起業準備を始める会社員が勘違いしないで欲しい「たった一つ」のこと
起業準備サロンを始めて思うのは、「起業する」と「独立する」を勘違いしている人が意外に多いことです。
あなたはいかがでしょうか?
先日、お世話になっているシェアオフィスでインタビューを受けたのですが、起業準備というと「キャリアコンサルタント」というイメージがあるらしいですね。その人のキャリアを生かしてビジネスを支援すると先入観があったようです。
ここでも、起業と独立は同じものキャリアを活かした働き方づくりと思っているようです。ともあれ、ホームページの紹介コーナーに載せてくれるとのこと。ありがたいことです。
今日は、起業の勘違いについてお話ししたいと思います。
目次
よくある起業の勘違いとは
起業とは、読んで字のごとく、ワザをオコすと書きますね。自分で仕事を創り出すということです。自分が主役になり、責任を持って食べて行くことです。
独立とは、ヒトリでタツと書きます。独立とは出来ることで、言ってみれば会社の延長で食べていくことです。
一見どちらも自分が主役のように感じます。でも、大きな違いがあります。独立した先にいるお客様は前職の会社、前職の取引先、その紹介先など常に以前の会社が見え隠れします。
そこには主従関係が存在します。言ってみれば、下請けです。何が、今までの会社人生と変わるのでしょうか?
それを否定するつもりは毛頭ありませんが、自分で舵取る人生ではないということです。
起業とは、自分の責任で完結できる働き方です。自分自身や自分がつくり出した商品サービスへの共感と信頼が全てとなります。
良くも悪くも”自分が主役”ということです。
大切なことは起業の先にあるもの
私の夢は「静岡と沖縄の人と働き方をつなぐ」です。社会人として静岡で始まり、12年間の転勤生活をはさみ、静岡で終えました。
全国トップセールスから事業部長、そして意見の相違で経営トップと衝突し、2段階降格左遷。他人評価に踊った虚しさを痛感し早期退職。
山あり谷の会社人生でしたが、人の暖かさに触れて起業を決意した場所が沖縄です。
例えば、腕は超一流、でもカウンター8席の料理屋の主人、夫婦そろって泡盛マイスターのふたり、沖縄舞踊に憧れて移住した30代の女性など、前職は会社員です。
話を聞き、生き方に触れて、自分スタイルの働き方を創る仕事をしたいと決意したものです。
今は駆け出したばかりの「起業コミュニティ」ですが、同じ想いの仲間達が互いに応援し合いゴールを目指す場にしたいと思っています。
夢中になれる働き方を生涯楽しむ働き方づくりが、私の起業の在り方です。
おわりに
起業は手段であり、目的は、その先にあるものです。生き方を描き働き方を創ることになります。
自分のスタイルで、自分サイズの幸せをつかみましょう。
それでは、「楽しむ」を大切に