【降格左遷で腐らない】サラリーマン人生の転機をプラスに変える思考のヒント
「今が人生の転機」こんなふうに考えたことはありませんか? サラリーマンとして10年、20年と勤めていれば、会社人生を左右するような大きな壁にぶつかることもでてきますね。引き金になった出来事は人それぞれかと思います。が、しかし、一言でいえば「不本意な出来事」ではないでしょうか。
順風満帆と思えたサラリーマン人生が「降格左遷で隅っこに追いやられた」「納得のいかない評価」に、毎日の仕事が辛くなってきます。人間関係もうまくいかずストレス満載、多くの人は「やる気を失う」か、「組織の中に埋もれて」しまう。これが実情かと思います。
一方、折れそうな気持をグッとこらえ、悩みながらも一歩踏み出す人がいます。
両者を分けるものはなんでしょうか?
それは、「腐らない気持ち」です。ターニングポイントだと受け止めたうえで「何か、自分のためにしてみよう」と考えていくことです。
そうは言ったって、中々、そんな気持ちになれないよ、と思うかもしれませんね。でもですよ、もし、これが余命6ケ月の大病だとしたら、どうでしょうか。辛くとも受け止めたうえで、今から精いっぱい何かをしようと考えるかと思います。
気持ちを整理し「何かしようと考えること」は大切なことです。
今日はサラリーマン人生の転機に「するべきことは何か」についてお伝えしたいと思います。
目次
「原因・理由」を考えないことが大切
サラリーマン人生も長くなると活躍できる場を会社の中にはめ込んでしまいます。でも、これは仕方のないことです。組織と言う枠の中でものごとを考える習慣が身についてしまっています。そうすると枠から外された原因・理由ばかりを考えてしまいます。
そんな理由探しをしていても「どうして私が」、こんなに頑張ってきたのにと辛さが増すだけです。何か変わるのであればいいのですが、ほとんどの場合、何も変わりません。ストレスが溜まり、頭がオーバーヒートしまうだけです。
私自身、サラリーマン時代、40後半で2段階降格・左遷を経験しました。辛かったですね。人の目線が気になり、仕事にやる気をなくし、出勤することも嫌になりました。でもね、「自分のために何かしてみよう」と思った瞬間、会社と言う枠がなくなり、狭かった視野が広がりました。
あなたの人生は組織の中にしかありませんか?
大切なことは原因・理由ばかりを考えないこと。人生の転機とは時間を止めるものではなく、時間を前に進めるためのスタートラインだということです。
「何をするべきなのか」知っておこう
人生の転機をプラスにするには、何かを見つけようと焦らないことです。「自分の時間」を大事に、興味のあることに使ってください。
好きな本を読む、面白そうだと思った映画を見る、行ってみたかったところに旅行してみるのもいいでしょうね。また、子供のころに憧れたこと、学生時代に仲間と飲みながら語った夢、そんなところを思い起こしてみるのもポイントです。
純粋に好きなこと、やりたいことを口にしていた自分が居たはずです。自分の興味ごとを中心に、仲間や家族と過ごす時間を増やすことを大切にしてください。焦らずに、何が出てくるのかをワクワクしながら「待つこと」が必要です。
サラリーマン人生が長ければ長いほど、その仕事が本当にやりたいことなのかどうか分からなくなっています。一度、原点に立ち返って「やりたいこと」って何だろうと考えることが大切です。興味あることに時間を割いて、行動に移しましょう。
「自分を振り返る」とわかってくること
自分を振り返り、行動するうちに「わかってくるもの」があります。それは感動と共感、自分にとって「一番エネルギーを感じる」ことは「何か」ということです。どんな時に、どんなことに共感を覚え、感動したのか。そして、自分がどうなったのか。それを書き留めてください。
また、組織の枠がなくなるとサラリーマンとしての仕事を興味ごとの1つとして捉えられるようにもなります。プレゼンテーションが得意だった、裏方として企画することが好きだった、マネージャーとしてチームづくりに取り組み目標達成したなど、客観的に自分を見ることができます。
きっと、あなたのプレゼンテーションを聴いて行動を起こした人がいるはずです。あなたの言葉がその人の心を動かしたと言うことになりますね。その方にとっては大きな一歩になったはずです。あなたにとって「エネルギーが湧き出すこと」が人の役に立ったんです。それが働き方になったら、自分も楽しく、人に喜ばれます。それって、素晴らしくないですか。
自分を振りかえり、行動を起こせば、わかってくることがあります。必ずや、その中には、これからの人生をかけて取り組んでいくことが含まれているはずです。あなたのエネルギーが伝わること、つまり、働き方のコンセプトが見えてくるということです。
まとめ
人生の転機をプラスに変えるには「腐らない気持ち」を持つことが大切です。不本意な出来事、降格左遷の原因を探していても溝が深くなるだけです。ホドホドにして、「自分時間」をつくって興味ごとを考える。行動しながら焦らないで待つことです。
必ず「第二の波」はやってきます。
自分自身を振り返り、感動したこと、共感したことを大切にしてください。そして、サラリーマンとして得意だったことを思い起こしてみましょう。あなたに「やりがいスイッチ」が入る働き方の方向性に気が付きます。
あなたの得意なこと、感動したことは、きっと人に共感を与えます。それが最高の人生をつくるための働き方の自分軸になるはずです。
それでは、「楽しむ」を大切に
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