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「初めての起業」知識やノウハウよりも大切なもの

ご自分で仕事を始めてみたいと思った「きっかけ」は何ですか? 起業、副業、何をするにしても、理由がありますね。

・ 好きなことで自分らしく働きたい
・ 経験・スキルを活かしたい
・会社人生の将来が見えてしまった
・ 今の仕事にやりがいを感じない
・ 家族との時間が欲しい

10人いれば10通りです。共通することは、自分のスタイルで働き「幸せをつかみたい」からではないでしょうか。しかしながら、なかなか踏み出して行けないものです。

今日は、私の起業した”きっかけになった出来事”を交えながら「踏み出すために必要なもの」について考えてみたいと思います。

気持ちにブレーキをかけるもの

起業してみたい、でも、「不安」の2文字が心にブレーキをかけるものですね。「何から手を付けて良いかわからない」、「強みと呼べるものもなければ、能力も資格もない」、「生活して行けるのだろうか」、といった具合です。

私の起業トリガーは、会社員時代に経営トップと意見が衝突、二段階降格左遷になったことです。「やりがいってなに?」と働く意味を考え始めました。

ところが、会社員のまま3年間、踏み出せません。起業してみたいけど「ちゃんと稼げるのかな」、「食べて行けるだろうか」この気持ちがブレーキをかけていました。

会社勤めをしていると給料はあるものと思っています。変わりたいけど壊したくない。この「安定」を望む気持ちが心にブレーキをかけてしまうものです。

起業に方法論は二の次

起業に踏み出すには知識やノウハウが必要と思っている人は少なくありません。確かに必要なことですが、それ以前に大切なことがあります。

えっ、そんなこと!! と思うかもしれません。

それは、「時間を決める」ことです。

ゴールまでの時間軸があると人は「逆算思考」で考えることができます。起業までの時間を決めると「いつまでに、何をしようか」と考え始めるということです。

「行動する理由ができる」ことになります。

当時、私は、何から始めて良いかもわからず、インターネットで「起業の方法」なるものを探していました。目に留まったのが「ある起業家」のホームページです。読み進めるうちに、これだ、と直感し東京まで出向きました。

きっと、起業の具体的な方法や仕組みの話を聞ける、と思っていましたね。確かに、「方法論」の一端は聞くことができました。でも、大事なことは『起業したければ時間を決める』と言ったのです。「起業するタイミングを具体的に決める」ってことになります。「方法論」は二の次だったのですね。

右も左もわからない私は、正直なところ「なんじゃ、それは?」と驚きました。なんとなく飛び出す勇気が大切なのかな、と感じたことを覚えています。

本音を言えば「どうしてなの?」 腑に落ちませんでしたけどね(笑)。しかしながら、起業した今は、それが良くわかります。

起業するってね、会社を辞める勇気に比べたら、ものすごく小さなことです。時間を決めれば「自然に自分が動き出す」と言いたかったのだと思います。

起業はメンタルあっての知識です

起業に踏み出すには知識もさることながら、メンタルが大切です。まずは、動いてみるというマインドを持つということになります。これは、起業後、さらに重要となるものです。

会社員で居ると前述の「安定」というマインドが染み付いています。知識や経験がないと行動しない癖みたいなものです。その裏には失敗したくないという気持ちがあるように思います。

でもね、それって他人の目線を気にしていることなんです。起業は他人評価ではありません。そこには上司はいません。自己採点の自分評価です。

さらに言うと、失敗も成功も成果です。良い結果であれば、さらに伸ばすことを考えます。悪い結果であれば修正することです。止めることもあり得ます。

発明王エジソンもこんなことを言っています。私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。

また、アントニオ猪木さんは、迷わず行けよ。行けばわかる。出る前に負けること考えるバカいるかよ。とも言っています。

どんなことでも動くから成果が見えます。だから判断し、前に進めます。考えていても何も変わらないということです。まずは、動いてみる。そんなマインドチェンジが大切になります。

知識は持っていても使わなければ宝の持ち腐れということですね。

手順を間違えてはいけない

起業は手順に従い行動することが必要です。闇雲に学んでも上手く行きません。ルールに合わせて知識やノウハウを学ぶことが大切です。

例えば、経験やスキルを活かすべく○○資格を取ろうと考えます。決して、悪いことではありません。でも、順序が違います。

働き方が決まってないのに何を学ぶのでしょうか?

知識・ノハウハウありきでなく、ご自分の働き方に必要だから資格を取るのです。資格が働き方を決めるのではありませんね。始点が違うということです。

起業を考え始めた時の「食べて行けるのだろうか?」も同じことです。得意なこと、出来ることでネタを考えるだけでは上手く行きません。モヤモヤが増長するだけです。

踏み出すためには2つのステージに基づいて行動に移しましょう。

コンセプト       : 働き方のブレない軸

ビジネスモデル : 販売集客の仕組

コンセプトは起業の土台となる重要なものです。ブログを書くにも、商品を組み立てるのも、キャッチフレーズも、集客ページも、全てに一貫性を持たせるものがコンセプトです。その上にビジネスモデルという仕組みが乗っかります。

正しい手順に従い行動に移せば「稼ぐ力」は手に入ります。ゼロからだって仕事は創り出せます。

まとめ

起業を考え始めたら「やってみよう」と思う気持ちを大切にしてください。もし、リスクばかりを気にしてブレーキをかけているとしたら、考えていても無駄な時間を過ごすことになってしまいます。

どれだけ考えても変化することはありません。2つのステージを知った上で、行動に移していきましょう。やってみるから腑に落ちるのです。そこに、必ず成果は現れます。

成功も失敗も成果です。一つひとつの積み重ねが成長につながります。だから、ゴール向かって進んで行けるということです。

起業して「自分スタイルの幸せをつかむ人」は「行動に移せる人」です。でも、実は些細なことも気にする人です。気になったら、やってみる。いい意味で大雑把な人ではないでしょうか。

それでは、「楽しむ」を大切に

   

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