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3. 「不安が先に立ち一歩踏み出せない」50代会社員が考える起業のヒント

起業した人に良かったことは何ですか、と聞いてみると皆さん口を揃えてこんなことを言います。

あなたは、百も承知しているよと言いますよね。では、どうして、そんな素晴らしい未来に踏み出さないのでしょうか。それ以上に、大切なものってなんでしょうか？ きっと答えは「無い」なんでしょうね。だとすれば、あるものは「不安」でしょうか。

では、不安が解消できれば、踏み出せるということになりますね。不安を上回る「期待」があるか、不安を打ち消してしまうような「辛い出来事」に直面したか、どちらかが、あなたの中に出てきたときに起業に踏み出すということになります。

私の起業のトリガーは「辛い出来事」にぶつかり、「悩み」が膨れ上がり、それを解消しようと「もがいた結果」が起業と言う働き方になりました。

50代会社員ともなれば、責任も大きくなります。様々な「辛い出来事」もあるかと思います。でも「不安」を打ち消してしまうような予期せぬ出来事は「人それぞれの感じ方」で違います。それがトリガーになるかどうかはわかりません。それを偶然と呼ぶか、必然と呼ぶかはわかりません。

「不安」よりも「期待」を実現する方法を考えてみよう

起業考え始める理由は人それぞれですが、「期待」を実現して行く方法を考えることが大切です。不安と言う「リスク」を小さくすれば良いのです。

例えば、不安が先立つ原因は「食べて行けるのかな」がありますね。自分も去ることながら「家族の心配」です。このように考えることはできないでしょうか。

それは、2つのことです。

こう決めた人には必ず方法があります。”起業して良かった5つのこと”は、自分に期待した結果、手に入れたものです。私は「自分の人生は自分で創る」と覚悟を決めることが不安を打ち消す最大の近道だと思います。

生活が不安であれば、会社員で居るうちに起業準備することです。週末を利用して準備を進めて行けば良いと思います。このことは僕が身に染みてわかっています。漠然と起業を考え、何をしていいかわからないまま、早期退職。結果はお金が目に見えてなくなって行きます。

税金はまとめて請求され、保険は倍額、口をあんぐりと開けたまま状態で、目が点になりました。振り返れば、会社員でいるうちに起業準備すれば良かったとつくづく思います。

小さく、あなたの手に届く範囲で起業の在り方を考えて行くことです。会社設立、事務所なんてことを考えずに、自宅で結構。個人事業主として起業しながら育てて行けばよいのです。

やりたいことに迷った時は働き方４象限で考える

まずは、好きなことを考えアイデアにし、商品を考え、アピールして行けば良いのです。何をするかで迷った時は4象限で考えてみて下さい。自分がやってみたいことをはめ込んでみて下さい。起業の方向感がイメージできるかと思います。

何が好きか、何が出来るか、何をやってみたいかを考えて、思いつくままはめ込んでみて下さい。幸いなことに今の世の中、あなたの商品を無料でアピールできるインターネット環境があります。(facebookに代表されるSNS、無料のブログ、無料の宣伝サイトなど)

「期待」を大きく持つことは良いことです。でも、引き寄せるには小さく初めて、育てることが起業に踏み出すことになります。会社員で居るうちに準備し、あなたの「手に届く範囲」から始めて、大きく育てて下さい。

「やってみる」と決めて踏み出すと「生き方・働き方」など多くの価値観に出会います。新しい出会いは素晴らしい宝石です。輝いて行く路を照らしてくれます。自分に期待しましょう。きっと、弾けだす想いに変わる瞬間がやってきます。

それでは「楽しむ」を大切に