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起業アイデアを引き出す4象限思考とは

仕事に「やりがい」を感じないと、働き方を模索している会社員の方は多いのではないでしょうか。

精神的にも、経済的にも自由を手に入れたいと漠然と起業を考えるものですね。

しかしながら、自分には「どんなビジネスが出来るんだろうか」と考えた時、不安材料は「費用」と「時間」があげられます。

先行投資だと考えることが出来ればいいのですが、すぐに、そこまでの気持ちにはなれないものですね。

今日はリスクを最小限にする起業アイデアやネタを生み出す考え方をお伝えしたいと思います。

【目次】

起業アイデアやネタは4象限で考える

起業を考え始めたけれど「自分に何が出来るのだろうか」と悩む人は多いものです。これと言った強みもなければ、アイデアもないと最初の一歩が踏み出せません。

その理由は、儲かる起業アイデアやネタを意識し過ぎていることです。アイデアやネタを発想するときのコツは「ビジネスで考えない」ことがポイントになります。

エッと思うかもしれませんが、大事なことは「儲かりそう」ではなく「あなたの経験で何が出来るのだろうか」と発想を膨らませることです。4つの視点で起業アイデアやネタを考えていくことになります。

①場を売る
②モノを売る
③技術を売る
④知識を売る

実は、ビジネスを突き詰めていくと4つのカテゴリーしか残らないものです。闇雲に起業アイデアやネタを考えたところで見えてきません。難しく考えずに4象限を基準として、「何が出来そうか」と考えれば良いのです。

方法は至ってシンプルです。A4用紙を横にして十字を引いて均等に4つのスペースをつくります。そして、左上のスペースから時計の逆回りで、場を売る、モノを売る、技術を売る、知識を売ると書いていきます。

ここから、あなたの仕事の経験で、プライベートの経験で、それぞれ①から④まで「どんな人に、集まってもらえる場を提供できるのか」「だれに、どんなモノが売れるのか」「だれに、どんな技術を教えられるのか」「だれに、どんな知識を伝えることができるのか」と考えていきましょう。

どんなことでも結構です。あなたが、そのように思えれば起業のアイデアやネタになります。そして、たくさん出てきたアイデアの入ったカテゴリーが「あなたの強みを生かした起業ネタ」です。

でね、もう一度言いますが、儲かるとか、ビジネスになる、と考えないように発想しましょう。これがアイデアづくりのポイントです。

なぜ「場を売る」が起業アイデアになるのか

起業してビジネスをするとは「人とつながり」が重要です。人が集まるから、そこにビジネスが生まれます。

コミュニティとか、サロンビジネス呼ばれています。有料の会員制の場を売ることですね。

あなたの経験が「どんな人に、役に立てる場を提供できるのか」と言う起業のアイデアやネタです。

婚活などの出会いをつくる場づくりみたいなものです。合コンなどが良い例ですね。ちなみに私の知り合いで合コンに2000回参加して幸せをつかんだオトコがいます。彼は、その経験を活かして起業。プロの合コーチとして活躍しています。

例えば、もし、あなたが営業経験豊富な40代であれば「話す力」を活かせないかと発想します。それは具体的にどんなこと?と経験を深堀します。仮にプレゼンが得意であるなら、プレゼンの苦手な会社員に集まってもらうことを考えれば良いですね。「プレゼン苦手を克服する場を売る」ということです。

場を売るビジネスの魅力は毎月収入があることです。会費は小さな収入ですが、会員数に比例して自動的に収入は増えます。

今は誰もがスマホを使うネット時代です。リアルの場だけでなく、誰もがネットコミュニティとしても広げていくことは可能です。

「モノを売る」は組み合わせが大切

モノを仕入れて売るということは、一番わかりやすい起業アイデアですね。東南アジアの日用雑貨を仕入れて売るお店などは街中でも良く見かけます。とは言え、在庫を持つ点は大きなリスクです。

やってみたいだけでは長くは続きません。ただし、お仕事が問屋や小売であれば、経験測で在庫リスクを最小限に抑えることは可能かと思います。あなたの経験で得られた仕組みを活かしてモノを売ることも起業する上では大切なアイデアの一つです。

また、モノづくりと言う観点みると、趣味のアクセサリーづくりも立派な起業アイデアやネタとなります。さらに、製作販売には、もう一つの利点があります。

何だと思われますか?

それは、作り方を教えることが出来るということです。「知識や技術を売る」セミナーを開いても良いですね。さらに、「○○のつくり方教室」と言う「場を売る」にも変化できます。視点を変えれば「モノを売る」は4つのカテゴリーを満たす起業のアイデアやネタとなるものです。

例えば、イタリア料理を提供することもモノを売っています。でもね、いきなりお店を開いても上手くはいかないのではないでしょうか。最初は親戚・仲間は来てくれるでしょうね。でも、長くは続きません。

あなたの料理を知ってもらう必要があります。つまりね、「スーパーの食材で気軽にイタリア料理をつくる教室」を開いてみてはいかがでしょか。女性は美味しいものをSNSで拡散してくれます。自分のつくった料理を楽し気にインスタグラムにアップするかもしれません。

すると、会員だけでなく他にも広がりますね。広く知ってもらうきっかけになります。「モノを売る」アイデアが出てきたのであれば、「知識や技術を売る」「場を売る」ことを組み合わせていきましょう。

知識や技術を売る起業ネタがリスクを最小限にする

ビジネスはリスクを最小限にすることが必要なことですね。簡単に言えば、起業が軌道に乗るまでは余分なお金は極力使わないことが大切になります。支出を減らすことですね。

そのための起業アイデアやネタが「知識を売る」です。前述の「モノを売る」の難しさはそこにあります。仕入れても、作っても、材料の仕入が発生します。在庫リスクも出てきます。

しかしながら、あなたの仕事やプライベートで得た「知識を情報として売る」のではどうでしょうか。知識には在庫という考えはありませんよね。売るものは頭の中にあります。それを情報と言うコンテンツに変えて上げれば良いのです。

電子DATA(PDF、動画)などでやり取りできればビジネスモデルとして成り立ちます。代表的な仕事と言えば、コーチ、コンサルタントなどの先生業と言われる仕事です。重要なことは「だれに買って欲しいのか」です。

例えば、「毎月100人集めるフェイスブック集客法」みたいな感じですね。他にも「ドッグランで優勝する犬のしつけ方マニュアル」「6ケ月で4時間切り‼ ランニングフォーム矯正の秘訣」など、あなたの経験で得た知識や技術を情報に変えれば起業のアイデアやネタとなります。

あなたが、その業界で一番でなくても結構です。「最低限のライティング」と「人の役に立ちたい気持ち」があれば経験は起業アイデアやネタに変えられます。

「知識や技術を売る」利点は、費用はあなたの判断で高額にもできるということです。その人にとって価値があれば対価を得られます。あなたも「〇〇コンサルタント」と名乗って先生ビジネスを考えてみてはいかがでしょうか。

あなたにとっては「当たり前のこと」でも、相手には「スゴイと見えること」は数多くあります。他人の困りごとを、経験を活かして解決して上げることを考えてみましょう。感謝され、喜ばれて対価を得る働き方を創ることができます。

闇雲に考えても起業アイデアやネタは見つかりません。4象限に照らして自分の経験で得たこと、学んだことを整理すれば実現できるものです。

それでは「楽しむ」を大切に

 

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