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50代・ミドルエイジで起業するには「一番」になること

やりがいスイッチナビゲーターの相曽 尚人です。

先日、久しぶりに知り合いの店で飲んだ。横にいらっしゃった59歳の方、店の主人、僕の3人での会話です。お隣さんがこの店はいつ来てもお客さんがいるね。静岡でも繁華街とは少し離れているのに。どうして? 店の主人は長年ここでやってるから知り合いが多いんだよ。と何気ない会話で始まりました。

お隣さんは退職し「終活」関連の仕事を準備している。切り絵を教えて行きたいだけど、そんなことで食べていけるのかなと最近不安になっているとの会話です。あなたは食べて行けると思いますか?

起業にはニッチなテーマが必要な訳

答えはYESです。
自信を持って進めて行けば良いと思うと話しました。どうしてでしょうか。

その理由は3つのことです。
1)需要    :高齢化社会であるということ
2)テーマ   :「終活」はビッグタイトルであること
3)好きなこと  :切り絵があること

特に3)切り絵が大事です。「終活」関連の仕事をしたいだけでは様々なことが考えられます。ビッグタイトルだけに各地の冠婚葬祭互助会など大手から中小の会社様がテーマに挙げて取り組んでいます。誰もが行う終活ノート的なもの軸としても大手には負けてしまいます。終活とは残る人生の暮らし方・準備を提案していくものだと思っています。そこに切り絵と言うニッチ&リッチを自分価値で組み立てられているからです。

あなたに質問します。
日本で一番高い山は?・・・・・多分、100人中100人が富士山と答えます。
では
日本で二番目に高い山は?・・・多分、100人中1人いるかいないかではないでしょうか。

ニッチな世界で一番を目指すことが起業を成功に導く

この一番が大事なところです。一番は誰にでも知られています。二番はほとんどの方が知りません。切り絵という好きなことに終活と言うことを組み合わせてエンディングの暮らし方を提案する方はほとんどいないのではないでしょうか。

と言うことは富士山になれる、一番になれるチャンスは限りなく近いところにあります。高齢者に切り絵を通して楽しいエンディングを提案することで大手も参入しない、自分だけのエリアを創ることが出来ます。だから、答えはYESなんです。

僕の仲間に大杉 明という同い年の起業家がにいます。彼はインドネシアの竹楽器で和みの合奏を高齢者施設に展開しています。和みと同時に認知症予防にも役立ちます。楽器はアンクルンと言い、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。アンクルン+和み+高齢者への音楽療法で一番のオトコです。彼は今、アンクルンの認知活動に積極的に取り組んでいます。アンクルンと言えば大杉、富士山と同じです。

50代からの起業には、ニッチ&リッチが大事です。ビッグタイトルであっても企業が参入できない自分だけのエリアを作って一番を目指すことです。そこに共感した方が集まってきます。自分を信頼してくれるお客様や仲間に囲まれて「夢中になって生きていく」これが50代からの起業の在り方です。

「楽しむ」を大切に