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【やりがいの見つけ方】仕事を心から楽しむことが起業の条件

「今よりも、やりがいのある仕事がしたい」と独立起業を考える方は日本中にたくさんいらっしゃるかと思います。実際のところ、ご相談に訪れる方にも同じ想いを抱える方は少なくありません。

あなたも、一度くらいは、そんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか!?

しかしながら、あなたにとって「やりがいのある仕事とは何ですか」と質問すると考え込んでしまいます。日頃から何気なく使っているのですが、いざ言葉にしようとするとできません。

いったい、この「やりがい」って、何でしょうか?

それは「その仕事を心から楽しめる理由」です。

今日は、自分らしく働きたいと起業を志す方へ「やりがいの大切さ」についてお話ししたいと思います。

【目次】

「やりがい」とは起業の土台となるもの

起業して「やりがいのある仕事がしたい」と思いながらも、頭の中はアイデア、ネタばかり。会社で培った専門知識、資格など、得意なことを活かそうと思いがちです。それも良いことですが、自分の「やりがい」について深く考えたことはありますか?

そもそも、やりがいとは「自分の価値を見いだせるもの」 「楽しさや、情熱が湧く」 「達成感を得られるもの」「気持ちの張りが持てるもの」だと思います。

つまり、仕事のやりがいとは、「達成した後に充実感を得られるか」です。起業のアイデア・ネタ探しばかりしていては「やりがい」は見つかりません。

やりがいのある仕事とは「自分の価値観」に沿って働くということです。楽しいときも、辛いときも、背中を押してくれるものが「やりがい」となります。生涯にわたり仕事を楽しめる根っこにあるものです。

仕事に「やりがい」が持てない人の特徴

仕事にやりがいが持てない人のお話しには、大きく5つの特徴があります。

・何のために仕事をしているのか分からない
・イキイキと自分らしく働いている実感がない
・誰の役に立っているのかわからない
・自分のやっている仕事に誇りを持てない
・今の仕事が自分に会っていない

今の仕事に違和感がありながらもやり過ごす毎日です。すると、小さな芽が時間とともに成長し自分の中に根を張ります。そして仕事に張り合いがないことが、「やりがい」が持てないとなってしまいます。その結果、漠然とこのままでは良くない、変わりたいと起業や転職を考え始めます。そして「何を、どうすれば?」とモヤモヤが始まるものです。

しかしながら、最低限のお金は必要になります。仕事にやりがいが持てなくても、毎日を忙しく過ごしています。起業ばかりが働き方ではありません。転職も、その一つですね。良いとか悪いとかの問題ではありません。生きていく上での大事な「選択枝」だと思います。

もし、あなたが起業と言う働き方を選ぶのであれば、覚悟を決めて会社員でいるうちに準備することが大切です。

仕事そのものに「楽しさ」「達成感」「充実感」を得ることができれば、さらに気持ち豊かに安定した人生を送ることができるのも事実です。

自分の価値観に基づいた働き方が起業

もし、「イキイキと自分らしく働いている実感がない」「誰の役に立っているのかわからない」と思うのであれば、起業して「やりがい」を得るというのも1つの方法です。でも、いきなり「やりがい」を見つけようとしても、何をすれば良いだろうか?とモヤモヤしてしまいます。

「やりがい」とは、人それぞれ、その方の価値観によって違います。まずは「自分を知る」ことが大切です。それには、自分を棚卸することが必要になります。自分自身の経験の中にある2つの感情を洗い出します。

プラスの感情です
マイナスの感情です

これらを洗い出してみましょう。

プラスの感情とは「ワクワクすること」「好きなこと」「得意なこと」となります。マイナスの感情とは「辛かったけど克服できたこと」となります。その上で、それぞれを組み合わせると、どのような働き方が生まれるでしょうか。そして、どんな人の役に立てるのかと考えてみましょう。

例えば、ランニングが大好きなIT会社に勤めるシステムエンジニアの場合です。踵の痛みがひどくて好きなランニングを諦めかけた、でも、今は克服して楽しい毎日。仕事にも自信をもって取り組むことでき、昇進もできた。この経験を人の役に立てたいと考えた。

働き方づくりは組み合わせです。役に立った経験に「好き」「出来る」を掛け合わせましょう。「ランニング」 × 「システム設計」× 「自信」= 「ランニングで自信を設計する」  という感じです。「ランニングで自信を取り戻し人生の楽しみを設計する働き方」がイメージできますね。ポイントは速く走るランニング、競技のマラソンで成果を出すためのランニングではないことです。

大事なことはビジネスで考えないことです。こんな働き方があればいいな、自分は役に立てるかな、とアイデアを広げる視点で考えることが大切になります。

そのために必要なことが「経験を棚卸」です。ご分の価値観をつくり上げている、好きなこと、得意なこと、辛かったけど克服できたことを洗い出します。その経験から得たこと、学んだこと、を知ることが働き方の原点です。

自分の価値観に沿った旗に着方のアイデアに「やりがいがない」なんて言葉はありませんね。ともすると、商品づくり、集客方法などビジネス目線で考えてしまいます。

しかしながら、働き方の軸も出来ていないのに、どのように商品を組み立てるのでしょうか。ましたや集客方法なんて意味のないものです。

起業は家づくりと同じです。土台があるから、キッチンも、バスも、トイレも機能するのです。このことを忘れないようにしましょう。

まとめ

やりがいのある仕事とは自分の価値観に沿った働き方です。だからこそ、「その仕事を心から楽しむ」ことができます。あなたが起業することを選んだのであれば、「自分らしく働きたい理由」を言葉にしてください。まず、ここを明確にしていきましょう。

最初は、自分を知ることから始めます。知っているようで気付いていなことはたくさんあります。経験を棚卸し、自分の価値観に沿った働き方の方向性を示すアイデアをみつけましょう。それが「やりがい」の源泉となります。

それでは、「楽しむ」を大切に

 

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