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起業初心者でセールス苦手でも望む成果は手に入る理由

“話し上手な人はセールスが出来る人”なんて思っていませんか? 起業したけれど、話し下手でセンスは無いし、セールスは苦手と思っている人は多いものですね。

でも、これって大きな勘違いです。

先日、会社員時代の友人と久しぶりに食事をしたのですが、話題の中心は起業のアルアル話。彼は技術畑で話し下手、セールスが苦手と思っていたそうです。

ところが、実際に起業してみれば、そうではなかった。なんと3年で億越えしてしまったんです。

今日は「起業初心者でセールス苦手でも望む成果は手に入る理由」をお伝えしたいと思います。

セールスが出来る人ってどんな人?

起業すれば、話し下手でセールスが苦手と思っても避けては通れませんね。自分の商品が高単価であれば、なおさら、そのように感じてしまうものです。

じゃぁ、「話し上手」は「セールスがうまいのか?」と言われれば、それはイコールではありません。安価にしたから言っても売れるとは限りません。

セールスが出来る人は、相手と同じ目線になれる人ですね。

・相手と向き合える人
・相手の話を聴ける人
・相手目線で話せる人

相手の説得ではなく納得となります。どんなに話しが上手でも「聴く力」がなければ、セールスはうまくいきません。話し上手にありがちなことは、自分中心で、相手から見ると押しつけ感を感じてしまう場合が多いものです。

起業初心者で話し下手でも、相手の話しを聴くという気持ちで、相手と向き合えばセールスはうまくいくものです。

私は会社員時代、話し上手な人は、説得するのもうまい人なんて思っていました。営業畑だったからセールスは、なんとかなるなんて気持ちがありました。

ところが、起業して半年くらいは、まぁ、売れませんでしたよ。もう開店休業ですね(笑)。でね、”話し方セミナー”にも参加しました。当然、講師は話しがうまい。ところが、セールスは得意ですか?と質問すると、意外にも苦手と答えが返ってきました。

「話し上手な人=セールスがうまい人」ではないとういうことですね。

セールスは「話の上手い下手」「センスのあり無し」ではありません。真摯に相手と向き合う気持ちを大切にしていきましょう。

セールスが出来る人は自分と向き合える人

セールス苦手な人の多くは、話し下手というよりも、「自分の価値を認めることができていない状態」になっている傾向があるものです。

・話し下手でセンスなんてないから嫌われたらどうしよう
・現在のスキルレベルでお金をもらうのは気がひける
・セールス経験なんてないから出来るは思えない
・実力や実績がないから買ってくれないと感じている
・商品の価格を提示して断られたらどうしよう

この状態でセールスしても不安な気持ちは相手にも伝わります。

あなたなら、自信のない人から買いたいと思いますか?

たぶん、買わないように思います。セールスする前の「セルフイメージ=自分の心の持ち方」で、すでに「売れない自分」になっている、というわけです。

セールスがうまくいかない原因は自分のせい?

セールスがうまくいかないと『自分が原因=自分のせいだ』と考えてしまいがちです。しかしながら「原因」と「自分」は、まったく別のものとなります。

大事なことは「原因」と「自分」を切り離して考えることです。

・相手は、初めから買うつもりが無かった
・相手は、今、買うタイミングではなかった

のかもしれませんね。

もう一つ言うとね、「売れなかった原因」を追究してばかりでは、セルフイメージは上がりません。「どこを改善すれば良いのか」という視点を意識すると、自然に気持ちは前向くものです。

セールスが出来る人は相手のストレスと向き合える人

セールスは自分だけではなく、「相手」にもストレスがあると考えたことはあるでしょうか?

自分だけがストレスを感じているのではなく、相手だってストレスを感じています。それが3つのことです。

・本当にこの商品で大丈夫かな
・それなりに高価なものだしな
・自分の理想に向かって行けるのかな

相手のストレスと向き合うということは、「相手が望む未来に向けて動きだせる」ようにしてあげるということです。だからこそ、3つの答えを用意してあげましょうね。

相手のストレスを置き去りにしたままで、「魅力的な商品」と言っても、「素晴らしい理念」を掲げても、セールスはうまくいくはずはありません。

相手のストレスと向き合うということは、自分が望む成果を手に入れることなんです。

セールスは考え方で結果が変わる

セールスは考え方で結果が大きく変わるものです。それをマインドセットと呼びます。「ものごと」に対する考え方です。

例えば、「セールスは押し売り感があって苦手」のような意識があれば、どうなるでしょうか?

言葉や行動が消極的になりますね。すると、それは相手に伝わります。それが伝われば、相手は「本当に大丈夫かな?」という気持ちになってしまうものです。

だから、望む結果は得られません。セールスする前から「考え方」が「結果」を決めてしまっているわけですね。

これでは、自分だけでなく、相手にとっても、「望む未来は手に入らない」ということになってしまいます。だからね、「相手の役に立つ」という考え方に換われば、セールスは「お互いを幸せにするもの」となります。

きっと、望む結果は得られるでしょうし、仕事は楽しいと思えてくるものです。

まとめ

起業してもセールスが苦手いう人は少なくありません。でも、それは「話し下手」「センスが無い」からではありません。「自分の思い込み」×「相手との向き合い方」が原因である場合が多いものです。

・自分の価値を認めることができていない状態になっている
・相手にもストレスがあるのにそれを置き去りにしている
・セールスに対する考え方がネガティブになっている

セールスする前段階で、すでに「うまくいかない自分」になってしまっています。そうならないためには、自分は「相手の役に立てる」、この一点に目を向けてください。

「相手が望む未来の実現」は「自分が幸せになる未来の実現」につながっています。相手が想う価値と自分が提供する価値の等価交換です。

お互いを幸せにするもの、それがセールスなんです。

それでは、「楽しむ」を大切に