【初めての起業】人生１００年時代の働き方を考える３つの方法
最近は「人生１００年時代」、この言葉を良く聞くようになりました。仕事を続けたいと思う人の健康年齢は大幅に伸びてきていますね。
あなたも一度くらい「どんな未来をつかみたいのか」と起業を考えたことはありませんか？
休日の喫茶店で、仕事帰りに入った居酒屋で、「ボンヤリと自分の未来はどうなるのかな」と考えたりするものです。そんな時、ふと、転職とか、起業と言った言葉が頭をかすめたりするのではないでしょうか。
会社で忙しく働きながらもやりがいを感じない。「何か違う感じがする」でもわからない。「自分の居場所はここではない」と感じてしまうことがありますよね。
そうなってしまう大きな要因は「働き方」と「価値観」にギャップがあるということです。
今日は、人生１００年時代の働き方は「どのように考えれば良いのか？ 」起業準備を始める考え方についてお伝えしたいと思います。
「働き方」を創造する３つの時間を大切にする
会社員であれば「親方日の丸」「安泰な生活」なんてことは、今や死語になりつつありますね。ましてや大企業だから「やりがい」のある働き方ができるなんてことは大きな勘違いです。
日本を代表する家電メーカーの事業再編・リストラに始まり、これからはメガバンクの人員削減計画です。一体、どれだけの会社員が「こうではなかった・・・」と感じているのでしょうか。たった一度の人生です。
もし、あなたが今の働き方に迷いが出てきたのであれば、起業準備を始めるために「３つの時間」をつくることをお薦めします。
- 今までの経験を活かすことを考える時間
- 興味や関心ごとに目を向ける時間
- 夢中になれる働き方を生涯楽しむ時間
起業考え始めた時は、あなた自身の経験を振り返り、興味や関心事に目を向け、自分の価値観に沿った働き方を目指して行くことが大切です。と言うのも、多くの方は「働き方」が「生き方」を決めています。でも、逆ですね。「生き方」が「働き方」を決めるのです。
自分の価値観に沿って「家族や仲間を大切にした働き方が出来ているのか」 「現在の自分はどうなのか」 、このギャップがモヤモヤのあなたをつくりだしています。単に稼ぎをつくるだけの起業になってはいけません。「やりがい」を持って働いているのか！ これが人生を豊かにする「働き方の尺度」になります。
経験を活かすことを考える時間
人は誰しもたくさんの経験をお持ちです。その中にある「あなたの強み」で働き方を考える時間を大切にしてください。知識やノウハウを学ぶことがスタートではありません。今までの経験を振り返ってみましょう。起業準備は強みを見つけること、ここが最初の一歩となります。
そんなこと言われても、みんなも出来ることだし、資格だって自分だけとは限らないし、「何もないよ」と言われるかもしれませんね。
でも、必ずあります。気付いていないだけなんです。
考える時のコツは５つのことです。
- 人に喜ばれたことはないだろうか
- 人に褒められたりしたことはないだろうか
- 人に相談されたりすることはないだろうか
- 社会人になっても続けていることはあるだろうか
- 数字置き換えられる成果はあるだろうか
あなたは仲間に「へぇー、何でそんなことできるの」と言われた経験はありませんか？自分では何気なく話したり、やったりして相手にビックリされた経験です。
本当の「強み」とは、自分には「当たり前」でも、第三者から見ると「すごいと思われる」ことです。つまり、相手が評価するから強みであり、価値があります。だからこそ、喜ばれます。褒められたり、相談されるということにつながっています。起業に必要な強みとは相手の役に立つことなんです。
また、ストレートに「私の強みって何だと思う？」と仲の良い友人、会社の同僚などにも聞いてみることも大切です。客観的に捉えることで気付くものです。
さらには、「成果のあったこと(数値として表現できること)」を考えてみましょう。注意して欲しいのは、自分にとって最大であれば良いこと、他人と比較してはいけないことです。
例えば、小学生時代から今まで３０年間ピアノを弾いている、仕事では経理畑一筋２０年、〇〇営業としてトップセールスになったことがある、フルマラソンを３時間で走ることができる、と言った感じです。
自分では「なんとも思わないこと」が第三者には「すごいね」と見えるのです。それは相手に「共感」を生み出します。「長く続けられること」は「信頼」につながります。役に立ち、喜ばれる、と言うことです。ここに「やりがい」が生まれます。
毎日の仕事に追われ、目の前のことばかりを気にしているとわからないものです。強みとなるものを見つけるために「ご自身の経験を振り返る時間」を大切にして行きましょう。
興味や関心ごとに目を向ける時間
興味や関心のあることは「好きなこと」である場合が多いものです。この「好き」は起業には重要な要素となります。仕事でも、プライベートの熱中できる趣味やボランティアなどです。「第三の場所」とか、「自分の居場所」とも言われていますね。この場所を考える時間をつくりましょう。
考える時のコツは５つのことです。
- 生まれ変わったらなりたいものはなんだろうか
- 話し出したら１時間でも話していられることはなんだろうか
- 子供の頃に夢中になったことはなんだろうか
- 自分投資に一番時間とお金を使ったことはなんだろうか
- 時間を忘れて没頭できることはなんだろうか
