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50代の起業は目線を下げて聞き役に徹すること

やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。

TVを付けると週に2回は有吉弘行さんを目にします。毒舌ばかり履いても、なぜ、あんなに人気があるのでしょうか。あなたも、そう思ったことはないですか。芸人と言うと人気商売ですね。あまりマイナスイメージは伝えない。でも見事なくらいに毒舌を吐きますね。なぜでしょうね。

50代からの起業は、八方美人になってはいけない理由

それは誰からも好かれようとしていないこと。こんなことを言って欲しかったという、視聴者の気持ちを代弁しているからです。一見、毒舌と思われることでも、ちゃんと計算されています。そして毒舌の後は必ず笑顔。下から目線の丁寧語でフォローしています。起業も同じことです。お客様の欲求・悩みを理解していることが大事です。

何をしている人ですか?と質問された時に、例えば、Aさんは静岡県で20年弁護士をしています、と答えた、Bさんは静岡県静岡市で10年相続専門の弁護士をしています、と答えた。あなたが相続でお悩みごとがあった場合、どちらの方に相談しますか。当然Bさんですね。相続の様々なケースを知り、気持ちをより理解して法律相談に乗ってくれそうだと思います。

毒舌だけど視聴者の気持ちを代弁する有吉さんと同じです。誰からも好かれたいと思わない。特定のあなたに向けて気持ちを代弁する。この特定の方に向けたメッセージが大切です。

僕は会社員時代、走り続けて40代で事業部長になりました。でも、50代で山頂を前にして落石に当たり、谷底まで転げ落ちました。いわゆる降格左遷です。他人評価に踊った人生に空しさを感じた。働く意味って何だ? このままで良いのだろうか?とやりがいを探し続けました。その経験から同じ悩みを抱え働く意味を見直す50代の方の気持ちは痛いほどわかります。

自分の進む方向が見えなくなり、不安な毎日を繰り返し、時間ばかりが過ぎて行く。そして漠然と起業を考えた時に何をどうしたら良いのか?そもそも、自分は何が出来るだろうか?と再び悩む。そんな悩みを繰り返して欲しくない。遠回りしないで自分で舵取る人生に踏み出して欲しいと起業を決意しました。

ミドルエイジの起業準備を支援をしています。白紙の状態から自分価値でビジネスモデルを創る手順と行動創りをお伝えしています。同じ年代の悩みごとの理解の上に、僕の仕事は成り立っています。たった一人のアナタに届けば良いと思っています。あなたが笑顔になること、そして毎日を楽しむ人生に踏み出して行くことが50代からの起業です。

「楽しむ」を大切に