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【一人起業の絶対ルール】売れるビジネスの優先順位とは

“快楽と痛みの法則”ってご存じですか?一人起業する上で、とっても大事な考え方です。売れるビジネスの優先順位とも置き換えることができます。

お仕事を軌道に乗せる基準となるものです。

この「快楽と痛みをきちんと捉えているかどうか?」これがビジネスを左右して行きます。ここを取り違えてしまうと、なかなか成果には結びつかないものです。

今日は、【一人起業のルール】売れるビジネスの優先順位についてのお話となります。

一人起業に大切な快楽と痛みの法則

快楽と痛みの法則とは「一人起業を最短で軌道に乗せるための考え方」です。知っているようで忘れてしまいがちなビジネスの始点となります。

もし、「ビジネスが上手く行く条件ってなに」と質問されたら、どのように答えますか?

起業している人も、準備中の人も、ここがボンヤリとしている人は少なくありません。それは、「その人の欲求を満たすこと」です。

心理学者のフロイトは、人間の心の第一要素は「イド」だと言っています。人が本質的に持っている本能的な衝動、「人は快楽を求め苦痛を避けようとする欲求」です。

これが「快楽と痛みの法則」、一人起業を軌道に乗せる条件となります。

最速でビジネスが軌道に乗る優先順位

一人起業を軌道に乗せる条件とは「快楽を求める」「苦痛を避ける」、2つの欲求を満たしてあげるということです。

では、ここで質問ですが、「ビジネスになりやすい」のは、どちらの欲求を満たすことでしょうか?

なんとなく想像できるかと思いますが、それは「痛み」に対する欲求を満たすことです。しかしながら、重要なことは答えではなく、「なぜ、痛み?」この理由になります。

例えば、ホワイトニングで歯医者を訪れる独身男性は、印象度がアップすれば「モテるキッカケになるかも!?」と考えているかもしれませんね。つまり、ホワイトニングは「快楽を求める欲求」です。

その一方で虫歯で歯医者を訪れる男性は「もう辛抱たまらん!」と思っています。この場合、虫歯治療は「苦痛を避ける欲求」となります。

おわかりのとおり、ホワイトニングは待つことが出来ます。でもですよ、虫歯は待てませんよね

早くなんとかしたい!のです。“苦痛を避けたいは快楽を得たいよりも強い” となります。

一人起業してビジネスを最速で軌道に乗せたいのであれば、「苦痛を避ける欲求」を満たしてあげることが売れやすいわけです。

売れるビジネスに求められる要件

一人起業に大切な条件は「苦痛を避ける欲求を満たしてあげること」とお伝えしました。しかしながら、「何が、その人の”苦痛”なのか」を知らなくては満たしてあげることはできませんよね。

売れるビジネスに求められる要件とは、「その人の困りごと」を知ることが重要になるわけです。

あなたは「お客様になる人の困りごと」をいくつ書き出せますか?

こんな質問をすると、すぐに5個はいけるよ。いやいや10個はいける。なんて声が聞こえてきそうですが、全然、足りません。

少なくとも50個以上は書き出して欲しいところです。本気で言うと100個でしょうかね ;^^)

その人の「困りごと=苦痛を避ける欲求」を知り尽くして、「なかでも、これなら!」と、「解決」すればビジネスとなります。

その方法が、あなたの経験で得たこと・学んだことであり、武器となるわけです。

苦痛を避ける欲求を満たせばビジネスになる

一人起業してビジネスで大成功を収めた例を出して説明したいと思います。一代で財閥を築いた日本のセメント王こと浅野総一郎氏(1930年没)です。

裸一貫、富山から上京。毎日毎日、足を棒にして、稼ぐネタを探し回っても見つからない。何を、どうすれば?と悩んでいたところ、ある光景が浮かんだ。

当時、夏場の湯島では、大八車で材木や庭石を積んで坂道を登っている。登り切ってはフウフウと、みんなが汗を拭いている。

そこで、考えたのが水売り。早速、桶(オケ)と柄杓(ヒシャク)を用意して「冷たい水、冷たい水はいかが~」と売り歩いたわけですね。

「坂下の“お茶の水”ではただの水」が「坂上の“湯島”では売れる水」になる。何度も水を汲みに坂下へ、そして坂の上で売りました。これが一代で財閥を築いた浅野王のスタートです。

あなたが”提供する価値”は何ですか?

一人起業して”あなたが提供する価値”は、誰のための、苦痛を取り除くものでしょうか?

待てない苦痛を取り除くからビジネスのスピードは上がります。前述の浅野総一郎氏も喉が渇いてたまらない苦痛を想像し、今すぐ、冷たい水が飲める未来を言葉にして伝えた結果、水が飛ぶように売れたのです。

「快楽と痛みの法則」の通り、“すぐにでも手に入れたい”。だから、上手く行きました。売れるビジネスとは、「その人の困りごとを解決することで、その人の未来を実現すること」となります。

例えば、合コンに参加する独身男性は、「可愛い彼女をゲットする未来」への投資となります。

結婚記念日にケーキを買って帰る旦那さんは、日頃は何もしてあげられない。でも、この日こそはと「奥さんの喜ぶ顔が見られる未来」を買ったわけです。

一人起業して稼ぐ力を身に付けたいのであれば、「あなたの提供する価値」で「お客様の未来をしっかり考える」ことを大事にしていきましょうね。

原理原則に従うことがビジネス成功の最短距離

一人起業する人の多くはビジネスノウハウに目が行きがちです。とても重要なことですが、それが1番ではありません。

少しでも早く売上が欲しいという気持ちは押さえて、「快楽と痛みの法則」の通り、「苦痛を避ける欲求」を満たすことを考えましょう。

ビジネスって、悩みと理想で出来ています。「あなたが提供する価値を、誰に届けるのか」起業の土台をきちんと定めることです。

それが働き方の軸になればコンセプトになります。言葉になればキャッチフレーズです。これを起業する上での「あり方」と言います。

そしてコンセプトがカタチになれば商品です。伝えることで集客となります。これはビジネスノウハウ「やり方」です。

起業は「”あり方”あっての”やり方”」となります。原理原則です。

あり方からやり方へと全部がつながっているわけです。だから、この順番を間違えていると、なかなか成果が出ないとなってしまいます。

ここを勘違いしないようにしていきましょう。

まとめ

「快楽と痛みの法則」とは、一人起業を軌道に乗せるスタートラインとなります。それは、ビジネスは悩みと理想で出来ているからです。

あなたの価値を誰に届けるのか?

ここが定まるからこそ、ノウハウは活きてくるものです。「あり方」あっての「やり方」、ビジネスが上手く行くための絶対ルールとなります。

慌てず、着実に進んで行きましょうね。結果として、それが安定したビジネスにつながって行きます。

それでは「楽しむ」を大切に


《「将来の不安を夢中な毎日に変えた経験」から学んだ「ひとり起業」が上手くいく考え方や方法をギュッギュッとまとめてお伝えします》