起業に必要な「本当の営業力」を知っていますか?
あなたは営業が好きですか? こんな質問すると、多くの人は「嫌い」と答えるのではないでしょうか。しかしながら、起業する上で避けては通れないのも営業です。
当たり前ですが、ビジネスの基本となるからですね。
多くの人は営業と聞くと、ノルマに追われる毎日とイメージを持っているように思います。ついて回るのは上司の小言と残業とも感じているのではないでしょうか。
でもね、見方を少し変えてみると、とっても面白いものなんです。
今日は、起業に必要な営業力とはどういうものなのか? についてお伝えしたいと思います。
起業に必要な営業力とは
起業に必要な営業力とは「伝える力」です。伝えることが出来なくては買って頂くことはできませんね。ビジネスは成り立ちませんし、生活は立ち行きません。つまり、「売る力」とは「伝える力」と言うことです。
営業するとは商品サービスを売るだけが仕事ではありません。例えば、顧客獲得までの提案を説明して社内プロジェクト発足をさせることも営業です。お客様に出向けばメリットを理解いただき、さらに事業が成長できることを提案します。
社内でも、社外でも、共通して言えることは「伝える」ことですね。
起業に必要な営業力とは「あなたの価値を伝える力」と言うことです。あなた個人として伝える力を身に着けることが必要になります。
・あなたの仕事を伝える
・あなたの商品を伝える
あなたの価値を伝えることが営業するということですなんですね。
起業に必要なことは「伝える力」を身に着けることです。あなたの価値が伝わり、人が集まり、そこに対価が生まれます。仕事が回り始めるということです。
ちなみに、起業前の私はIT企業で営業畑を歩いてきました。自分の価値を伝えるブランディング力がとても大切であることを実践を通して学びました。結果、テクニカルな営業をごぼう抜きして全国トップセールスまで駆け上がることが出来ました。
とは言え、管理職としては社長と意見が衝突、2段階降格左遷。伝え方もほどほどが大切かもしれませんね(笑)
「伝える」を「楽しむ」と起業は回り出す
起業家とは「自分で仕事を創り出す人」のことを言います。そして、もう一つ大切なことがあります。それは、「その仕事を楽しめる人」です。と言うのも、楽しくなければ続けて行けないからです。
「ブログ」を書くことも、「商品の宣伝」をすることも、「セミナー」を開くことも、全てが営業活動です。「あなたのことを知ってもらうこと」から始まります。言葉を変えれば「伝える力」と言うことです。
伝える力とはビジネスの基本となります。つまり、起業は「伝えること」を楽しめないと上手く行かないと言うことですね。
今の世の中、「組織」よりも「個」が活躍できる、と言われています。フェイスブックも、ユーチューブも、ブログも、全て無料です。あなたも「自分の価値」を無料で「伝えることが出来る」時代の中にいるということになりますね。
「やりたいこと」を実現していくための後押しをしてくれているのではないでしょうか。
起業は「仕事を楽しむ」ことが重要です。会社員と違い、毎月の給料が保証されているわけではありません。楽しめなければ途中で断念してしまうかもしれません。だからこそ、「伝える」を楽しんで行きましょうね。
楽しめるからビジネスにできる訳
仕事を楽しむためには「好きなこと」が一番ですね。その先には、必ずビジネスに活かせるものがあります。その理由は「得意なこと」「出来ること」である場合が多いからです。
好きこそものの上手なれ、と言われる通りですね。「好きなこと」は楽しいですし、時間を忘れて取り組んでいけます。
例えば、趣味のアクセサリーをネットで売っても良いですし、つくり方をセミナーやコミュニティで教えてお金を頂いてもいいと思います。お金を頂戴する経験が「自信」につながります。「ノウハウ」が蓄積され「価値のストック」になります。
もちろん、起業する上で人脈や資金、資格があれば、それはいいことです。でもね、人脈づくりに奔走したり、資格に引っ張られてあらぬ方向に向かうよりは、ゼロから好きなことで働き方を楽しむ方が戦略を立てやすいのではないでしょうか。
ビジネスのカタチには正解なんて存在しない
起業する上で、間違いなく言えることはサラリーマン時代の経験が役立っていると感じることですね。仕事に迷いが出る人は「自分に合ったビジネス」をしていないと思っています。
どのようなビジネスをするにしても、それが正解なんてものはありません。あなたの経験で得たこと、学んだことは、必ず「だれか」の役に立ちます。
「人に自慢できるような強みなんてないよ」と、起業を諦める必要はありません。それは、あなたの思い込みでしかありません。相手がどのように思うのか、これが大切です。
「あなたの強みは当たり前の中にある」のですね。そこに気付けば、ゼロからでも仕事は創り出せます。「伝える」ことで価値が生まれます。「対価」を得られた時にビジネスとなります。そして、楽しむことができれば、それが正解だと思います。
あなたが「小さなことで役に立たない」と思っていても、それを必要とする人は必ずいます。だからね、どんなことでも働き方はデザインできるものです。
「自分の価値」をカタチすることが起業のあり方となります。そして、必要な営業力とは、それを「伝える力」なんです。
それでは「楽しむ」を大切に