独自性が打ち出しづらい時代を乗り切る!一人起業のポイント
すっかり在宅ワークも定着し、一人起業する人は急増していますね。フェイスブックやインスタは個人事業主の方でいっぱい。最近はTikTokに右へならえ、みたいな感じです。
スマホで目にする広告も、何か同じように見えてきませんか?
自分のお仕事に「独自性」とか、「差別化」とか、大事なことはわかるんだけど、結局、どうすりゃいいの?早くその答えを見つけたい!
そのような人は、少なくないように思います。
と言うことで、今日は、独自性が打ち出しづらい時代を乗り切る!一人起業のポイントというお話です。
目次
流行り廃れに踊らない一人起業に必要な視点
時代は一人起業しやすい、個や小が活躍できる世の中に向かっていますね。様々な情報がネットで入手できますし、利用することができます。
しかし、それは、「あなたと同じようなビジネスをするライバルも増えている」ということなんですね。スマホを見れば、「アッ、私と同じ」なんてことは多々出て来ます。
なので、お客様から見れば「猫も杓子も同じように見えてしまっている」ということになるわけです。
つまり、一人起業しやすい、個や小が活躍できる時代、でも、選ばれる独自性をきちんと考えた人がビジネスを軌道に乗せて行くということになるということになります。
私もいろいろと思案中ですが、ポイントを一つ上げるとするならば、市場を客観的に見ることにヒントがあるように思います。
客観的に市場を見ればわかること
一人起業を軌道に乗せたいのであれば、市場を知っておくことは重要です。市場には売れる3段階があって、最初はどんなお仕事でも、必ず、先行く人が現れて、成果を出して行きます。「先駆者と呼ばれる人」にフォーカスが当たる段階ですね。
すると次の段階は、「それを見た人達」がマネをして、同じように成果を手にし始めます。で、最後は「さらに、それを見た人達」が、ドドっと増えて、戦国時代を迎えます。
結果、選ぶ側のお客様は、「どれがイイの?」となって、市場は停滞して行くわけです。
売れるネタ探しばかりに目を向けていては、落とし穴にハマってしまうかもしれません。今、それが必要なのか?意識して市場のあり方に目を向けて行きましょうね。
あなたの立ち位置はどこですか?
一昨年から昨年にかけて”あるデザインツール”が、爆売れしました。で、右を見ても、左を見ても、そのツールで「集客」、そのツールで「売れる」と推奨する個人起業家で溢れかえりました。
それがイイとか、ワルイとか、と言うのでありませんが、どれだけの人が望む成果を得られたのでしょうか?
先駆者を含めた一部の人は、大きな利益を上げたわけですが、その他、大勢の方は、やってはみたけれど「思うような成果は得られず」、これが現実だと思います。
流行り廃れに踊るのではなく、客観的に市場を捉えて自分のビジネスに活かして行きましょう。
ビジネスの本質を間違えないようにしよう
一人起業を軌道に乗せるものはトレンドとか、流行りネタではありません。前述のデザインは、単なるスキルの一つにしか過ぎません。
ビジネスの本質ってね、別のところにあります。「あなたの持ち味で、誰の役に立てるのか?」です。
大事なことは、流行りのネタに一喜一憂するのではなく、あなたがビジネスを続けていく上で”ブレることのない働き方軸”を定めることです。つまり、選ばれるためのコンセプトとなります。
例えば、街を歩けば見かけた”あのタピオカドリンク”は、どこに行ったのでしょうか? 今や探す方が難しいわけです。
一人起業は、コンセプトがボンヤリしたまま、流行りに手を出しても疲弊してしまいます。
私も、起業当初、ノウハウに固執し、周りに翻弄され、「本来の自分のあり方を見失う」そんな時がありました。自分の持ち味であるコンセプトをいじり回してNG連発。なので、身に染みてわかります。
「起業はコンセプトが8割」、それを補うものがスキル・ノウハウとなります。
独立起業を軌道に乗せて行くポイント
2023年は、一人起業したけれどモヤモヤの迷宮に踏み込んでしまう人が増えるのではないでしょうか?!
だから、こんな時代を生き抜くには、信長も、秀吉も、家康もそうであったように、自分の「持ち味を磨く」です。
あなたが決めたコンセプト、提供する価値を追及していくことが、大事になっていきます。やっぱり、流行り廃れに踊らないマウントをとる。選ばれるためのポジションを固めることが王道です。
もし、あなたが、働く女性のおうちダイエットというコンセプトでやるのであれば、
・ゴールまでの期間短縮
・アプローチのやり方
・特化型スタイル
痩せたい女性の理解を深めながら、一つひとつを発展させて、今までスルーされていた女性にも、興味を持たれ、関心を寄せられるようにしていきます。
持ち味を磨いて、自分がブランドとなる根っこを太くして行くわけですね。
もし、流行りのTikTokをやるのであれば、道具の一つとしてやってみましょう。だって、あなたの持ち味は、TikTokのノウハウではなくて「提供する価値」ですから。
まとめ:一人起業の迷路を抜けて行く人
一人起業して迷路を抜けて行く人は、持ち味を磨くことを追求した人です。そこを取り違えてノウハウに走ると、流行り廃れの渦に巻き込まれてしまいます。
偉そうに言ってはいますが、私が落とし穴にハマったように
・あの集客ツールを学ばないとダメかも!?
揺れる気持ちを、どこまで冷静な気持ちで、客観的に見ることができるか?
ヤナギみたいにしなやかで強い。そんな気持ちでいる人が、流行り廃れに踊る周りを横目に、坦々と、それでいてググっと売れていくわけです。
とは言え、結構、誘惑に負けない精神力が要りますが(笑)
もうすぐ桜も咲き、また新たな挑戦が始まる時期です。あなたの持ち味を磨きながら、自分のポジションを固めていきましょう。
それが相手に伝わった時、集客もセールスも、自然と楽になって行くものです。
それでは「楽しむ」を大切に
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