「転職」なのか?「起業」なのか? と悩む会社員が答えをだす方法は損得勘定で考えないこと
こんにちは、やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。
転職なのか? 起業なのか? 悩み始めると、どうして良いのかわからなくなってしまいます。人それぞれ、そこに至った事情はあろうかと思います。でも、答えは、すでに自分の中で出しているのではないでしょうか? エエッ、わかっていれば悩まないよ、と思うかもしれませんね。では、それが、どう言うことなのかについてお伝えしたいと思います。それは2つのことです。
自分自身でブレーキをかけていることに気付くこと
1つには「答えを認めたくない自分」がいるからです。口に出してしまうと周りの知るところになる。そうなると行動しなくてはなりません。「見えない生活」に向かって動き出す必要がある。起業して、うまくいくのか? 転職して、人や組織に馴染めるのか? わかりません。
見えないところに飛び込む不安です。不安を打ち消す理由を探します。本を読んだり、インターネットで検索したりします。良いことは読み流しますが、悪いことには、やっぱりねと同調して、また打ち消そうと探します。負のスパイラルを自分でつくっていると言うことです。つまりブレーキをかけているのは自分だと言うことです。
どんな理由があるにせよ、会社を離れたいから、起業? 転職? と悩んでいるのです。でも、なぜか、今の「安定した生活」と比較してしまいます。「損なのか得なのか」無意識に比較してしまうんです。迷いの一方で、妥協するための言い訳を考えているから認めたくないのです。
一度、そんな考え方になっていないかチェックしてみてください。今の生活に妥協しようと言い訳を考えていたら、要注意です。どこまで行っても迷ってしまいます。
転職? 起業? 答えは「損得勘定」ではなく「後悔しない自分」を選択すること
2つ目は、後悔しない生き方を選ぶことです。とにかく会社を離れたい! 働き方を考え直してみたい! 今の迷いに至るには、様々な出来事があったかと思います。だからこそ、「損得勘定」で生活レベルの比較をしてはいけません。
転職であれば毎月給料がある、安定している。起業であればストレスを感じない自由を得られるのではないか。反面、転職口はあるだろうか、給料はどれほどもらえるのか。起業であれば、資格もないけど自分でも可能なのか、生活できるのだろうか。などです。損得勘定ばかりを考えていると、いつまでたっても前には進んでいけません。
転職も起業も、今後の人生を「どのように生きたいのか」を考えることが大切なんです。本当の意味の「損得」とは、今後の人生に満足できるかどうかということです。そう考えた時、また、一から会社人生を創りますか? どちらを選択しても時間は同じように過ぎて行きます。すでに答えが出ているのではないでしょうか。
僕が会社を辞めると決めた時、同じ業界の方からもウチに来ないかとか、一緒に会社を創ろうとお誘いを何件か頂戴しました。悩んだ時期もあります。確かに同じ職種であれば、簡単に出来たでしょう。でも、後半の人生は後悔したくない、との想いが根底にありました。答えは自分の中で決まっていたのです。そして、起業に踏み出しました。
答えを出せずにいる方は、「出来ない理由」ばかりを探しているからです。心の中では決まっているのに「行動する不安」が足を止めているだけです。「出来る理由」を書き出して積み上げて下さい。答えがそこに書かれているはずです。
「楽しむ」を大切に