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漠然と起業を考える50代会社員に必要な最初のステップは〇〇です

やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。

会社員時代、ずっと営業畑を歩いてきた。当時、懇意なお客様と食事をする中で言われたこと。IT営業ってツブシがきくからどんな業界に行っても食べて行けるよね。僕なんかコレしかできないからさぁ・・・。その時は、受け流していた。

僕が会社を辞めて漠然と起業したいと思い始めた時、その時のお客様の顔が浮かんできた。営業こそツブシが効かないのです。確かに少しのIT知識、折衝能力、人とのつながりはあると思った。しかし、いざ起業したいと思うと、何から始めていいんだろう、一番の悩みは、自分は何が出来るのだろう、自分のヤリタイコトってなんだろう、そんな思いだった。

お客様の言ったコレしかのコレがわからないのです。「やりがい」がわからないんです。いろいろなセミナーに参加しました。講座も取りました。でも腹落ちしないんです。それは起業の情報ネタ、絶対儲かる起業ビジネス的なものばかりだったからです。一歩踏み出す手順、仕組が見えなかったからです。頭の中はモヤモヤで一杯でした。

自分の「やりがい」ってなんだろう、何がわかれば一歩前に進めるのだろう、と悩み続けました。このモヤモヤを抜け出すめたにやったことはなんだと思いますか?

起業のモヤモヤを抜け出す最初にやるべき行動

この答えを見つけるために随分、遠回りをしました。答えは、自分が生きてきた道筋(人生)を振り返ることです。振り返ると幼いころ夢中だったこと、学生時代の情熱、会社員になり失敗を繰り返しながらつかんだ達成感、楽しさも、苦しさも全てが甦ります。その中にこそ、自分の「やりがい」が隠れています。

一度、自分の歴史を書き出してみてください。そして、好きなこと、辛かったこと、出来ることを目の前に並べてみてください。それがあなたの可能性です。そして、それぞれのベスト3を選んで組み合わせてみてください。見えてきたものをベースに「自分価値」に変えて行きます。50代には積み重ねた経験があります。それは宝の山なんです。トライしてみてください。

人間は、ヤルゾと決めてかからないと踏み出せません。決めてかかっても途中でダレてしまいます。そんな時に背中を押してくれるのは仲間です。僕は、自分を振り返り、可能性を見つけてからも歩みはノロマなカメ状態でした。そこからスピードを上げることが出来たのは、「仲間と話すこと」、「応えてくれる仲間の存在」それは不安を自信に変えてくれます。

漠然と起業を考えた、でも何をすれば良いのだろうか? 自分は何が出来るのだろうか?と最初の一歩が踏み出せない時は、自分の人生を振り返り、書き出してみてください。そして出て来たことを仲間と話をしてみてください。

自分の事は自分では気付かないことが沢山あります。「振り返り、書き出し」それを「仲間と話す」ことです。可能性が自分価値に変わる最初の一歩です。

「楽しむ」を大切に