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【起業準備のコツ】本当の強みを見つける方法

「好きなことを仕事にしたい」と起業を考える人は少なくありませんね。「自分に無いもの」を手に入れたい願望は、誰しもあるものです。

私も起業を考え始めた時は、憧れを抱いていました。

・好きなことを仕事にしてみたい
・他人に左右されることなく働きたい
・自分らしく働き安定した生活を手に入れたい

ところが、起業準備に入ると「自分に何が出来るのだろうか」となってしまったんですね。「本当にやりたいこと」がわかりません。悩んだ末、ある起業家を訪ね、経験の中にある一つの大切なことを知ったんです。

それは、「得意なこと」や「出来ること」ばかりが強みではないことです。経験の中には2種類の強みがあるということでした。

今日は起業を考え始めたが「自分に何が出来るのだろう?」とお悩みのあなたへ、働き方をデザインする強みの視点についてお伝えしたいと思います。

【目次】

辛い経験が本当の強みになる理由

起業は「自分の強みを知ることから始まる」と多くの書籍にも書かれていますね。それがスキルであり、知識だと思いがちです。だから、強みと言うと「得意なこと」をイメージするのではないでしょうか。

しかしながら、それでは片手落ちなんです。マイナスの経験も強みになります。こんなことを言うと、好きなこと、やりたいことで起業を考え始めたのに「マイナス経験ってなに?」と思うかもしれませんね。

あなたの中には2つの経験あります。楽しい、好きというプラスの感情を伴う経験。辛い、苦しいとかのマイナスの感情を伴う経験です。プラスの感情とは「前向きな行動」「積極的な人とのかかわり」など、ポジティブな思考が生まれ行動を加速させてくれます。きっと、その気持ちは増やしたいと思うものです。

マイナスの感情は「行動の停滞」「人と関わらない」など、ネガティブ思考となり行動にブレーキを掛けます。そんな気持ちは、すぐにでも、減らしたい、無くしたいものです。

しかしですね、どちらの経験も強みになります。その理由は、どちらの経験にも「得たこと」「学んだこと」があるからです。プラスとかマイナスとかを判断しているのは、あなた自身ですよね。

自分目線で見ているだけでは気づくことはできません。本当の強みとは「相手から見て役に立つこと」です。

克服できた辛い経験だから価値がある

起業に必要な本当の強みとは、相手目線に立って初めて分かるものです。強みの本質とは、その人に行動を起こさせる力になります。

人の欲求は2つに分かれます。それは、「増やしたい」と「無くしたい」です。あなたも楽しい気持ちは増やしたいと思いますね。逆に辛い気持ちは無くしたいと思うはずです。

それでは、どちらに行動を起こさせる力があるでしょうか?

答えは「無くしたい」です。楽しい気持ちは、ほっておいても害にはなりません。しかし、辛い気持ちは害になります。「すぐに、なんとかしたい」が人の素直な感情です。つまり、「辛い感情を無くして上げること」が強みの本質になります。

起業を考え始めたれど、「自分に何が出来るのだろう」となった時は、克服できたと思える「過去の辛かった経験」を思い出してみてください。そして、克服できた理由を書き出してみましょう。

辛かった時の最低最悪を想像するとどうでしょうか? 絶対そうなりたくない、そこには戻りたくないと思いますね。それを相手目線に立って考えることが大切です。

例えば、私の知り合いに、あがり症でしゃべり下手がコンプレックスだった男がいます。でも、今は講師をやっているんですね。何故だと思いますか?

その理由は、マイナス経験で得たことが「克服方法」だからです。同じ悩みを持った人からみたら「すぐにでも無くしたい」。その方法を知りたいと思うものです。

相手目線に立てば辛い出来事も「強み」となり得ます。そしてね、相手から感謝され、喜ばれることで「辛いは好きに変わって行く」ものです。

自分と同じ悩みを抱えた人の役に立ちたいと思えた時に起業準備は加速していきます。あなたが、そこから抜け出した方法を伝えて上げて下さい。それが、あなたの本当の強みとなります。

相手から見たら、由一無二の価値ある方法です。

まとめ

起業を考え始めたけど「人に自慢できるような強みなんてない」「自分に何が出来るのだろうか」と確信が持てない時は、強いマイナス感情を考えてみましょう。

あなたの経験の中には、必ず「山と谷」があるはずです。辛い谷から嬉しい山に至った転機と呼ばれるものがあります。谷底で何を得たのか、学んだのか、あなたの経験を棚卸してみてはいかかでしょうか。きっと、あなたの原動力になります。

それでは「楽しむ」を大切に

 

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