起業1年目から売れる商品をつくる3つのポイント
起業1年目の個人事業主の方も、ゼロイチで起業を志す方も、必ずやぶつかる大きな壁というものがあるのですが、何だと思われますか?
それは起業ネタやアイデアをカタチにする”商品づくりの段階”で出てくるものです。
最近、知り合いの起業家と話しながら、「フムフム、そうだよね」「自分もそうだったね」と二人で納得したことがあります。意外にも、そこに気付かないまま進んでしまう人が多いんです。
今日は、是非とも知っておいて欲しい起業1年目から売れる商品づくりの考え方というお話です。
目次
起業1年目で売れる商品をつくる考え方
起業1年目にみられる傾向は『やりたい仕事の方向性もあって、商品もあるのだけれど、お金にならないようなものに仕上がっている』、こんな感じではないでしょうか?
仕事柄、起業マーケティングをお教えしているのでわかるのですが、商品づくりの壁っていうのが「マネタイズ」です。言葉を変えると「収益化」となります。
当たり前ですが、独立起業って、ご自分でビジネスをするわけなのでお金にならなくては生活できません。
起業ネタやアイデアを出す段階では「あったらいいな」「便利そうだな」と、たくさん出すことは良いのですが、商品づくりの段階では「マネタイズという意識」を持ち込まなくてはいけません。
ところが、すっかり忘れてしまうんです。覚えておきましょうね。
起業1年目でハマる売れない商品の罠
起業して1年目の人に多く見られる共通点があります。私自身、起業したての頃はそうでしたので良くわかります。それが、自分本位で物事を考えてしまうことですね。大事なことはお金を払うのは相手だということです。
例えば、【輝く女性のダイエット&癒しカフェ】みたいなイメージです。ダイエットしながら癒されるカフェ時間が持てるなら、30代半ば過ぎから40代の間で流行りそうかな。
たぶん、ライバルはいないし”自分ならではの市場を独り占め”と考えてしまうものです。とは言え、一抹の不安から「どう、この商品サービス良くない?」と知り合いに質問したりするものです。
でね、どんな応えがあるでしょうか?
きっと、「あったらいいよね」「いいんじゃない」となります。で、いよいよ、それならと自ら落とし穴にハマるわけです(汗)
売れる商品をつくる頭の変換法とは
起業1年目から売れる商品をつくるには視点を変えることです。前述を例にとると、売れない落とし穴にハマってしまうのは、質問の内容に問題があります。
この商品サービス良くない?ではありませんよ。マネタイズを意識することで質問が変わるんです。
大事なことは、こんな商品サービスがあったら「いくら払う?」と聞いてみることです。
周りの人のイイネとお金を払うことは別の問題です。果たして、総論賛成の知り合いは、あなたの商品サービスにお金を払ってくれるでしょうか?
確かに、ダイエットと癒しカフェの一度で二度おいしいは便利ですよね。きっと、低額なものならお付き合いもあるでしょうね。
でも、高額なものなら・・・?
便利かもしれませんが「お金を払うまでのことじゃない」ということです。売れる商品づくりに重要なことは、「あれば便利」ではなく「ないと困る」です。
売れる商品は「ないと困る」を言葉する
起業1年目の商品づくりで大切なことは、「ないと困る」を言葉にすることです。つまり、「悩みの解決が商品サービス」となりますね。
「誰のどんな悩みを解決するのか?」これを言葉に置き換えることが商品サービスのイメージです。そして言葉に出来たら、その悩みは「お金を払ってでも解決したいものなのか?」ここのところを考えることが大切になりますね。
「便利なもの」って、その人にとって、どうしても欲しいものではないかもしれません。だって、我慢できますからね。
前述の例でいうと、ダイエットトレーニングをして癒しの時間が得られたら、気持は休まるかもしれませんが、それは「みんながイイネの総論」です。
プラスの願望を叶えることは先延ばしできますが、マイナスの悩みを無くす気持ちは先延ばしできません。つまり、癒しカフェは要らないんです。
売れる商品は3つの答えでつくられる
起業してお仕事が成功している人は、間違いなく3つのことを明確な言葉にしています。だから、商品は魅力的で欲しいと思われるわけです。
元来、人は苦痛から逃れることにお金を払うことを優先します。つまり、あなたの商品サービスが無いと、どんな苦痛が続くのか? を考える必要があるんです。
そのためには、3つのことを明確にして行きましょう。
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・その苦痛を無くしたい人は誰なのか?
・その苦痛が無くなればどうなれるのか?
・その苦痛を取り除くあなたの方法は?
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起業1年目で売れる商品をつくる鉄則です。
前述の輝く女性とは、どうなることなのか? そうなるダイエット方法とは何なのか? ここに焦点を当てましょう。
まとめ
起業1年目から売れる商品をつくるには「あなたの商品サービスがないとすごく困る人」がいる。その人は「どんな人?」か、を定めましょう。
そして、その人の苦痛を取り除くには、「あなたの商品サービスしかない」というところまで絞ることが出来れば「売れる商品」になるものです。
3つのポイントを突き詰めて言葉にし、お役立ち情報として発信することで、起業は1年目から回り始めるものです。是非、考えてみてくださいね。
それでは「楽しむ」を大切に^^
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