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あなたは起業準備のステージを理解していますか?

起業準備を始めれば、知識やノウハウを身に付けようと思うのは、ごく自然な流れですね。今の世の中、セミナーでも、書籍でも、お手持ちのスマホでも気軽に学ぶことができます。

ところが、多くの場合、学んだ気になっているだけで、あまり身についていないんです。あなたは、学んだ通りにやっているのに「なぜか上手く行かない」と感じることはありませんか?

そうなってしまう大きな要因は、「コレを知っておこう」「アレを覚えなきゃ」みたいにランダムに学んでいることです。

起業準備にはステージがあります。手順を踏んで階段を一つひとつ上がるように学ぶことが必要です。そこを理解しないままでは”起業ジプシー”と呼ばれる人なってしまうものです。

今日は起業準備を始めるにあたって「ステージの理解」、その大切さをお伝えしたいと思います。

今のあなたのステージはどこですか?

起業準備のステージは大きく分けると3つです。それぞれが繋がっていて切り離せません。これをキチント理解しているとしていないでは「身に付き方」がまるで違います。

3つのステージとは

第1ステージ:自分の強みを価値化する(自分軸)

第2ステージ:選ばれるポジションを固める(コンセプト)

第3ステージ:ビジネスを組み立てる(ビジネスモデル)

第1のステージは、自分の経験を深堀しながら「強となる素材」に気づき、書き出し、組み合わせ、「強みを活かす働き方の軸」、ビジネスのアイデアを言葉にします。起業の方向性を定めるということです。

第2のステージでは、そのビジネスアイデアを具体的にしていきます。「誰に、何を提供するのか」をわかりやすく、伝わるように言葉にするということです。

あなたのお仕事をする上でのブレない軸であるコンセプトを定めることになります。起業の土台を創るということですね。あなたの強みを武器にするために、自分を売り出す言葉をつくります。つまり、「あなたは、誰が、どうなる、何の専門家」というポジションを固めることです。

起業準備でスキルが必要になるのは第3のステージです。ビジネスモデルをつくるということになります。商品サービスの組み立て方、集客の方法、セールス、つまり顧客獲得のための仕組をつくることです。

良くある起業準備の思い違い

起業準備を始めると、なぜか、第3ステージから入ろうとする方は多いものです。ご相談に来られる方にも、すぐに答えを求めたがる人がいます。

・○○な資格があるので仕事になりませんか?

・こんなアイデアで起業したいのですがどうでしょうか?

みたいな感じです。

でもね、そんなことは2日、3日をもらたって答えられません。その人の強みも知りませんし、アイデアの根拠もわかりません。なので、当たり前ですが、浅い答えしか生まれませんね。だから、答えません。

代わりに、決まって起業ステージの大切さをお話しすることにしています。

私自身、起業したいと会社員時代に高額講座を受けたことがあります。マーケティングが主体のものです。でも、なんというか、やるべきことをすっ飛ばしたことで、腑に落ちないことだらけでしたね。

そうなってしまったのは、起業のステージを理解しないまま、受けてしまったことが要因です。一から手順に沿って学び直し、今があります。ともすると、第3ステージに目が行きがちですが、大切なことは第1、第2ステージです。

思い違いしないようにしましょう。

起業の成功は手順を間違えないこと

起業準備というと方法論に目が行きがちですが、それをカタチにするのは第3ステージです。ここを思い違いすると、スキルやノウハウは活かすことが出来ません。

例えば、集客ノウハウを学んでも、「誰」に「何」を伝えるのでしょうか?

第2ステージのコンセプトがなければ、自分を売り出す言葉はできません。なので、伝わりません。だから、人も集まりません。つまり、集客ノウハウは活かせないことになります。

自分軸を固め、コンセプトをつくることは「選ばれるための価値表現」です。あなたのお仕事に「興味関心」を持たれ、ビジネスに「一貫性」ができます。だから、ブレることのないメッセージが伝わるのです。

起業はコンセプトが8割

メッセージが一貫していると買い手に安心感と信頼が生まれます。第1・第2のステージを踏んでいるからこそ、伝えられると言うことですね。

例えば、英語があまり得意ではない営業マンあなたが、初めての海外赴任でニューヨークに行くことになった場面を想像して見て下さい。そうすると、「勉強しなくちゃ」と思いますよね。ネット検索すれば英語教室は、たくさん出てきます。

あなたなら、どの教室を選びますか?

・子供から大人まで多くの実績を誇る先生の英語教室

・ネイティブ外国人教師を揃えた大きな英語教室

・7年間海外でビジネス経験がある先生の小さな英語教室

多分、 半数以上の方は、三番目の小さな英語教室ではないでしょうか。7年のビジネス経験がポイントかと思います。

でもね、初めて海外に赴任する人が求めている英語は、それだけでしょうか?

・海外生活の不安を無くす英語
・衣食住など生活面で役立つ英語

・商習慣の違いに役立つ英語
・仕事が上手くいくための英語
・上司の評価が上がる英語
・毎月の給料が上がる英語
・帰国後に昇進できる英語

いろいろな側面があるかと思います。

生活面やビジネスに役立つ英語は当たり前のことです。サラリーマンである以上、本質的なところは収入アップや昇進と考えれば、「上昇キャリアを引き寄せるビジネス英語のはじめ方」の方が知りたくありませんか。

解決するものは表面の悩み、心を動かすの本質的な悩みとなります。

誰に、何を伝えて集客をするのかは、ステージに沿って学ぶからこそ、見えてくるものです。

まとめ

最初にやるべきことは「不安」「不便」「面倒」を取り除いてあげるために「だれに、あなたの価値を届けるのか」を具体的にすることです。それが強みポジションを創り上げる第1・第2のステージとなります。

起業に必要な知識とかノウハウは「選ばれる価値表現」ができることで活きてきます。あなたの価値を伝えるメッセージと言うことです。それが根底にあることで商品サービス、集客、セールスと言った第3のステージへと進んでいけます。

起業ネタ・アイデアから一足飛びには第3のステージへは向かうことはできません。仮にやっても、当たらないと思いながらも期待してまう年末ジャンボ宝くじと同じ。起業準備はステージのつながりを理解し、慌てず、地道にコツコツとステップを踏んで行くことが大切です。

ご自身の立ち位置を理解したうえで、今、なにをするべきかを考えて行きましょう。

それでは、「楽しむ」大切に

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