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【定年後の人生を豊かに生きる】50代からの起業のあり方とは

定年退職後に「第三の場所」があると後半の人生は豊かなものになると言われています。第一の場所は会社、第二の場所は家庭です。50代ともなれば、仕事一筋の方も少なくありませんね。

では、第三の場所とはどんなところでしょうか?

それは「夢中になれる場所」、会社、家庭と来て、最後に自分の居場所です。仕事や人間関係に疲れた時に没頭し、忘れることができる場所と言うことになります。言葉を変えれば好きなこと、趣味やボランティアと言えるのかもしれません。

今日は50代会社員が定年後に第三の場所を「働き方に変える」と言う視点で起業のあり方をお伝えしたいと思います。

起業と第三の場所の相違点と共通点

起業は第三の場所に良く似ています。趣味が高じて仕事にしてしまったという話は良く聞くものです。では、起業と第三の場所の違いは何でしょうか?

様々な意見があると思いますが、50代からの後半の人生には次の3つことが条件として上げられます。

①生きて行くための必要条件となるか
起業は生き方を創る働き方、趣味は生き方を創るために必ずしも必要でない

②第三者に対して責任を持つ覚悟があるか
起業は他人の行動を左右する、趣味は自分の行動を左右する

③対価が支払われるかどうか
起業はお互いの満足の上に稼ぎをつくる、趣味は自分の満足で終わる

起業との相違点は「必要性」「責任」「対価」、この3点になります。逆に考えると共通点が出てきますね。共通点は「好き」「満足」「継続」の3点です。つまり、これらを満たしているものが起業、そうでないものが第三の場所と言うことです。

第三の場所が起業に変わる視点

起業と第三の場所の相違点、共通点を上げると分かってくることがあります。それは、それぞれ「3つの点を組み合わせたところ」に起業の在り方があることです。

例えば、第三の場所を起業にする代表はシンガーソングライターですね。歌(好き+満足)×生活(対価+責任)=生き方(継続+必要性)を得ます。歌で人に共感を与え、対価を得て、楽しむことが出来る人生ですね。自分の価値観に沿って働き方をつくっています。

私にも琉球グラスを楽しむ趣味があります。稲嶺盛吉さん(現代の名工)の琉球グラスを手にした時、色合い、曲線、カタチにすっかり魅せられてしまいました。それ以来、工房を訪ね、作り手の想いにふれてきました。趣味の域にとどまっているのは、楽しむことは出来ても、覚悟を決めて対価を得るまでには至らない。人生に琉球ガラスが無くてはならない、までには至っていないということです。

まとめ

50代で起業を考え始めた時は「第三の場所」見つけることが大切です。そして「なぜ夢中になれるのか」「なぜ好きなのか」と考えてみてみましょう。

それが「人の役に立つことなのか」「人を幸せにできるか」「継続できるものか」、組み合わせが成立した時に「対価」が得られます。人に喜ばれ、感謝されて、起業は最高の人生をつくる働き方に変わって行くものです。

それでは、「楽しむ」を大切に

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