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独立起業を軌道に乗せるために必要なもの

「起業に必要ものはなんだろう」と考え始めると、「稼げそうなことってなんだろう」に置き換わる人は多いものです。

今の生活は維持したいし、やるからには今以上の収入が欲しい、と言うのは、当り前の気持ちのように思います。しかしながら、起業は稼ぐ気持ちばかりが先行しても、なかなか上手く行きません。

今日は、”起業を軌道に乗せるために必要なもの”についてお伝えしたいと思います。

「稼ぎたい」が基準になると上手くいかない

起業に必要なものは稼げそうなアイデアではありません。「稼ぎたいが基準になる」と、詰まるところ、仕事は上手く行かなくなっている場合が多いものです。

その訳は、「稼げそうな仕事」と「得られる充実感」や「やりがい」は全くの別モノだからです。

確かに、起業後、楽に稼げて収入が10倍なれば充実した気持ちになるかもしれません。ある意味、高揚感は起業には必要なものですが、そんなふうには上手く行かないのがビジネスです。

こんなことを言うと、「これから起業したいと思っているのに」「夢をつかもうと起業したばかりなのに」「出鼻をくじかれちゃったよ」と、思ったかもしれません。

しかし、何をするにしても失敗しないなんてことはありませんよね。起業も同じこと、必要ものは別にあります。

例えば、今を時めく大リーガーの大谷選手だって三振の数も大記録を持っています。そして、マドン監督曰く、「彼は野球が本当に好きなんだ」と語っています。

たくさんの失敗を繰り返した先にしか、本当の成功は見えてきません。だからね、起業に必要なものとは”失敗を受け止めてくれる器”なんです。

“起業に必要なもの”の正体

起業に欠かすことの出来ない重要なものって何でしょうか? ひょっとして知識やノウハウと思いましたか? 確かに大切なことですが1番ではありません。

それは「情熱」となります。理由は自分で決めたビジネスを継続していく力の源泉だからです。つまり「迷った時の拠り所」ということです。

例えば、ブログを始めて半年、頑張ってみた。自分の性に合わないしオワコンだよ。今は動画の時代だよ、なんてことを言う人は少なくありません。

でも、「えっ、半年で終わりなの?」って、感じです。「それで何が分かるの? 」上手くいかない言い訳に聞こえてしまいます。

起業は成功と失敗を繰り返しながら前に進んで行くものです。上手くいかない時はモチベーションも下がります。

しかし、「情熱」があるから気持ちは前を向くわけです。「その仕事が心から楽しいと思える」から自分のビジネスを続けて行くモチベーションが維持できます。

これが起業に必要な土台となるものです。

失敗のない成功はありません。起業を成功軌道に乗せる人は継続できる人です。試行錯誤しながら改善して行く人となります。だから、自分も仕事も成長できるということです。

「継続」する力の原点

起業に必要なものは「継続する力」と言われますが、その原点が「その仕事が心から楽しい」と思えることです。

知識やノウハウをため込んでも、いざ、実践に移す段になれば、はじめて経験することばかりです。怖いと思う気持ちは必ず出てきます。そんな不安の壁に直面した時、「楽しい」と思えなければ乗り越えることができませんね。

「なぜ、その仕事なの?」理由が大切

起業に必要なものは、「何をやるのか?」ではなく「何故やるのか?」ここが重要です。

続けて行く過程で成功も失敗も経験するからビジネスも自分も成長して行けます。苦しくても「やっぱりこれだ」、迷った時の拠り所です。それが、その仕事が心から楽しいと思えることになります。

ビジネスが回っている状態とは「継続」と言われる所以なんです。

起業を軌道に乗せて、自分サイズの幸せをつかみたいと願うのであれば、ビジネスを始める前の原則を知っておきましょうね。

起業を実践に移す時に必要な視点

起業を実践に移す際に必要なものは「無料でやってみること」です。目的は2つあるのですが、一つには、あなた自身やあなたの仕事を知ってもらう。そして、もう一つが、ずっと続けて行けるライフワークのような仕事を探す方法でもあります。

簡単に言えば「試してみる」ことです。

儲かるかな? 大丈夫かな?と考えていても手が止まるだけです。さらに言うと、やってみないから、結果もわかりません。だから、判断することもできません。この先、ズーッとモヤモヤしたままで終わってしまう確率が高くなります。

やってみようと決めたら、儲かるかな? は、ひとまず横に置いてください。とにかく、試してみることを心がけましょう。

例えば、最初は知り合いを3人くらい集めて無料の勉強会・体験会で十分です。それができたら、一般に向けて同じことをやってみれば良いですね。

試してみる中で、失敗しても前向きでいられる。お金を貰えなくても続けられる。このような気持ちになることが出来たら、これからやっていくべき仕事になり得ます。

お金を貰えなくても頑張ることが出来るのですから、きっと困難にぶつかった時でも、乗り越えていけますよ。

まとめ

起業に必要なものは3つの質問の答えです。その先にあるものが、自分らしい働き方、やりたい仕事のテーマとなっていきます。

・情熱を持って取り組めそうなものはなに
・お金を貰わなくても続けられそうなものはなに
・なぜ、その仕事がしたいのですか

「稼げるか、どうか」は、後で考えることです。稼ぐためのアイデアやノウハウは自分の価値観の上に乗っかるからこそ活きてきます。勘違いせずに頑張っていきましょうね。

それでは「楽しむ」を大切に