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3. 「何で起業したらいいの？」と悩んだら解消するヒントは4象限がキーワード

“起業をしたい!! でも、なにで起業したらいいんだろうか？”ということをよく聞きます。それにちなんだ起業本・ビジネス書も良く見かけますね。あなたも書店で一度は手に取り、もしくは購入したってことはありませんか。

きっと、そこには「自分を振り返る」と言う言葉が出てきます。実際にやったことがある人も多いかと思います。なにかボンヤリと分かったような気がする。でも、なんか、スッキリしない。

そんな時は、どのように考えたらいいのでしょうか？

自分軸を腹に落としたいときは「4象限」で考えてみる

それは、働き方を「4象限」で考えてみることです。これ至って、単純です。4象限とは働き方の軸を4つのパターンに分けたシートになります。この分野をザックリと決めると自分の方向性が見えて来ます。方向性を決めないと起業の想いだけが堂々巡りします。分野で深堀をしていくことで「なにで起業する」という自分軸をきめるヒントが出てきます。

1)知識を提供できる仕事
例えば
先生業(講師・コンサルタント・カウンセラー)・動画制作ノウハウなど

2)技術を提供できる仕事
例えば
カメラマン・整体師・デザイナーなど

3)モノを売る仕事(つくって作る・仕入れて売る)
例えば
ジュエリー(手作り)・アロハシャツ(仕入れて売る)・アジア雑貨など

4)機会を提供する仕事(場or機会)
例えば
マリンスポーツ教室・レンタル会議室・婚活サイトサービスなど、この4つの分野です。そこに、3つのエッセンスを加えてみます。

例えば書き出した感じです。あなたが起業したいテーマが料理、関連キーワードが男性・キャンプといった場合は「男のキャンプ料理セミナー」「カッコイイを取り戻す男の野外料理キャンプ」のような感じです。料理そのものを提供するのか、機会を提供するのか、ノウハウを教えるのか、どの象限に入ってくるでしょうか?あなたが起業したい分野はどこでしょうか。

私はサラリーマン時代、仕事柄、様々な業種・業態のコンピューターシステム構築に携わってきました。量販店、〇〇の小売、〇〇卸、〇〇メーカー、〇〇製造、〇〇サービスなど多種多様です。でも働き方を起点にすると4つのパターンしかないということです。4つの箱に「自分の想い」をはめ込むと、起業の方向性が見えることです。

起業の方向性を決める方法

起業本やセミナーなど「あなただけの働き方」「自分らしく働く」などのフレーズに目が行きがちです。でも、今の世の中、働き方の基本は全て4象限です。マネるということで始まります。オリジナルと言う言葉に固執すると、いつまでたっても起業軸は定まりません。

このように言うと、今までと言っていることが違いませんかと思う方もいるでしょう。でも、それは違います。奇をてらったアイデア・起業ネタではなく「マネる」「普通の働き方」を肯定することです。

そこに、あなたの経験(ワクワク・好き・やってみたい・出来る)が加わった時、初めてカタチができます。あなたに共感してもらえる商品が出来上がります。差別化されるあなたの起業のカタチです。背伸びをせずに、普通のビジネス(商品やサービス)に、ちょっとだけ、アナタの経験を加えて下さい。それが、マネるから共感される「アナタだけの」「オリジナルな」起業の方向性となります。

それでは「楽しむ」を大切に