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起業準備が加速する目標設定 「3の法則」とは

今年こそはと目標を定め起業準備に取り掛かる人は少なくないと思います。でも、実際のところ、毎日の忙しさに流され、「やらなきゃ」と思いながらも気付けばジングルベルが聞こえる。手帳をみれば白紙のページばかり。「ア~、今年も・・・」と頭を抱える人は多いのではないでしょうか?

こうなってしまう原因は目標設定に問題があります。今日は、起業準備が加速する目標設定 「3の法則」についてお話ししたいと思います。

目標設定に必要な2つの視点

起業準備を始めたら、目標は2つのことをセットで考えることが大切です。「手に入れたい未来を言葉で表現」する。「ゴールした自分のイメージ」となります。つまり、言葉とイメージをセットにすることが重要です。ここで言うイメージとは、写真やイラスト、ご自身で描いた絵でも大丈夫です。起業した自分の絵姿と言うことになります。

人が行動するためには理由があります。理由とは願望ですね。ゴールした時の自分はこうありたい、それを言葉とイメージをセットにすることで頭の中に強く残り、行動につながることが大切です。

例えば、目標設定にコーチング資格をとる、みたいなことを掲げる人がいます。これでは不十分です。と言うのも、資格は事象にしか過ぎません。「コーチング資格を取ることで、どうなる自分」を言葉とイメージにすることが必要になります。資格を取ることを目標にすると、取得した時点で満足してしまい、行動がストップしてしまいます。

人は「どうなる自分」と理解することで動き出します。頭の中で「ゴールがイメージ」できることで、さらに脳が活性化し、行動力を生み出すのですね。

目標設定するときは、最初に2つのことを大切にしましょう。

目標設定の落とし穴

起業準備には目標設定はとても重要です。行動の指針となります。目標の置き方を勘違いしないことが大切です。

起業準備をする上で、多くの人が間違える「ありがちな目標の書き方」というものがあります。ひょっとすると、あなたも落とし穴にハマっているかもしれません。

至って単純なことですが、なかなか気づくことはないものです。「ありがちな目標の書き方」とは、「こうありたい」ではなく「こうする」を目標に置いてしまうことです。

「こうする」は手段
「こうありたい」が目標     

「こうする」はアクションプランです。これを目標にしてしまうと細分化していくことに捉われるものです。すると、いつまでたっても前に進んでいる実感が持てません。自分の置かれている立場すらわからなくなるものです。

結局、達成感が得られないまま、次第にモチベーションが下がり、起業準備の手が止まるという道筋をたどってしまう場合は少なくありません。

例えば、起業に必要な知識やノウハウを身に着けることを目標として設定したとします。まずは、ビジネス書を読んだり、セミナーや勉強会に参加したりするものですね。

そして、回を重ねるごとに、その量は増えていきます。しかし、いつのまにか、知識ノウハウを得たことで満足してしまう人は多いものです。

やっかいなことは、そこに気付いていないことなんです。結果は知識コレクターになっただけとなります。「こうありたい」と思う自分は、そこではなかったはずです。最初に「こうする」を目標に置いた結果、そうなってしまったと言うことです。

・あなたのゴールはどこですか?
・今のあなたに、その知識は必要ですか?

起業して「こうありたい」と目標を設定をしないとセミナージプシーとして彷徨い続けます。時間もお金も浪費してしまう可能性が高まるだけです。

アッと思った時は、修正して下さいね。

目標設定は「3の法則」で組み立てる

起業準備には行動できる目標設定が必要です。しかし、目標を決めてプランに落とし込むという人がいます。これではゴールに向かうには、少々、難しいかと思います。

このような人は完璧思考の人に良く見られるものです。つまり、頑張り過ぎる人となります。あれもこれもと望んでも上手くは行きません。続けられることが重要です。

大事ことはテーマを決めることです。

例えば、そのような人は、たくさんのアクションプランを箇条書きにし、行動に移そうとするものです。これでは、息は続かず、途中で手が止まってしまいます。

それじゃ、どうするの?となるわけですが、2つのことがポイントが重要です。

① 時間軸  
② テーマ

時間軸とは1年を3つに分ける。テーマとは3つの時間軸に対して「こうなっていたい自分」をテーマとして言葉にすることです。「ここまでに」、「こうなっていたい」と書くと言うことになります。上から今年の「こうありたい」目標、そして3つの時間軸とテーマですね。

人は3つのことしか頭に残っていないと言われています。今年1年「こうありたい」とゴールを決めたら、3つの時間、3つの小テーマに分解するということになります。行動を起こす理由と時間軸を頭の中に残しておくことが、重要です。

ここで初めて、アクションプランを書きます。大事なことは、ここでも3つのことを考えることがポイントです。

各テーマへの階段を思い浮かべ、登るためのギャップを考えます。その上で各テーマにごとにアクションプランを3つずつ書いてみましょう。

人は3つのことしか頭に残らないとお話ししました。もし、あなたがアクションプランを10個書いたとします。果たして、1か月後、あなたは9番目の内容を覚えていますでしょうか?

たぶん覚えていないと思います。と言うことは、やらない確率が高いと言うことです。きっと目標設定しただけの手帳が手元に残るということになってしまうのではないでしょうか。

目標設定とは、「こうありたい」が思い出せる、頭の中に浮かぶ、だから行動につながるという3つの視点で考えていきましょう。

まとめ

起業準備は行動できることが大切です。構想しても妄想で終わってしまっては意味がありませんね。そのためには、今年1年の目標は「こうありたい」と置き、「時間軸」「テーマ」「アクションプラン」を全て3つで考えることがポイントです。

これが起業準備を加速させる目標設定3つの法則です。こうすることで、妄想が構想に変わり行動できるあなたとなります。

今年1年を実りあるものにしていきましょう。

それでは、「楽しむ」を大切に

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