「会社員の卒業計画」やりたいことで起業する条件
「やりたいこと」で起業した人は「いいね」と誰もが思います。年齢や性別に関係なく会社員の方は「うらやましい」と考えるのではないでしょうか。
では、実際のところ「起業しますか」と言われると、どうでしょうか。多くの方は否定的な意見を話されると思います。好きなことは趣味であることが一番。でも、実際には食べていけないよ、夢と現実のギャップが大きいよ、と返すように思います。
あなたも「やりたいことで起業してみたい」けど、現実は無理。それができないから会社勤めなんだよ、と考えますか?
今日は、やりたいことを仕事にするためのチェックポイントについてお伝えしたいと思います。
目次
「稼ぎ」は保証されない
「やりたいこと」は働き方の軸となる大切な要素です。しかしながら「やりたいことで仕事をすること」と「やりたいことで稼ぐこと」とは別のことだと思います。稼ぎをつくりだすとは「マーケティング」であって、その人の「やりたくない」「好きではない」とは関係ありません。
「やりたいこと」は起業を軌道に乗せる確率を上げるためのモチベーションを上げる力となるものです。努力し続ける自分自身をバックアップしてくれる力であって「稼ぎ」をつくりだすものではありません。
ここを勘違いしないことです。大事なことは「やりたいこと」が「ビジネスとして受け入れられるのか」の視点です。つまり、市場性を知ることが重要になるということですね。
起業を考え始めたら「あなたのやりたいこと」が市場として成立するのかを知っておくことが条件となります。
自分を信じられますか
起業しても良いことばかりではありません。やりたいことで仕事をしても、成功することもあれば、失敗することも出てきます。上手く行かない時にこそ「自分を信じられるかどうか」これも条件の一つです。
「やりたい」ことで起業しようと決めた判断を疑ってしまってはいけません。手を止めることなく自分を信じてコツコツ努力していくことが条件です。
自分を信じられない人は「やりたいことで起業する」ことはお薦めできません。一時的な感情に左右されることなく、継続していくことが重要です。ビジネスが回っている状態とは「継続」と言われる通りです。
やりたいことを実現するとは、生き方そのものです。自分の価値観に沿って素直に努力できる、続けられる、そんな人が幸せをつかむことが出来るのだと思います。
仕事の過程を楽しもう
「やりたいこと」で起業するとは「働いて成果を得るまでの過程も楽しめる」ことも条件の一つです。
例えば大ブレイクしたポケモンGOにもよく似ています。対戦する以上に、仮想の世界でありながら現実の場所に出向きキャラを捕まえることが楽しい。人とつながり情報を得ることも楽しい。またレアキャラに育てたりと「成果を得るまでの過程」を楽しんでいますね。
「やりたいこと」を仕事にするとは3つの過程を楽しむことができます。
・自分のことを知ってもらうために人とつながる過程
・稼ぎをつくるまでの過程
起業して、仕事も、自分も成長して行くことが楽しいのだと思います。全てが「夢中になれる働き方を生涯楽しむ」に、つながるものです。
「やりたいこと」が起業の土台となり、その上にビジネスをつくることが働き方には重要です。そして、その過程を楽しみながら、地道にコツコツと努力し続ける人が起業を軌道に乗せて行くのだと思います。
それでは「楽しむ」を大切に