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起業準備に失敗しない7割思考とは

こんにちは、起想塾の相曽(アイソ)です。

最近、ふと頭をよぎった会社員時代の苦い思い出があります。500人の基調講演の司会でしどろもどろ、頭の中が真っ白になってしまったことです。

その原因って何だと思いますか?

なんとなく想像がつきますよね。それは台本を丸暗記したことです。たった一言に詰まったおかげで、全てが飛んでしまったんですね。1年を通しての最大イベント、会場は名古屋ヒルトン、完璧に話そうと思うあまりに丸暗記したことが原因です。

この「完璧思考」が大間違え、自分の言葉でやればよかったのです。

今日は「完璧思考は起業準備の手を止める」ということをお伝えしたいと思います。

【目次】

起業は「完璧思考」を辞めれば上手く行く

起業準備も最終段階になるとホームページ作成に取り組みますね。24時間365日動いてくれる自分のお店は重要です。デザインを考え、商品・サービスを整えるには、時間と労力がかかるものです。

もし、気付いたらオープン予定日に全ての商品がそろわなかった。不完全な状態の時、あなたは延期しますか?

正解はオープンすることです。延期と思った方は「完璧思考」の人のように思います。確かに、商品・サービスを全て揃えてからと思いがちです。しかしながら、必要なことは何でしょうか?

それは「知ってもらわなければ始まらない」ことです。たまたま検索したら出てきた。ちょっと気になった。きっと覗くはずです。完璧思考で延期していたら見てもらうことすらできません。そもそも検索してもできません。

私は知ってもらうことを優先し70%でオープンしました。そうすると、どうなったか。たまたま、通りかかる人もいるんです。いきなり、覗いてくれて無料で提供している商品にお申込みいただきました。完璧思考だったら知ってもらうことはなかったはずです。

最初から完璧なものなんてありません。常に改善するから良くなっていきます。覗いてくれた人がリピートしてもらえるように手を止めることなく改善することが重要です。

完璧思考は勘違いを生み出す訳

起業に大切なことは「お客様の視点」です。ところが、完璧思考は「勝手な思い込みの壁」を高くするだけかもしれませんね。

あなたが考えるほど完璧でなくても、お客様は喜んでくれるのではないでしょうか? そもそも「完璧な状態」なんてものは、自分からは見えないものです。自分の30%は、お客様の80%かもしれません。評価はお客様が決めるのです。

だからね、完璧にしたいと思う気持ちは捨てましょう。「要らぬお節介」なることだって出てくるものです。最低限の必要なことにプラス要素があれば「やってみること」です。「ヨシ、これなら」と思っても、お客様の反応は鈍い。自己満足じゃないかと思うことも良くあるものです。

先日、起業したばかりのセラピストの女性とお会いする機会がありました。その人のホームページを拝見しながら「ここイイね」「素晴らしいなぁ」と言ったら「そうですかぁ・・・?」です。その女性の予想外のポイントだったんですね。自分の評価と相手の評価は違うということです。

お客様の想いを練ること起業には大切なことです。でもね、あなたの気持ちとは裏腹に、お客様は「アッこれ」っと思っているのかもしれません。案外、お客様に響いているのではないかと思います。

70%と出来たら気持ちをリリースする

完璧思考は重荷になるものです。考えるあまりに「どうすれば?」とモチベーションはダダ下がり、起業準備の手を止めてしまいます。

私自身、セミナーや講座など、商品サービスは改善の余地があると思っています。当然ながら、学ぶこともしますし、参考にするライバルの商品もあります。そして、70%思考で腑に落ちたらやることにしています。お客様の表情を見ながら、アンケートを見ながら「もっと役に立つポイントを見直しています。地味な作業ですが、それが商品サービスを良くする近道だと信じています。

ビジネスとは価値を届けることです。それは商品サービスとなります。価値を高めるには、お客様のフィードバックがあってこそだと思っています。

最初から完璧なものなどあり得ません。質を上げたいと思う気持ちだけが先立つと完璧思考になります。でもね、商品サービスの質を高めるには、あなたが現在提供できる商品サービスを早く市場に出してみることです。

完璧思考は、それを遅らせるだけです。7割思考で気持ちをリリースしていく、これが大切なことではないでしょうか。

それでは「楽しむ」を大切に

 

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