「変なヤツ」と思われる人ほど起業して成功をおさめる理由
あなたの周りには、アイツ変わってるねって言われる「変なヤツ」はいませんか? 一見、人の意見には耳を傾けず、わが道を行くように見える方です。意外にも、そういう方が「起業では成功している存在」です。
でも、なぜなのでしょうね?
それは、自分の中に「絶対的な価値観」を持っていることです。実はそういう人こそ、軸がブレない人であり、とんがっている人なのです。
今日は、なぜ、変なヤツと思われる人ほど、起業して成功をおさめるのか?というお話です。
目次
起業に大切なたった一つのこと
起業には、このブレない自分軸、とんがっていることが大切です。はたから見ると、意識的なのか、無意識なのかはわかりません。言えることは、自分の信念に沿っているということです。
相手にどのように思われようと、それが自分の強みだと言い切れる人です。私は「何をする人です」とキチント話すことができる人でもあります。言い方を変えれば、自分に素直な人、と言えるかも知れませんね。
起業はすれば「自分は何者です」と伝えることから始まります。とんがっている人は強みとなる得意分野を持っていて、それを話し始めたら1時間でも、2時間でも話し続けるものです。そこには大きな熱量も加わり説得力があるものです。
ご自分でお仕事を始めれば知ってもらえなかったら人は集まりませんし、商品が売れることもありません。つまり、起業に大切な相手に伝える力を持っているということになります。だからこそ、起業して成功を収める人になり得るわけです。
「変なヤツ」は突き抜けた存在
私の住んでいる静岡県には、その典型的なタイプがいる。テレビ番組、沸騰ワード10で全国に名前が響き渡った、タケノコ王こと、風岡直宏さんです。元プロのトライアスロン選手、ケガで引退、実家の農家を引き継いだ話題の人です。
・ピンクのタンクトップにピンクの地下足袋(一目でわかる個性)
・恐縮なんて言葉を知らないような態度(沸騰ワード10に出演し、目標は情熱大陸と言う)
・方言まるだし「〇〇らー」の俺様最高の口調(でも意外にカワイイ)
一見、ビジネスとは無関係な自由人に見える。でも、たけのこで年商1億円、副業クワガタ売りでは、3000万以上を稼ぎ出したこともあるそうです。さぞや大きなお店かと思えば、道端の新鮮野菜を売るような小さなお店です。なにがすごいのか?それは、2つのことです。
②相手の想いに応えようとする熱意
普通、タケノコを道端のお店で売っても1億円なんて到底、無理と考えがちです。でも彼はとことん「タケノコでとんがり」ます。数十キロのタケノコの中でも1本あるかないか、わからない「幻の白子タケノコ」に的をしぼります。普通のタケノコの10倍くらいの値段です。なんと量産に成功。ブランドである京都タケノコを凌駕すると評判。リピーター続出だそうです。
また、番組のクワガタ獲りでも想いに応えるべく「俺にできないことはない、絶対見つけてやら~」と相手に喜んでもらうことに全力投球です。信念をもって、とことん、とんがります。加えて、行動力はスゴイ。さすが元プロのトライアスロン選手です。
このような方は、中々理解が得られないように映りがちです。でも、その行動力に感化され、個性や感性に触れ、共感を覚えた人は、そこへ集まってきます。こころを鷲掴みにされるのです。つまり、「変なやつ」と呼ばれるのは周囲では理解の得られない人。でも実は、圧倒的に信頼を得ることの出来る人です。
まとめ
起業するとは、あなたの信念、商品、とんがっているあなた自身の感性に触れ、共感を覚えた人たちのリピートと拡散の上に成り立っています。
「変なヤツ」そういった異質な存在であることが、やがて突き抜けたあなた自身に変わります。起業に大切なことは、とことん「とんがる」自分の軸を創ることです。
それでは、「楽しむ」を大切に