起業ネタが売れるビジネスモデルに変わる「2F1M」の法則とは

起業準備を始め、苦労して、やっとコレだと言うネタやアイデアを見つけた。でも、それがビジネスにならなければ、ただの思い付きですよね。
商品サービスとして「売れる」に変わらないと時間の浪費になってしまいます。苦労が水の泡です。
では、どうすれば良いと思いますか?
それには見つけた起業アイデア、ビジネスネタとはどのようなものなのか? を考えてみる必要があります。
そもそも、売れる要素ってなんでしょうね。いろいろ思うところがあるかと思いますが「誰の役に立てるかどうか?」 この視点です。
今日は、ボンヤリした起業アイデアをビジネスモデルに変える要素についてお話したいと思います。
目次
人が行動を起こす根っこがアイデア

起業アイデアは「なぜ、行動を起こすのか?」ここを考えることが大切です。その人の欲求を満たしてあげることが必要不可欠となります。
それが「不安」「不便」「面倒」です。
2つの「F」と1つの「M」に当てはまっているかどうかを見直してみる必要があります。頭文字をとって2つのFと1つのMなんですね。
不安とは
収入・人間関係・健康・仕事・恋愛 等々、日々の生活の中で人が抱え込んでしまう悩みです。これらが無くなると毎日が楽しく、前向きになります。この不安を解消できるビジネスが売れる確率が高いということです。
良く目にするところでは結婚相談所もそうですね。昔ネルトン、今マチコンなどの男女マッチングも出会いのない不安を解消することでビジネスにしています。
不便とは
毎日の生活の中で「なんとかならないかな」「こんなものがあったら良いのになぁ」と思ってしまう欲求です。利用する商品やサービスやそれが当たり前と思っている手続きを利用しやすくできることです。
例えば身近にある缶詰です。子供の頃は缶切りが必須でしたね。でも今はプルトップ缶が増えています。家でもキャンプでも缶切りなしで中身を食べられます。保存食から日常食に転換させることが出来たビジネスモデルです。
面倒とは
その方に変わってやってあげられることです。人は毎日を忙しく過ごしています。仕事・家事・育児・等々です。でも身体は一つですよね。そんなことを代行して上げるということです。
例えば、テレビ番組で人気の”家政婦は見たシリーズ”で目にする風景です。ペットの散歩、今ではそれを専門に代行することもビジネスとして成立しています。
また、芸能人は良く出版します。そこにはビジネスライターの方がいます。インタビューして執筆を代行しています。私の好きな沖縄では観光ビジネスです。中でもダイビング集客代行なんてのも大きなビジネスの一つです。
売れるビジネスは「2F1Mの法則」で考える
売れる起業アイデアとは人の欲求に根差しています。その人の、その欲求を満たしてあげるものが商品サービスです。お客様の満足があなたのビジネスモデルということになります。
売れる商品サービスは「その人の抱える困りごと」にお役に立てるものどうか、この1点です。自分目線ではなく相手目線で出来上がっているかということになります。
起業準備をしている人も、思うように成果が出ないと思う個人事業主の方も、2つのF「不安」「不便」、1つのM「面倒」を考えてみましょう。
あなたのビジネスアイデアは
・だれの困りごとを解消できるのでしょうか?
・その人の欲求を満たせるのでしょうか?
あてはまるかを一度、じっくり考えてみてください。
きっと、自分らしくビジネスを創るヒントが隠れているはずです。
まとめ
起業アイデアに行き詰まった時は、あなたの好きなこと、得意なことで、誰の欲求を満たしてあげることができるのか? ここを考えて見ましょう。
人は「不安」「不便」「面倒」は時間を置かずに「なんとかしたい」と思うものです。それを解決してあげることでビジネスは成立します。お客様に喜ばれ、感謝されて対価を得ることが出来ます。
一度、2F1Mの法則を考えてみたらいかがでしょうか。
それでは、「楽しむ」を大切に