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9年ぶりの同期会、仲間の健康で再認識した50代起業の在り方と手順

やりがいスイッチナビゲーターの相曽 尚人です。

昨日、会社員時代の同期仲間8人と9年ぶりに楽しい時間を過ごしました。みんな50代です。顔をみるなりヤァヤァと話し始めます。中心は20代の時の話ですね。みんな過去の方が長くなってしまった年代です。そんな中、仲間のひとりが大病を経験していた。2年前に脳梗塞で倒れ、幸いにも後遺症は残らず、元気な顔を見せてくれました。ただ、病気の前と後で大きな変化があったとのこと。それは何だと思いますか?

それは「働き方」です。彼は若くして本部長を務め早期退職、起業したオトコです。自分価値をITサービスと決め、事業を展開してきました。そして脳梗塞を境に健康と働き方を見つめ直したそうです。

自分価値の提供の仕方を変えることを選択。行き着いた答えは自分がサービス商品を提供しないで、ITサービス事業継続すること。そしてお客様の満足をもらう。と言う考え方。「提供するカタチ」を「つなげると言うカタチ」に転換。しました。

お客様の困りごとは何も変わっていません。困りごとを理解し、長年の技術で必要事項を選択します。そして必要な技術を持った協力会社を判断します。お客様と協力会社を結び付けるということです。「判断し結びつける」ことに自分価値を転換し、そこに対価を求めることに切り替えました。好きなITサービスと言う働き方を生かして方向を転換しました。

50代からの起業は「生き方」の上に「働き方」を乗せることが正しい手順

50代なると、自分の将来が見えてきます。病気、役職定年、降格、人間関係などが引き金となり、働き方を見直す年代です。将来の不安にモヤモヤとし始めます。転職を考えたり、起業を考えるようになります。彼の場合も、大病を経験し、人生後半を健康でいられる自分を選択。働き方の見直しをしました。

僕も同じく50代に入り、降格左遷が引き金となり働く意味を考えました。走り続けてきたサラリーマン人生に空しさを感じました。そして起業と言う働き方を選択しました。50代は過去の方が長くなってしまった年代です。それゆえ、人生後半をどのように生きて行くかが大切なことです。キーワードは、夢中になれる生き方です。

その生き方を創るために起業と言う働き方の選択肢があります。その中心になるものが自分価値です。自分価値とは起業をカタチづくるものです。やりがい(生き方)スイッチです。

起業と言う選択肢を選んだ時には正しい手順が必要です。「世の中の現状と向き合う」「自分価値を見つける」「ビジネスモデルをつくる」この順番です。それを知らずに踏み出すと遠回りをします。働く意味に悩み、ともすると起業ネタから探しから始め、あらぬ方向に自分が進んでいきます。気が付くと時間ばかりが過ぎて行きます。

50代起業には時間は大切です。正しい手順を知り、まっすぐに「夢中になれる生き方」に向かって行きましょう。

「楽しむ」を大切に