50代会社員が起業に踏み出す時の「3つの絶対条件」とは
あなたは起業希望者全体の２１%が５０代と言うことをご存知ですか？ 将来の不安に早期退職を考える５０代会社員の方は増える一方です。では、どんな条件が整えば、踏み出すことが出来るのか。しがらみの多くを捨てることが出来るのか。
今日は起業に踏み出す時の「３つの条件」をお伝えします。
起業準備を支える３つの条件
起業に踏み出すタイミングは３つの条件が整った時です。逆に言うと、この３つが揃わないうちは踏み出すことに躊躇します。
それは、次の３つのことです。
② お金
③ 覚悟
５０代は、会社でそれなりの実績を積んできていますね。役職、家族、健康など様々なしがらみもあります。勢い、自分だけの都合で簡単にはやめられないとお考えですよね。
すると、時間と共にモヤモヤが増大してきます。気持ちを押さえつけ毎日通勤する、身が入らない仕事をするのは辛いことです。会社帰りに一杯飲んでも気持ちは晴れません。愚痴が多くなってくるのが現状かと思います。
もし、起業を考え始めたのであれば「３つの条件」を当てはめてみてください。
・生活して行くための最低限のお金はあるのか？
・自分で舵取る人生に踏み出す覚悟はできているのか？
一つでも欠けているのであれば上手くいかないでしょう。気持ちはあれど「それは、いつなのか」を決めることが出来ません。
起業に家族の理解は欠かせません
起業しようと思ったとき、最初にすることは会社に辞表を出すことではありません。セミナーに参加する、起業塾に通うことでもありません。それは、家族の理解を得ることです。これが最初にやるべきことです。
５０代会社員ともなれば、仕事でミスをした時、人間関係で落ち込んだ時、そばにいてくれたのは誰でしょうか？ そう、家族です。長きにわたり、身近な存在。だからこそ、家族の理解を得ることが最優先なんです。
起業準備を始めれば、モチベーションが下がり足が止まることもあります。その時、気持ちを支えてくれるのは奥さんであり、子供の笑顔です。また、早期退職となれば生活環境は大きく変わります。しばらくは失業保険もありますが150日です。その後、起業したとしても、すぐに軌道に乗るなんてことはありません。
上手く行かないこともあるでしょう。落ち込みもします。それを陰で支えてくれるものは家族なんです。必ず、念頭に置いておきましょう。
生活できる最低限のお金を考える
５０代会社員が、起業準備中に知っておくべきことの２番目です。それは、最低限生活するのに必要なお金ということになります。というのも、起業してすぐに上手く行くなんてことは、ほぼありません。その間も食べていくことが必要です。
会社員時代であれば給料があります。保険税金は天引きです。気にしていないのではないでしょうか。と言うよりも払っている実感がないでしょう。そんなところからも支出ということをきっちりと押さえておく必要があります。
特に会社一筋できた５０代の会社員は奥さんときちんと会話することをお勧めします。今までの生活レベルをどこまで下げられるか？そして生活を切り盛りして行くためにはどのくらいの費用が必要なのか？を知っておくことが大切です。
退職後は奥さんに稼ぎの主体が移ることもあります。奥さんが専業主婦でいらっしゃれば、尚更、家計が心配です。精神的にも不安になります。生活ばかりが気になっていては起業活動に身が入ません。頭の中はアルバイトなんてことが浮かび集中できません。これでは、本末転倒ですね。
起業後、半年から１年は収入が無くても食べて行ける最低限の生活費を確保することが大切です。
自分の人生は自分で創る覚悟が必要
５０代ともなれば多くの経験がありますね。会社人生が見えてしまったことで将来の不安を抱く人は多いものです。最初は、上司部下逆転の人間関係など経験とプライドが邪魔をして、会社に居たくないだけかもしれません。
漠然と考え始めた起業、最初のうちは「後半の人生はストレスなく働きたい」「好きなことを仕事にしたい」と思う反面、「自分に何が出来るのだろうか」「本当に生活して行けるのだろうか」と不安ばかりです。
しかしながら、準備を進めて行くと気持ちが大きく変わるタイミングがあります。自分軸と呼ばれる働き方の方向性が見えてきた時です。「自分の人生は自分で創る」と言うような気持ちの盛り上がり、高揚感のようなものが出てきます。それが、３番目の条件、「覚悟」と言うことになります。
そんな気持ちが溢れてきたら頭の中に起業までの「時間軸」が出来上がってきているものです。いつまでに何をしたらいいのかということが、自然に浮かんできます。その時こそが、早期退職のタイミングです。家族の理解もあり、１年程度の最低限度の生活費もある、自分の覚悟も出来た。これでスタートOKです。
後は自分の想いを実行に移すだけですね。きっと、気持ちにゆとりができ、前に向かうことしか頭にはないかと思います。きっと、あなたの「ありたい未来」が背中を押してくれるはずです。躊躇することなく踏み出して行ことかと思います。
私自身、５０代で起業しましたから良くわかります。今でこそ会社員を卒業し、やりたいことを仕事にし、毎日を楽しむことが出来ています。でも、数年前は働き方に悩み、モヤモヤの毎日を過ごしていましたからね。プロフィールはこちら
だからこそ、言えることが３つの条件です。知識やノウハウと言ったものは、その後からついてくるものです。
それでは、「楽しむ」を大切に
私が、あなたに何かお伝えできるとすれば、それは「自分スタイルの幸せを手に入れる」起業の考え方・方法だと思います。
自分スタイルの働き方が実現できれば、自分で時間をコントロールし、働き方を楽しみながら人生は豊かになっていくものです。私自身、好きな沖縄に、好きな時に行けますし、好きな人達に囲まれて、毎日が比較的ストレスフリーで幸せです。
今の世の中、誰もがスマホで検索すれば、簡単にたくさんの情報が得られます。でも、逆に「正しい情報を選ぶこと」が難しくなったことも事実です。
独立起業を考え始めたあなたにとって、どんな情報が必要でしょうか？ここをキチント知らないままで踏み出すとモヤモヤの堂々めぐりになるように思います。
闇雲に知識やノウハウを知ったところで起業準備は上手くいきません。頓挫する確率が高くなるだけかと思います。ある意味、時間とお金の無駄遣いですね。
大事なことは「正しい手順」を知り、行動を起こせば成果は出るということです。「稼ぐ力」は手に入ります。
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