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起業準備が加速する行動習慣を身に着ける方法

起業準備を進めていると「頭がドッ散らかったまま整理できない」なんてことはありませんか!?

課題と向き合いながら「ああでもない、こうでもない」と念仏でも唱えるかのようにブツブツと独り言。やるにはやったが、アイデアにまとまりがない、なんてことが良くあるものです。

なぜ、こうなってしまうのでしょうか。

原因は時間の使い方にあります。課題と向き合う時間を増やす必要はありません。同じ時間でも、アイデアは湧いてくるものです。今日は、自然と視点が変わり、スルスルっと起業準備が整う行動習慣を身に着ける方法をお伝えしたいと思います。

頭を整理して考えをまとめる時のコツ

起業準備って、多くの方は仕事を抱えながら進めて行かれると思います。サラリーマン、兼業主婦など、中々、時間をつくることができません。行動習慣は身に付かないものです。

例えば、接待で遅くなった、残業で疲れたから寝たい、帰宅後の夕食支度など、受講したセミナーや講座の課題をこなすだけでも大変です。そうすると土日・休日に、まとめて3時間、一気に仕上げよう!  なんて思いがちです。

でも、これが、いけません。

その理由は「振り返りが出来ないこと」です。一気加勢に仕上げた結果、なんとかできたと安心してしまいます。でも、ご自分の考えやアイデアは、一晩・二晩、頭を寝かせることで、新たな視点が広がるものです。ステーキ肉だって寝かせて調理するから美味しくなります。一度、考えただけでは、まとまりがなくても当たり前なんです。

しかしながら、3時間もかけて、なんとか答えを出したと言う満足感で終了してしまいます。これでは起業準備に大切な行動習慣は身に付くはずがありませんね。

頭は寝かせることでインプットが増えてきます。意外に、翌日、同僚に言われた「あの言葉」、翌々日、電車の中で目にとまった「広告のフレーズ」、立ち寄った本屋で手に取った「本のタイトル」など、それがターニングポイントだったりするものです。

課題に取り組む時間は変えなくても結構。1時間単位に分割して3日で仕上げるようにしたらいかがでしょうか。火・木・土でやる感じです。そうすると、火曜日途中までの分を木曜日に自然と見直すことから始まります。その際、新たな視点が働きます。自然に言葉を変えたり、追加したり、それが土曜日にも繰り返されます。

ご自身の考えを「寝かして」「見直すこと」で完成度合いは高まります。一歩下がっても、三歩、四歩前に進みます。ポイントは「新たな視点が働く」こと。行きつ、戻りつしながら進むことで腑に落ちてくるものです。

時間の使い方で行動が習慣化する訳

起業準備で大事な要素は行動を習慣化することです。忙しいから「まとまった時間がとれない」と言うのは「動かない自分を肯定するための言い訳」にしか過ぎません。であるなら、やることはお分かりですよね。分割して取ればいいだけです。

どんな大起業家も1日は24時間、1週間は7日、みんな平等です。目覚ましを40分早くする。通勤の1時間でもいいじゃないですか。ご自身と向き合う時間はとれます。やってみても損はありませんよね。

私自身、コラムを書くことは正直言って苦手です。書かなくても仕事につながるのなら絶対書きませんね(笑)。でも、最近は、何故か、少しだけ緩和されています。何をしているのか?ですが、それは、前述の「寝かせる」です。

ざっくりとしたテーマを決めて、何をまとめるでもなく、書き始めます。起承転結なんて考えません。思いついたことをテーマに沿って3行から4行単位くらいで書きます。コラムが完成しなくても決めた時間で終わりです。そんな中途半端なものが1週間分くらいあります。

でも、それらを、日にちを置いて見直すと、この言葉は変えてみようとか、この段落は上に持ってきたらつながるなとか、アイデアや言葉が出てきます。日にちを置いた分、インプットが増えています。そうすると、見直した時に新たな視点が出てきます。

繰り返していくうちに起業に必要な行動習慣って生まれるものです。

ヒトの脳は留め置きがあると、目や耳から飛び込んできた事柄をそれと紐づけてくれます。マインドマップみたいな感じです。勝手に思考が連鎖します。分割するとは行動を習慣化することのスタートでもあるんです。

まとめ

頭がドッ散らかって起業準備の足が止まるのであれば、時間の使い方を考えてみましょう。キーワードは「寝かせる」です。一度に時間を取るのではなく、分割して取り組むことをお勧めします。その理由は、行動習慣化が出来ると言うことです。自然に「見直す目線」が生まれます。

日にちを置くことでインプットが増え、視点を変えて発想することが出来ます。視点が変われば、出てくる言葉も変わります。必ず、思考の広がるはずです。つまり、アイデアを拡散して収束させることが出来ると言うことになります。

この自然な繰り返しが、起業準備をスルスルっと整える行動習慣をつくり上げてくれるものです。

それでは、「楽しむ」を大切に