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50代からの起業は小さく始めて生涯現役を楽しむこと

50代になると、先行き不安とか、やりがいを求めて、起業を考えたことがあるという人は少なくありません。ところが「起業という働き方」について、自分の答えを持っている人は少ないものです。

もし、あなたが50代で起業を考えているのであれば、どのように答えますか?

人それぞれに想いがあると思いますが、私は次のように話すことにしています。「自分で創り出した仕事に責任を持ち、感謝されて対価を得る働き方」です。

そのために、

何が自分の強みとなるのか?
誰の役に立ちたいのか?
仲間とは、どうありたいのか?
家族とは、どうありたいのか?
自分はどうなりたいのか?

その答えを見つけて行くこと大切になります。起業の先にある「人生の後半戦で、何を目指すのか?」、50代からの起業は、とても大事になるものです。

今日は「50代からの起業は小さく始めて生涯現役を楽しむこと」というお話です。

起業は2つのタイプに分けられる

50代からの起業は2つのタイプに分かれます。それが「大きく始める」と「小さく始める」です。会社組織と個人ということになりますね。

どちらが良いのか?は、人それぞれの考え方はあると思いますが、50代からの起業は「小さく始める」を、私はオススメします。それは「リスクを最小限」に起業に踏み出すことができるからです。

小さく始めるメリット

小さく始める起業のメリットは、「借り入れをせず自己資金の範囲」で無理がない。「社員は自分一人、自宅で出来る」などが上げられます。「支出を最小限」にできることですね。事業手続きも紙一枚、3分で終わりとなります。

例えば、これまで積み重ねた経験や知識を教える「ある種の先生業」です。他にも、スタートが比較的簡単で、経費が少ないネット販売。趣味を生かしたコミュニティやサロンなど、「人の集まる場づくり」です。

デメリットがあるとすれば、自分を知ってもらうまでに時間がかかることですね。やり続ける覚悟がいると言うことです。

大きく始めるメリット

大きく始めるとは、会社を創る、店舗を構える、社員を雇うなど、「在庫型の製作販売」「場を提供する」「食を提供する」などです。この場合、店舗を借りる、仕入れ、材料の確保など数百万の自己資金や借り入れが必要と言うことになります。

さらに、事業計画書の作成、各種申請手続き、店舗探し等の時間と手間が必要です。手続き代行の専門家への支払いも必要になります。さらに、法人住民税を納めることなります。

軌道に乗せることが出来れば売上も大きくなります。最初から返済という支払いリスクを意識した毎日を送るということになります。

メリットといえば、「事務所やお店にドンと構えて、起業したぞ」と強い満足感、頑張るぞと高揚感を味わえることです。でも、これって、自己満足にのようにも思います。

あなたは、どちらを選びますか?

50代の起業は人生後半戦の生き方をつくる

私自身、50代で起業したわけですが、それは「他人評価に左右されることのない働き方で、生涯現役でいたい」という強い想いからです。

そして、前者の「小さく始める」を選択。借入返済に追われて窮屈な毎日を過ごすよりも、気持ち豊かでありたい。自分の時間で仕事がしたい。家族や仲間と会話できる時間を大切にしたいと思ったからです。「自分のありたい未来」を実現する選択肢が、起業という働き方だったんです。

一見すると、それって、ただのワガママじゃないのと誤解されるかもしれません。でもね、50代は人生の後半戦に入ったということです。

前半戦は会社一筋、昇格に一喜一憂した人生です。辛い、悔しいだけではなく、楽しい、嬉しいこともありました。でも、50歳になって気付いたことは、仕事以外には何も残っていなかったことです。

だからこそ、人生の後半戦は自分らしく、自分スタイルな生き方を選んだんです。起業した今は、それが正しい選択だったと心から思っています。

起業は50代にとって追い風となる理由

50代からの起業は、大きく始めて「賭け」を選ぶ必要はありません。子供さんも卒業が見え、もしくは社会人になられているかと思います。経済的な利点も追い風ですね。

そして、何より、50代には経験という宝物があります。それは大きな強みであり、稼ぐ力の源泉となります。「地味で小さくとも、好きや得意を仕事に楽しむ働き方」を目指すことです。

大きく始めても、支払いを気にする窮屈な人生では、会社員時代と、何が違うのでしょうか?結局、我慢の人生です。

50代こそ、会社員でいるうちに人生後半戦の働き方を準備しておいてはいかがでしょうか?!

まとめ

50代からの起業は「小さく始める」が鉄則です。大切なことは、培ってきた経験や知識を強みに変えて、「やりたいことを実現するための働き方」となります。

自分の価値観に沿った自分スタイルの働き方ができれば「生き方」につながります。会社員でいるうちに「ありたい未来」を描き、正しい手順に従い準備して行きましょう。

リスクを最小限に、自分らしく自分のスタイルで働く、家族や仲間との時間を大切に、人生後半の生き方を創ることが50代で始める起業のあり方です。

それでは「楽しむ」を大切に

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