40代会社員の毎日「辛い」が「楽しい」に変わる働き方の選択肢が起業である理由
先日、街中で出勤途中のサラリーマンとぶつかりそうになりました。年の頃は40代後半くらい、うつむき加減で気力なさそうに歩いていた。そんな姿を目で追いながら、起業前のモヤモヤしていた時代の自分が浮かんできました。
どうして、40代になると毎日が「辛い」と感じるサラリーマンが増えてくるんでしょうね。ミドルエイジクライシスなんて言葉もあるくらいです。
今日は、そんな40代の働き方の選択肢について考えてみたいと思います。
40代会社員の辛いはバケツが溢れるから
結論から言えば、きっと「調整力」って言う自分のバケツが溢れてしまったからと思うんです。会社員も40代に入ると、管理職になる方も多いかと思います。その時は、やったぞ! とやる気満々です。やりがいスイッチがオン。でも、しばらくすると立場の大変さに気付き始めます。やる気と合わせて、責任と言う重圧をもらっています。重要な仕事を任されるケースが増えきます。
毎朝出社し、パソコンを開けば、軽くメールが50通以上。当然ながら部下の仕事をチェックします。会議に顔を出すと関連部署からの電話が鳴る。社内・社外でもみんな好き勝手なことを言ってくる、疲れたと思う間もなく上司に呼びだれる、などストレスが溜まりますよね。次第に「やる気」が「ウンザリ」に変わるのではないでしょうか。それでいて、求められるのは、「結果」だけです。
それが、サラリーマンだよと言う人もいるでしょうが、人には、それぞれ受け入れるバケツの大きさが違います。調整力っていうバケツがあります。溢れてしまえば、「辛い」だけが残ってしまいます。そんなとき、今の環境が変われば、良くなるかもしれないなんて希望的観測から転職・起業を考えたりします。
会社員時代、私の同僚も部長から降格、1年後に転職しました。新しい環境であれば、また、やりがいが生まれると思ったのでしょう。でも、違っていましたね。結果は、同じ状態です。2年後に、その会社も退職しました。
会社員で居る限り、好き嫌いを問わずして人間関係の調整、数値評価が発生します。一度、自分の中に入り込んだ問題は、解消されない限りずっと続きます。のどに引っかかった魚の骨みたいな感じですね。その状態から抜け出せないんです。他人がつくった環境では、モヤモヤ状態は繰り返すと言うことです。
40代の「辛い」が「楽しい」に変わる方法
。第三者に言われて「ナルホド」とおもったことはありませんか? 人は自分の魅力とか強みには、なかなか気が付かないものです。第三者に言われて「ナルホド」と気付くことが少なくありません。40代で転職? 起業? は人生の大きな分かれ道となります。
人生後半戦こそ本番です。これからも長く続いて行きます。一度、立ち止まって、こんなことをやってみるのはいかがでしょうか。
期限を決めて、好きなこと、やってみたいことを探してみてはいかがでしょうか。
辛い、苦しいと嘆くのではなく、1ケ月だけと決めれば我慢も出来るでしょう。一度、本気で好きなことを見つけるために行動してみてください。好きなことをやるのに「辛い」なんて言葉はありませんね。趣味を徹底して深堀してみることもいいですね。面白そうだと感じた方の講演を聞いてみるのもいいでしょう。必ず、ハッと気付くものが出てきます。
第三者の言葉・経験が自分に重なった時、コレだって気が付きます。そして、なぜ、共感したのかを自分に質問してください。その答えこそが「夢中になれる働き方の源泉」です。一歩踏み出すことが大切なんです。きっと1年後には辛く苦しんでいたことが懐かしいと思える自分がいます。その先には、ワクワクするような人生が待っています。
考えているだけでは何も変化は起きません。あなたの未来は、他人がつくるわけではありませんよね。あなた自身がつくっていきます。「辛い、だから環境を変える」ではありません。「楽しい、だから環境を創る」です。そこにあるものが「自分で舵取る人生」、起業と言う選択肢です。
それでは、「楽しむ」を大切に