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3. 起業準備を始める前の「たった一つの心構え」とは

起業準備を始める前に知っていて欲しいことがあります。お金の話？ 知識・ノウハウ？ 自分の強み？ いったい、なんだと思われますか。

それは、サラリーマンと事業主では「思考パターン」が違うと言うことです。これを知っていると知らないでは、起業までのスピードに大きな差が出てきます。でも、なんか、漠然として、わかりにくいですよね。

今日は、サラリーマン頭の癖を紐解きながら、「思考の違い」を知る大切さについてお伝えしたいと思います。

起業準備を妨げるもの？

起業準備を遅らせるのは「サラリーマン思考」です。これは、３０代よりも４０代、会社人生が長いほど、深く根を張っています。知らず知らずに身についているものです。頭の中にある大きな切り株、どかそうにも、なかなか動きません。

サラリーマン頭の思考癖は、何かするには知識やノウハウがないと「不安・怖い・踏み出せない」みたいな感じになります。つまり、動けない症候群です。失敗しないようにするには、知識をつけるなんてことが、浸み込んでいます。

私も起業前は大手IT会社の営業マン。知識武装してお客様に乗り込まないと撃沈してしまうなんて思考でしたね。だから、良く分かります。起業した今も、動けないことが多いものです。まだまだ修行が足りません(笑)

起業すれば否が応でも動かないといけない場面に出くわします。そんな時にサラリーマン思考が全開だと前に進むことが出来ません。動いてみれば「なんだ、こんなことだったのか」と思うことも多分に出てきます。頭の中だけで出した答えであれば「本当にそれでいいの？」と疑ってみましょう。

良くも悪くも動いて得られたものこそ、ホンモノの知識です。

起業準備を前に進める思考とは

起業していく上での思考パターンはサラリーマンの真逆です。「知識優先」で動けない、動かないはサラリーマン。「マインド優先」で動くが起業ですね。頭でっかちではいけません。どんな些細なことでもやってみれば、上手く行っても、そうでなくても、そこには成果が生まれます。考えたら「動く」ことです。

まず、やってみようと行動を起こす気持ちを大切にしましょう。考えているだけでは成果は見えません。自分の中に火種はくすぶったままです。不安材料は残ったままで消えることはありません。別の課題にぶつかった時「アッ、やっておけば良かった」と思っても身動きがとれません。結局、残っていた火種をつぶした結果、前に進めます。これ、私の実感です。

上手く行かないことだって、輝ける成果ですよ。上手く行けば、さらに良くしよう。そうでなければ、やり方を変えてみようとなります。間違えなく、一歩前に進むことが出来るんです。自分の未来に「先行投資」すると言う気持ちが大切になります。

アントニオ猪木の名言集に、こんな言葉があります。「出る前から負けること考えるバカがいるかよ」「迷わず行けよ、行けばわかる」です。私も、やっと、言葉の意味がわかるようになってきました(汗)。

起業準備を始める前に知っていただきたいことは、サラリーマン思考から起業思考へのマインドチェンジです。やってみようと行動を起こす気持ちが持てるかどうかで、起業準備が整うスピードが断然変わってきます。

まとめ

起業準備を始める前に「サラリーマン思考」があることをご自身で理解してください。頭の中だけで決めつける癖を減らすだけでスピードアップできます。

知識を優先するのがサラリーマン頭。マインドを優先するのが起業頭。動くから判断できる。判断した結果で、次の手が打てる。だから、未来をつかむことが出来る。このような思考の変換が起業には大切です。成功も失敗も、プラスもマイナスも大いなる成果となります。「動いてみるマインド」を大切にしていきましょう。

今日は最後に猪木さんの名言で終わりたいと思います。

【不安だらけの人生だからちょっと足を止めて自然に語りかけてみる。「元気ですかーっ！」自然は何も言わないけれど、ただ優しく微笑みかえしてくれた。元気が一番。】

それでは「楽しむ」を大切に