50代からの起業は専門家ポジションをつくることが重要

「50代からの起業は経験を活かした専門家になることだ」、そう思わせる記事がYahooニュースに出ていた。それが中田 英寿さんについてなんです。
中田 英寿さんと言えば誰もが知る元サッカー全日本代表、海外クラブチームでも活躍した日本の名選手ですね。その彼が29歳で引退し、なんと日本酒の専門家になっていました。まさしく好きを仕事に起業したわけですね。
今日は「50代からの起業は専門家ポジションをつくるこが重要」というお話です。
目次
50代からの起業は専門家であることが重要
好きを仕事に専門家ポジションを作った中田英寿さんですが、7年かけて日本全国を旅し、そこで出会った日本酒の奥深さに感銘し、のめりこんだそうです。蔵元300社を回り、日本酒を勉強。利き酒師の資格を取り、さらに種類販売業の免許まで取ってしまったそうです。
しかし、これだけでは、日本酒を愛する酒屋の店主と変わりません。
いったい何が、違うのか?と言えば、「今まで日本酒に縁のなかった人達にもその魅力を伝える専門家」になったことなんです。土地に根差した日本酒の魅力を人・文化・伝統と合わせて、海外の人々伝えて行くことを仕事にしたわけです。
海外のクラブチームでの経験、その知名度を生かして魅力を伝えるイベントをプロデュース、さらには、7か国の言葉で検索できるアプリケーションまで作成し伝えています。
まさしく、「自分スタイル起業」です。
好き×経験×人脈を生かし、「日本酒の魅力を海外に伝える専門家」というところにあります。まさしく唯一無二の専門家ポジションを確立したわけです。50代が目指す自分スタイル起業となります。
50代からの起業は「絞る」が重要
個人起業はポジショニングで決まると言われています。専門分野を「小さく絞ることで一番を目指す」と言うことです。その経験や知識の一つひとつが宝物となります。
50という年代は知力、体力ともにある年代です。起業に向いている年代でもあります。大切なことは、経験や知識を活かし、「何の専門家を目指していくのか?」を定めることです。そのキーワードが、「好き」「得意」となります。
・熱く語れること
話し始めたら1時間でもしゃべっていられる。「好き×得意×経験」を強みとした専門家になることです。
中田英寿さんの経験生かし方、好きを楽しみ仕事に変えて行く姿勢は、50代が目指す起業の在り方そのものとなります。夢中になれることと出会い、小さく始めて大きく育てています。
誰もが知る名選手であるにもかかわらず、違う人生に踏み出しました。監督、コーチ、評論家、スポーツキャスター、何でもできたはずです。しかし、まったく違う方向性を見出しました。それが、夢中になれる人生への第一歩なわけです。
50代の起業も同じです。好きや得意で仕事をつくりだすことです。大切なことは、その仕事が喜ばれ、対価を得られる働き方となります。それが充実した毎日につながっていきます。
まとめ
50代からの起業は時間を意識する。サラリーマンでいるうちに収入の柱を準備することが大切です。とは言え、何も手が付かないまま、今が最善と自分に言い聞かせ、毎日を過ごしていきます。
将来は起業したい、でも、一歩踏み出せない要因は、「何を、どこから始めれば良いのか?」という不安ではないでしょうか?
大事なことは「手順」を知ることです。それを知らずにスタートすると時間ばかりが過ぎていきます。その一つひとつを知って、行動を起こせば「理想とする人生」に踏みだすことができます。
ゼロからでも仕事は創り出せますし、稼ぐ力は手に入るんです。
それでは「楽しむ」を大切に
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