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50代からの起業の在り方は3つのことを大事にする

やりがいスイッチナビゲーターの相曽 尚人です。

先日、静岡の居酒屋「金の字」で軽く飲んだ。この店は今や静岡を代表する名物店。飾りっ気のないカウンターと畳のこあがりの狭いお店です。基本は焼き鳥やモツ焼きです。僕は静岡でサラリーマン生活をスタートし、先輩に初めて連れてこられたお店がここです。すでに34年も立っています。早期退職し起業した今も相変わらずこの店に来ます。

経験・言葉は起業を加速させる訳

静岡に来る方には一軒目には、この店を勧めます。そして名物モツカレーを食べてと言います。静岡の5月であれば、サクラエビ、鰹が代表ですね。でもここを勧めます。鰹とサクラエビはどこでも食べられます。でも、モツカレーならこの店なんです。ここだけなんです。起業にも同じことが当てはまります。なんで焼き鳥屋と起業が同じなんだと思いましたよね。なぜだと思いますか?

それは、この「〇〇ならここ・この方」と言ってもらえることです。素晴らしい商品があっても知ってもらわないと買ってもらえません。あなたの提供した商品・サービスを購入した方の話はリアルに響きいてきます。経験したことは知識に勝ります。納得します。そのキッカケづくりをお客様がやってくれることですね。「頼まなくても」がポイントです。

ドアノックをしてもらえる商品・サービスで共感と信頼を得て、さらに次の商品・サービスを購入いただく。「あなただけが提供できる」と言う自分価値があることが大事です。そうすると「あの方なら・あそこなら」が生まれます。今の世の中インターネットがあります。信頼と共感はSNSで広がります。満足を得た経験・言葉は一気に拡散します。

経験と人のつながりは宝の山

金の字と言う店は、昭和のレトロ感満載のお店。店主がコンピューターをさわるとは思いません。でもお客様の言葉や満足はインターネットで運ばれます。「いいね」が押され、人が来る。そしてまた、「いいね」が押される。プラスの連鎖です。昔はオヤジたちオトコたちのお店でした。

今や若い女性から年配の方々までが足を運びます。加えて、モツカレーは缶詰メーカーの目に留まり、静岡の名物として独り歩きしています。完璧なライフタイムバリュー(LTV:生涯価値)を生み出してしまいました。

起業を目指す方は自分価値を創りだし信頼と共感を提供することです。そして信頼と共感は「つながり」を生み出します。50代には積み重ねた経験と人のつながりがあります。経験と人のつながりは可能性と言う宝の山です。起業準備を進めるうえで大切なことは、3つのことです。

あなたの商品には
◆自分価値があるか?
◆継続できるものか?
◆共感され信頼を得られるものか?

共感と信頼は最強の集客ツールです

「楽しむ」を大切に