好きで情熱が湧くことは、起業を考える上で必要不可欠です。その理由は「自然と継続できる」「モチベーションが維持できる」ことにあります。働いていれば、楽しい時も、苦しい時もありますね。そんな時に背中を押してくれることが「好きで情熱が湧く」ことです。つまり、自分の中にある価値観の「根っこ」だと言うことなんです。
私の仲間に「オトナかけっこ教室」を運営している起業家がいます。通称サクさん（櫻井誠一郎さん）です。彼は１５年間やり続けていたものがあります。それは選手としての陸上短距離１００Ｍです。好きで情熱が湧くことを働き方に変えた起業家です。
就職するも働く意味を見いだせない。「走ること」が忘れられない日々か続いたそうです。人生を後悔したくないと退職、陸上短距離に専念。人生で一番充実した時期だと言っています。しかながら、競技引退後は目標を見失い仕事を転々とする日々を送ります。
しかしながら、「好き」は背中を押してくれるんです。「好きなことを仕事にしよう」と決意します。現在は「目標を途中で諦めてしまった人」「仕事で自信を失っている人」にかけっこを通して「自信」を取り戻してもらいたい！ そんなの想いを胸に「オトナかけっこ教室」を開きました。自分の価値観に沿った働き方を楽しんでいます。
これからの人生を「生涯現役」過ごすためには「楽しめること」「継続できること」で働き方を考えて行くことが必要です。好きなことで情熱が湧くことを考える時間を大切にして下さいね。
夢中になれる働き方を生涯楽しむ時間
働き方の尺度を決めるには「得意なこと」「好きなこと」に加えて、もう一つ考えてみましょう。経験の中には楽しかったことや嬉しかったことだけではありませんね。辛かったこともあります。そんな時期を乗り越えて、今の自分があるはずです。「克服できたこと」が最後に考えることです。
克服できた道のりは思い出したくないかもしれません。しかしながら、起業には「克服できたこと」が強みとなります。あなたにとって最大の強みとなるかもしれません。と言うのも、辛いことは待ったなしで無くしたいと思いますね。すぐにでも人の役に立つことだからです。
このように考えてみましょう。自分と同じ辛さを抱えたままの人がいる。自分が克服できた道筋は役に立つ。この２点です。「辛かったこと」から学んだことは同じ悩みを抱えた人の役に立ちます。克服した道筋を伝えることは、人に共感され、喜ばれ、ありがとうと感謝されます。「やりがい」が、そこにあるということです。起業準備するうえで、とても重要な視点となります。
考えるコツは３つのことです。
- 人生の転機となったできごとはなんだろうか
- 今までの経験の中で一番の悩みはなんだろうか
- そこから何を学んだだろうか
私自身の働き方は、まさにそこが起業の原点になっています。思いも寄らぬ出来事に「やりがいとはなんだ」と働く意味に悩みました。早期退職後はお金もどんどん減って行きます。家族にも随分と迷惑をかけました。セミナーや講座を受けても不安ばかりが堂々巡り、随分と遠回りをした４年間でした。
でも、そんな経験をして今があります。だから同じ想いを抱えた人の気持ちが良くわかります。起業するには何をすることが大切なのか？ その手順もわかります。初めて起業考える会社員には遠回りをして欲しくない、自分が主役の人生を創って欲しい。これが私の「働き方の原点」です。
まとめ
「人生１００年時代」の働き方は考えるには「３つの時間」を大切にしましょう。起業準備のキーワードは「得意なこと」「好きで情熱が湧くこと」「克服できたこと」です。そして「数字で表せる成果」を加えてみましょう。
それが出来たら「第三者の言葉」を大切にすることです。客観的に自分の強みを見るということになります。
忙しい中、時間を創ることは難しく感じるかもしれません。しかしながら、これからの長い人生に比べれば、ほんの一瞬です。その時間こそが「夢中になれる働き方を生涯楽しむ」 起業の最初の一歩です。
それでは、「楽しむ」を大切に
私が、あなたに何かお伝えできるとすれば、それは「自分スタイルの幸せを手に入れる」起業の考え方・方法だと思います。
自分スタイルの働き方が実現できれば、自分で時間をコントロールし、働き方を楽しみながら人生は豊かになっていくものです。私自身、好きな沖縄に、好きな時に行けますし、好きな人達に囲まれて、毎日が比較的ストレスフリーで幸せです。
今の世の中、誰もがスマホで検索すれば、簡単にたくさんの情報が得られます。でも、逆に「正しい情報を選ぶこと」が難しくなったことも事実です。
独立起業を考え始めたあなたにとって、どんな情報が必要でしょうか？ここをキチント知らないままで踏み出すとモヤモヤの堂々めぐりになるように思います。
闇雲に知識やノウハウを知ったところで起業準備は上手くいきません。頓挫する確率が高くなるだけかと思います。ある意味、時間とお金の無駄遣いですね。
大事なことは「正しい手順」を知り、行動を起こせば成果は出るということです。「稼ぐ力」は手に入ります。
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あなたが「自分らしく好きなことを仕事にしたい」「経験を活かしてビジネスをしたい」「他人評価に踊ることなく自分の人生を歩みたい」とか、「今の仕事にやりがいを感じないまま、組織の中で働くことに充実感を失いつつある」と感じているのであればぜひ受け取ってみてください。
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