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50代からの起業に失敗しない本質的な3つのルール

50代は働き方の転機、将来を見据えて起業を考える人は多いものですね。誰もが「人生の後半戦は仕事を楽しみがら過ごしたい」と思っています。

ところが、いざ起業してみると「頑張っているものの、なかなか実を結ばない」となってしまう人は少なくありません。

起業初年度の私がそうであったように、いろいろ考えて動いてみるのですが、空回りなんてことになりがちです。

50代ともなれば経験は豊富なゆえに知識ノウハウを中心に考える傾向があります。でもね、上手く行かない要因は、そこではありません。もっとシンプルで本質的なことである場合が多いものです。

今日は、50代で起業に失敗しない本質的な3つのルールについてのお話しです。

50代からの起業に大切なビジネス構築ルール

50代からの起業は、特に意識しておいて欲しいことがあります。それは稼ぐ力に必要な「普遍的な3つのビジネス構築ルール」です。

それを無視した結果、上手く行かない人が少なくありません。これが現実のように思います。

普遍的な3つのビジネス構築ルール

50代で起業を考え始めると長年の経験を元に知識ノウハウ優先型の人が多いものです。大切なことではありますが、その経験を活かすには3つのルールが重要になります。

① 起業マインド
➁ ビジネスの原理原則
③ 具体的な知識やノウハウ

大事なことは、この順番で学んでいくことです。とは言え、50代で起業する人の多くは「具体的な知識やノウハウ」に目が向いてしまいます。在宅ワークが定着した今は、特にその傾向が強いものです。

例えば、「集客を学べば早く売れる」、そんな考え方の50代の方は少なくありません。”インスタ〇〇集客法”とか、みたいなものに飛びつきがちです。

集客ノウハウを知ったところで、「誰に、何を提供するのか?」ここがキチント決まっていなければ伝えることは出来ませんよね。なので、人は集まりません。

確かに、集客は大事なことですが、順番が違います。もし、どこかに、そんな気持ちがあるのであれば、かなり危ない思考になっているように思います。

「なぜ、起業マインド?」「なぜ、ビジネスの原理原則?」、ここを理解するから具体的知識やノウハウを活かすことができるんです。

遠回りに見えても、結果として、それが50代の起業を成功軌道に乗せる最短距離になります。安定して稼ぐ力が身に付くということです。

起業もスポーツも勉強も本質は同じ

起業もスポーツも勉強も本質は同じです。私はサッカー好きなのですが、例えば、サッカー選手は、いきなりドリブルやシュート練習から始めたでしょうか?

そんなことはありませんよね。心構え、ランニング、パス練習など、基礎となるものから始めています。キング・カズも、メッシやロナウドだって同じ。これが本質です。

基本となる土台がないのに技術を学んでも、90分フルに体力は待たないし、ひとりよがりな判断で危険を呼び込んだり、変な癖がついてチームとして機能しなくなります。

勉強だって同じですね。例えば、数学の公式を知らないで、試験問題を丸暗記したところで、当日、問題が変更になれば解けないのと一緒です。まずは、基本となる公式を知らなければ応用はできませんよね。

ところが、起業となるとマインドや原理原則をすっ飛ばしてビジネスノウハウから始めてしまうのです。だから、望む成果が得られないのは当たり前となります。

50代の起業は手順を守ることが重要な訳

50代は経験が豊富でも、起業すれば初めてのことばかりです。応用問題の連続となります。売れるセールストークテンプレートみたいなノウハウを覚えれば、すべて上手く行くなんてことは、ほぼありません。

起業後に直面するいくつもの問題に対応するためにも、基本となる手順が大切です。

ビジネスは家づくりと同じなんですね。家は基礎工事(骨組み、柱など)の上に、機能(キッチン、バス、トイレなど)が乗っかりますね。

ビジネスはコンセプト(あなたは”だれが、どうなる、なに”の専門家と定めた言葉)の上に、ノウハウ(商品組立、販売集客の仕組)が乗っかります。

間違えて欲しくないのは、2つのステージの順番です。

家は基礎工事に手抜きがあれば地震で倒れます。ビジネスはコンセプトがボンヤリしていると売れることはありません。コンセプトを明確にし、ノウハウを知って、仮説と検証を繰り返して前に進んで行きます。

ところが、上手く行かない人の特徴は、この手順をないがしろにして、すぐに答えばかりを知りたがります。すると「たった90日で、これさえあれば・・・」、みたいなものに飛びついてしまうものです。

楽な方へ行きたくなる気持ちは人間の本能ですが、それでは、あらたな問題が出るたびにノウハウを買い続けることになってしまいますよね。

果たして、人生の後半戦は豊かになるのでしょうか?

待っているのは

・応用問題から逃げる依存体質
・稼ぐ力を持たないノウハウ収集家
・モヤモヤした後半の人生

ではないでしょうか。

50代からの起業を成功軌道に乗せるには、早くそこに気づくことですね。ご自身のゴールを定め、そこに向かって地に足が付いたビジネスをつくることです。

流行り廃れに踊ることなく手順を守って前に進んで行く。これが結果として、最短最速の稼ぐ力のつくり方となります。

まとめ

50代からの起業で成果を出して、人生後半を気持ちに豊かにしていくには3つ手順に従い、行動に移すことです。これを愚直に実行した人が、結果として最短で継続的に安定して稼げるようになっていきます。

・起業マインド
・ビジネスの原理原則
・具体的な知識やノウハウ

マインドや原理原則を学んで「稼げるの?」と思うかもしれません。でもね、「なぜ?」がわかるから知識ノウハウは活かせるのです。

起業するとは自立と自律です。地に足が付いたビジネスだから収入も心も安定します。「あなたが主役の人生」を目指しましょう。

それでは、「楽しむ」を大切に

  

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