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起業準備を始める前に知っておきたい5つの知識

起業を考え始めたけれど「何から始めて良いのかわからない」、こんな気持ちの人は多いのではないでしょうか。ネットで調べれば、起業セミナーや勉強会はたくさん出てきますね。

勉強熱心なあなたは、三つも四つもセミナーを受けて、学びの連鎖から抜け出せなくなっていませんか?

起業を考え始めたら押さえておくべきポイントあります。知っているだけで、その後の準備にも変化が出てくるものです。

今日は「準備を始める前に知っておきたい5つの知識」についてお伝えしたいと思います。

【目次】

起業準備は手順を知ることが最初の一歩

起業準備には正しい手順があります。これを知っているか、否かがゴールと迷宮の分かれ道です。大きく分けると2つの手順となります。それが「起業のあり方」と「起業のやり方」です。この2つのステージがあることを知っておきましょうね。

大事なことは、手順を間違えないことです。「あり方」あっての「やり方」ということになります。

起業のあり方ってなに?

起業を考え始めると必要な知識やノウハウを知ろうとする人は多いものです。でもね、それは「やり方」となります。最初にすべきことは「あり方」です。「あなたの専門分野」を決めることですね。言葉を変るとね、「ポジショニング」ということになります。

あなたの「強み」は「どのような人の役に立つのか」を決めていくということです。「人に自慢できる強みなんてないですよ」と言われる人は多いものですが、誰もが強みを持っています。気付いていないだけなんです。

あなたの強みを引き出し働き方に変換することをコンセプトメイキングと呼びます。あなたは「だれに、どのような価値を提供するのですか」の答えを言葉にしていく作業です。

起業準備で最も重要で、且つ、地味な作業です。

電車の中で目にする広告のキャッチフレーズ、起業後の名刺、あなたの商品もコンセプトから出来ています。コンセプトとは起業後のビジネス活動のすべてに一貫性を持たせてくれるものです。迷った時の拠り所、「働き方の軸」になるものなんです。

起業のやり方ってなに?

「起業のやり方」とはビジネスモデルをつくることです。「あり方」でつくったコンセプトの上にビジネスの仕組みを乗せていく作業になりますね。ビジネスモデルをつくるための仕組みを指します。

それが、「商品の組み立て方法」であったり、「集客」や「セールス」であったり、販売するための起業の仕組みづくりと言うことです。

ところが起業を考え始めると、知識やノウハウに目線が動き「あなたも月商100万 |YouTube集客法セミナー」なんてものに関心を示します。そして、参加してしまうのです。

良く考えればわかることなのですが、起業考え始めたあなたには商品はありません。だれを集客するのでしょうか? ましてや、コンセプトと言う土台がないのです。売れる商品サービスを創ることはできません。

だからこそ、起業を考え始めたら、最初に知って欲しいことは「正しい手順」なんです。

起業成功のキーワードは”人のつながり”

ビジネスは人が運んでくるという意識が大切になります。と言うのも、起業は共感と拡散で回り始めるからです。

今の世の中、Facebookで多くの人がつながっていますね。起業すれば使うことになってくるかと思います。苦手意識の強い方は、日頃から触る・見る・やってみることを習慣感化しておきましょう。

あなたの人となりを知ってもらい、人とのつながりをつくっておくことはとても重要です。

例えば、あなたは仲間のAさんとお互いの仕事の近況を話しました。ある時、AさんはBさんにその話しをしました。それを聞いたBさんは興味を示してあなたに問い合わせがきました。数日後、話がまとまりました。ビジネスはどこでつながるかわかりません。

実は、この話、起業後の私の実体験です。仲間とは起業後にあなたを応援しくれる人になります。人のつながりは、ビジネスを広げてくれる成功へのカギということです。

最低限のパソコンスキルを学んでおこう

起業すればパソコンを使うことは避けては通れませんね。前述のFacebookもパソコン抜きには語れません。しかし、苦手な人は意外にも多いのではないでしょうか。50代の人には見かけることが多いものです。

身近に利用するものとして、エクセル、ワード、パワーポイントの3つは押さえておきましょう。最低限の知識で結構です。起業すれば嫌でも使うことになります(笑)

もし、講座を受講すれば提出する課題作成には利用することになるものです。また、起業後の商品コンテンツの作成にはパワーポイントは欠かせません。事業収支を計算するときはエクセルは必要です。

それ以外にも一つあります。起業するとブログを書いたり、販売集客の基盤になるホームページも必要になってくるものです。その時に下書きとなる文章はワードを使うことになるかと思います。

ホームページと言う箱は専門家に任せても、中身を創り込むのはあなたの本業です。それこそがあなたの商品サービスの提供価値を伝えるお店のような存在となります。あなただけの専門店であり、24時間365日働いてくれる営業マンなんです。

売上収益を管理する最低限の知識

起業すれば事業収支に目を通すことは当たり前です。どのよう専門分野で起業しようとも目的は利益を出すことです。利益がなければ生活は立ち行きません。

とは言え、本格的に財務会計を学ぶ必要はありませんよ。必要なことはビジネスを回すために何が必要かと考えることです。

起業すれば、あなたが営業マンです。商品を売れば粗利がいくらで、経費がいくらかかったか、そして利益がいくらか、と売上・経費・利益を目で追える程度の家計簿レベルの知識をもつことです。

このような話をすると、決算手続・確定申告などの各種手続きは、税理士に任せればと言う人もいるかもしれません。

でもね、起業したばかりで、そんなところに費用をかけるなら、本業である商品を売るための仕組み、ゴールするための計画を立てるためにお金と時間を費やしましょう。

売れる商品を組み立てる視点

起業準備の最初の一歩は「あなたの専門分野」を定めることだとお伝えしましたね。ビジネスの土台となるコンセプトを固めることになります。そして、次のステージが「やり方」です。

「商品を組み立て」「どのように軌道に乗せるか」と言う販売集客の仕組みづくりとなります。「自分の商品で利益を出す仕組みをつくりだすか」と言うことですね。

大切なことは、コンセプトをビジネスの核となる商品サービスに変換することになります。変換とは、「あなたが提供する価値」をカタチにすることです。その際に重要ことは差別化です。

自分の目線だけではなく、ライバルと比較して自分の商品を磨き上げることがポイントになります。

・成功している競合先の主張をチェックする
・成功している競合先の商品をリサーチする
・自分に足りていないものを取り込む

商品づくりは、自分目線+ライバル目線で独自性が打ち出すことができます。つまり、ライバルと差別化がキーワードです。

あなたが「○○の専門家」と呼ばれるために商品に磨きを掛けていきましょうね。

まとめ

起業を考え始めたら「知っておいてほしい基礎知識」をお伝えしました。当たり前と思うことがあるかもしれません。が、これが大切になります。

この5つポイントから細かな枝葉が生まれ花が咲きます。枝葉にばかりとらわれると学び連鎖に陥り、行きつくところは起業ジプシーです。大切なことはコンセプトを固め、専門分野を定めたら、必要な事にフォーカスして学ぶことです。

選択と集中を考え準備をして行きましょう。

起業は手段です。「ありたい未来」がゴールとなります。「夢中になれる人生」をつかむために学んでいるのです。

それでは「楽しむ」を大切に

 

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