経験を見なおし、掘り下げてみましょう。培ってきた経験は宝物であり得たこと・学んだことの一つひとつが強みの素材です。それが、50代の特権です。

それらを組み合わせ、やりたいことを見つける時間を大切してください。そして、それが、「どのような人の役に立てるのか」、これがあなたの働き方の方向性となります。

相手に喜ばれ、対価を得る。同じ価値観の人があなたの周り集まる。そこに「やりがい」が生まれてきます。だから生涯現役で働けるのです。

50代の起業とは「生き方に直結する働き方」ではないでしょうか。これからの人生後半戦は、「自分スタイル」を大切にして行きましょう^^

それでは、「楽しむ」を大切に

      

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