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【初めての起業】働き方をデザインする5つのポイント

今日は朝から喫茶店でコラムを書いています。周りを見るとサラリーマンが多いですね。打ち合わせをしている人、新聞を読んでいる人、スマホを見ている人、それぞれ、出勤前から何かしています。

そんな中、時折ハァーとタメ息、腕組みをしている人がいました。40代半ば過ぎとおぼしき会社員です。その人を見ていたら、働き方にモヤモヤしていた会社員時代を思い出してしまいました。

「やりがい」って何だ? と、起業を考え始めた頃の自分とダブったんです。

サラリーマンも40代になると一度は会社人生を振り返る時が来るように思います。人間関係、理不尽な評価、家族や自分の健康など「将来の不安」が顔を出します。我慢、転職、起業と働き方の選択肢を考え始めるものです。

・このままで良いのだろうか
・他人評価に左右されない仕事がしたい
・自分らしい働き方って何だろうか

これからの人生を気持ち豊かに生きて行くために、働き方を再設定する機会がやって来たということではないでしょうか。

今日は働き方をデザインする時に「必要な5つのポイント」をお伝えしたいと思います。

【目次】

働き方デザインは具体的であることが重要

40代は働き盛りであると同時に会社人生の振り分けが始まる年代とも言えますね。起業統計を見ても40代で踏み出す人が最も多いと出ています。

仕事柄、起業相談をしていると「自分らしく働く」がゴールなっている人が多いものです。聞いてみれは、”自分らしく” とは「人の役に立つ働き方」とか、「社会貢献できる仕事」とお答えになります。

この「自分らしく働く」が曲者です。あまりに抽象的でわかりませんね。働き方デザインとは、「自分らしさ」を具体的にすることなんです。

例えば、ダイエットトレーナーになりたいと目標を置いたとします。一見、具体的な目標のように感じますね。でも、これでは、中身が見えて来ません。

・男性と女性のどちら向けですか
・対象にしたい年代はありますか
・身体トレーニングですか
・食事療法ですか
・他

確かに、ダイエットトレーナーの実現可能性は高いように思います。しかしですね、どこにも「自分らしさ」がありません。これでは、あまた多くの中に埋もれてしまうだけではないでしょうか。

起業しても仕事にならなければ廃業です。「どのような人に」「どんな方法で」を突き詰める必要があります。「自分らしさ」を出来る限り具体的にしていくことが重要なポイントです。

私は、今でこそ好きなことを仕事に起業して、自分の時間を大切に生活できていますが、少し前まではモヤモヤ迷路の中でしたね。まさしく、そこがボンヤリしたままだったのです。

働き方は数値に置き換えらる経験が大切

働き方デザインは「数値に置き換える」が2つ目のポイントです。

どんなに好きでも始めて1ケ月では得意とは言いませんよね。のみこみの早い遅いはあれど、1年の経験よりも5年経験が優位です。

働き方ザデインには数値として表せる経験を大事にしましょう。

簡単な例をあげれば、

・ピアノを弾いて20年
・南米赴任7年でスペイン語がわかる
・マラソンでインター杯5位入賞
・10年で2000冊の本を読んだ

「多くの人に教えた」よりも「300人に教えた」と言った方が明確になります。経験を数値化することは「自分らしさ」を主張することにつながるものです。

重要なことは、どんなことでも「自分が、そのように思えれば良い」ということです。他人と比較せずに数値化していきましょうね。

働き方デザインの数値化とは「自分の立ち位置に曖昧さを無くす」ということです。人間は「数値化」すると腑に落ちます。さらに、数値化は自分の中に自信を生み出します。すると、行動に積極性がでるものです。

働き方デザインに経験数値を入れることは、自分らしさの明確化だけでなく、行動にも積極性を生むことを理解しておきましょう。

働き方はライバルを知ることが必要

起業準備を始めたら「ご自分のビジネス領域のライバル」を知っておくことが大切です。その理由は3つのことになります。

・あなたの市場に需要があるかを判断できる
・あなたの強みを客観的に知ることが出来る
・あなたの強みを磨くことが出来る

ビジネスは「ブルーオーシャン(競合がいない領域)を探せ」と言われますが、そうではありません。「レッドオーシャン(競合だらけの領域)の中で差別化する」からブルーオーシャンになると言うことですね。

起業すれば、必ずライバルは存在します。つまり、ライバルがいるとは、あなたにとっても見込み客がいると言うことです。もし、ライバルがいないとなったら危険信号かもしれませんよ。理由は需要がないかもしれないということですね。

働き方デザインとは自分のビジネス領域をしぼることです。起業しても競合ばかりで売上が上がらない。これでは、困りますよね。ライバルの主張を知れば、自分との違いが分かってきます。

・良いところは真似る
・そうでないとところは改善する
・ライバルが提供していないのは何か

自分の主張に3つのことを加えると働き方デザインに「独自性」が生まれます。差別化できる自分の領域を知って先手を打ちましょう。数年後には、あなたも比べられる側になるかもしれません。

働き方は価値観に沿っていることが前提

起業に最も大切なことは自分の価値観に沿った働き方をつくることです。その理由は価値観に基づいた行動には強い信念があるからですね。ブレない働き方の軸となるものが「自分の価値観」と言うことになります。

会社員であれば「今の仕事にやりがいがなくてね」と耳にすることは少なくありませんね。原因は「働き方」と「自分の価値観」にギャップがあるということになります。

私も、その口ですが(笑)

働き方デザインとは2つの質問の答えを明確にすることです。

・あなたが提供する価値はなんですか
・なぜ、そのような仕事がしたいのですか

2番目の質問の答えは大切になります。と言うのも、「お金を稼ぎたいだけ」では起業しても長続きしません。働き方をデザインするには、その理由が必要です。

働き方にモヤモヤしないためにも、起業を考え始めた時は、2つの質問に答えられるように準備して行きましょう。

起業は期限を決めることで始まります

起業を考え始めても、忙しい毎日に時間がない。気が付けば半年が過ぎてしまった。良くある話ではないでしょうか。

自分への言い訳を無くして行動を起こすには「期限」が必要です。人は期限を決めると「逆算思考」が働きます。ゴールを意識した行動をとることが出来るようになるものです。

例えば、あなたは提出期限のない課題をやるでしょうか? たぶん、いや、きっと、やりません。子供の時の夏休みの宿題を思い出してください。最初は友達と遊ぶことに夢中。でも、期限があるからおしりを叩かれ必死になります。

起業も同じです。デッドラインを決めれば行動する自分になれます。「先延ばしにしない思考」が自然と芽生えるものですよ。

自分らしく働きたいと考え始めたら5つポイントを思い出してくださいね。

それでは、「楽しむ」を大切に

 

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