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サラリーマンの起業準備に「週末起業」はプラスにならない理由

こんにちは、起想塾の相曽(アイソ)です。

最近は副業を推進・容認する企業が増えていますね。2017年度のリクルート調査では22.9%だそうです。本屋に行っても副業的な週末起業の薦めみたいな表題を目にします。でも、週末だけの起業とは何でしょうかね? 違和感があるのは私だけでしょうか?

起業する人、起業しない人の違い

そもそも、起業とは、小銭を稼ぐための手段ではありません。あなたの価値観に根差した「生き方」です。生き方を創るための手段が起業です。「夢中になれる働き方」を生涯楽しむための選択肢が起業と言うことになります。週末だけの人生なんて存在しません。であれば「サラリーマンが少しだけ自由になるお金を創る方法」と書いた方がわかりやすい気がします。

いやいや、起業するための準備として週末の時間を使って試しているんだよと言う方もいるでしょう。準備としてとらえるか、サラリーマンの小遣い稼ぎとしてとらえるかの違いということでしょうかね。でも、本当にそれだけでしょうか。根本的な違いは他にあります。

「起業できない人」は
いつか起業したいとの想いだけです。
◆毎月の給料と言う安心感から気持ちの区切りをつけられない。

「起業できる人」は
「踏み出す時間」を決めています。
「自分が主役の人生」をつくると決めています。

起業する方法は時間軸と覚悟を持つこと

私は起業スクールで講師もしています。レクチャーだけではなく、メンバー同士が意見をシェアし合うことで「気付き」「ヒント」が得られる場です。私のベースキャンプのような場でもあります。そこで気付いたことは、起業できる人は「時間軸」と「覚悟」をしっかりと持っている方です。そこがボンヤリとしている方は、なかなか起業できていないということです。

週末起業を起業準備と思うあなたには、「時間軸と覚悟」2つのことがありますか。「無い」と思っている時は、漠然と起業したいという想いがあるだけです。休日の時間を惜しみなく使い「可処分所得を創りだす方法」を実践していると認識しましょうね。「大切な時間の切り売り」し、他人評価に左右されるサラリーマンの生き方の範囲を出ない行動だと知っておいてください。

そのことが良いとか悪いではありません。起業準備を正しく認識して欲しいからです。40代・50代からの起業には時間が大切です。人生の後半戦に突入していることを理解して下さい。本当に起業したいと思ったら、週末起業という考え方は捨ててみませんか。週末の時間を副業ではなく起業準備を始めることが大切です。

正しい手順を知り、行動に移す、時間を有効に使うことを考えて行きましょう。きっと「自分で舵取る人生」に踏み出して行けます。

それでは

「楽しむ」を大切に