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起業セミナーに参加しても行動できない5つの理由

やりがいスイッチナビゲーターの相曽 尚人です。

これは私の起業までの経験で得たことです。イヤイヤそんなことはないですよ言われ方もいらっしゃるとは思います。とは言え、同じ50代のあなたには”遠回せずに自分が主役の人生に踏み出して欲しいと思い書いてみることにしました。

起業を考え始めたのは、経営トップと衝突し2段階降格左遷を受けた直後からです。なせオレが?このままで良いのだろうか?「働く心の思秋期」真っ只中ですね。トリガーは人それぞれですが、いわゆる起業のモヤモヤ状態です。

やりがいのある仕事、自分らしい働き方を求めて起業セミナーに参加し続けました。セミナーが終了し、会場を後にしながら思うことは”よし、頑張ろう”です。ああしてみよう、こうしてみようです。気持ちは高揚しています。ところが数日経つと、どうして良いかわからなくなるんです。本当に良いのかなと思うようになるんです。

それはなぜでしょうか?

起業セミナーに参加する理由と言えは、何かヒントを見つけたい。何を、どうすれば起業の方法を知りたい。そんな気持ちですよね。しかしながら、結果はモヤモヤしたまま行動できないままの自分がいる。

そうならないためには理由知ることです。理由が分かれば、対処することが出来ます。

今日はモヤモヤにならないために、そうなってしまう理由をお話ししたいと思います。

行動出来ない5つのポイント

起業セミナーに参加してもモヤモヤするのには5つの理由があります。それを順にお話ししていきます。

1.セミナー自体が目的になっている
2.「わかる」と「できる」は違う
3.行動できる具体的な手順がない
4.儲かる〇〇、成功する〇〇はNG
5.起業の覚悟がない

1.セミナー自体が目的になっていること
確かにセミナーに行くと知識が増えます。起業のノウハウを学んだり、講師の裏話を聞いたりと回数を重ねるごとに自分自身も成長していると思い込んでしまいます。その場で知り合いになったりした人との会話からも安心を見つけたりもします。そして、だんだんと知識収集家になって行きます。セミナーに参加し知識を入れることが目的にすり替わってしまいます。なんだか、わかってきたようになってしまう勘違いです。
2.「わかる」と「できる」は違うこと
テニスの上達方法をどれだけ学んでもテニスはうまくなりませんよね。実際にラケットを持ちボールを打つことを繰り返すことが必要です。だれでもわかることです。セミナーに行き、ビジネス知識を学び、Web集客技術ノウハウを学び、モチベーションを上げても知識を使ってみないことには何も生まれません。繰り返し知識を使ってみないと成功するのか失敗するのかもわかりません。セミナーでは「わかる」は身に付くでしょう。でも起業に必要なことは「できる」ことです。出来るようになるには反復するということです。セミナー通いではなく、毎日繰り返すことです。
3.行動できる具体的な手順がないこと
セミナーではピンポイントで、そのことを教えてもらえます。そこで気付くことは自分の起業する道筋のどこで役立つ知識なのか?です。この前にやることがあるのでは?この後にやることは何?そう思うとまたモヤモヤの始まりです。まず何から始めて、ゴールがどこにあるのかがわからないと遠回りをしてしまいます。手順を理解し、時間意識を持って進むことです。
4.儲かる〇〇、成功する〇〇はNG
セミナーの題材には成功する起業の〇〇とか、儲かる〇〇ビジネスのようなものが多くありますよね。成功とか儲かるという言葉には人間は弱いものです。起業して成功したい、年間1億円を稼ぐぞとか、そんな思いになります。なかにはそのようになった方もいるでしょうね。でも大半の方はそうなりません。起業とは「夢中になれる生き方」を創るために起業と言う働き方を選ぶことです。起業は目的ではありません。手段です。まずは自分が何をやりたいのかを見つけることが最初です。
5.起業の覚悟
セミナーに参加すると常連者のような方がいらっしゃいます。ひょっすると私もそんな目で見られていたのかもしれません。知識収集家になり、それが満足だと勘違いが始まるとゴールがあらぬ方向に行ってしまいます。気が付くと、いつまでたっても起業できない人になります。今は、どんな自分で、いつまでに起業すると言う覚悟を持ち続けて下さい。

起業を考え始めたら「手順を知る」ここが最初です。ここを知らずに踏み出すとモヤモヤの堂々巡りとなります。そして、「あなたが提供できる価値」を定めることです。

起業の土台となる「コンセプト」をきめる。そして、ビジネスモデルを創るこの順番を意識してください。

セミナーに参加すれば、知識やノウハウは手に入ります。これらは必ず役立ちます。それには、手順に沿って学ぶことが重要です。知識収集家にならず、時間を意識して、手順に沿って動いて見ましょう。

必ずセミナーは実のあるものになります。

「楽しむ」を大切に