働く意味を見直す50代会社員の選択|転職?、我慢?、起業?

やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。
会社員が「将来が見えてしまった」ってつぶやき始める時、それが50代。仕事一筋こんなに頑張ってきたのに「なぜ? なんで私?」と不条理な出来事が起きる年代です。
その結果、働く意味を考え始めます。引き金は降格左遷・人間関係・減給・大病後の復帰・転勤・出向など、様々なことがあるように思います。
あなたはいかがでしょうか?
私も例外ではありません。そんな私の「自分で舵取る人生」に踏み出した経験がお役に立てばとの想いでコラムを書き始めました。
大手IT企業に33年間、出世レースに参戦し、わき目も振らずに頑張ってきた。そしてトップセールスから出世街道を走り事業部長になった。ところが突然、目の前のハシゴを外され谷底へころげ落ちました。
今まで何をやってきたんだろう、「このままで良いのだろうか」と悩みました。そして「やりがい」とは何だと探し続けました。
今日が初めてのコラムとなります。引き続き、よろしくお願い致します。
50代の起業は「夢中になれる生き方」への選択肢

50代で始めた起業が教えてくれたものは、「起業とは働き方の選択肢、目的はその先にあるもの」だと言うことです。それは「自分らしい生き方」となります。
転職しても、会社に居続けても「他人評価に踊る人生」であることには変わりはありません。「従属した毎日」を過ごすより「夢中になれる毎日」を選ぶことの大切です。
起業前は、何でも良いからヒントがないだろうかと人に会い、講座を受け、多くのセミナーに参加しました。でも腹落ちしません。気持ちは高揚するのですが、いざとなると前に進みません。こんなことを繰り返しながら、時間ばかりが過ぎて行く不安な毎日でしたね。
50代の起業は人生後半の生き方をつくることです。その「やりがい」に気付かせてくれたのは仲間の存在となります。
腕は三ツ星でも、8席しかないレストランのオーナー。沖縄舞踊に憧れて本土から移住した女性。夫婦そろって泡盛マイスターとしてBarを開いた店主。みんな前職はサラリーマンです。一時は収入が下がってもやり続けられる働き方。そんな未来を熱く語る仲間でした。
50代の起業だからこそ、好きを仕事に自分スタイルで生きて行くことこそが、起業スイッチだと気付かせてくれました。
50代には積み重ねた経験と言う宝物があります。ところが多くの方は、大したことないよ、役に立たないよと言ってやり過ごしてしまうものですね。自分ではなかなか気付きません。
自分の価値とは相手があって、初めて気付くものです。それが本当の価値となります。それは「あなたの当たり前の中にあるもの」なんです。
50代は人生の折り返しです。時間を無駄にしてほしくはありません。遠回りをせずに自分の決めたゴールに向かって最短距離で進んで欲しいと思っています。
あなたの経験や知識を稼ぐ力に変えるノウハウで自分サイズの幸せをつかむ。夢中になれる生き方に踏み出す手順と仕組みをお伝えすること、それが私の働き方に変わりました。
ゼロからでも自分価値が伝われば仕事は創り出せますし、稼ぐ力は手に入ります。50代の起業を応援していきます。
それでは「楽しむ」を大切に